ウクレレとSwing(スヰング)音盤

ブログは「ほぼ隔週月曜更新」を目安に、のんびりやっています。レコードやCDはすべて趣味で集めたもので販売はしていません。

Moon of Manakoora (2005) / Janet Seidel

2024年06月17日 | World Ukulele
ウクレレをフィーチャーしたスヰングな女性歌手で名がジャネットと言えばジャネット・クラインばかりでなく、このオーストラリアのヴォーカル/ピアニスト、ジャネット・セイデルのアルバムも外せない一枚だ。グループのギタリスト、チャック・モーガンが全編でセンスの良い達者なジャズ・ウクレレを披露しているばかりでなく、ヴォーカル・アルバムとしても極めて内容がよく、“スイング・ジャーナル”誌のヴォーカル・チャートで3ヶ月連続の1位に輝き、一躍脚光を浴び異例のロング・セラーとなった。 日本では2005年のリリースに続き、2012年にも再発されている。

ジャネット・セイデル自身は本作以前から日本各地で催されるジャズ・フェスティバルやクラブ・サーキットなどで実績があり、どうやら本盤も日本マーケット先行で制作され、追って本国でもリリースされたらしい。わが国では本盤のヒットで一気に知名度をコアなジャズ・ヴォーカルのリスナー層以外にも広げた。

1 When Lights Are Low    
2 No Moon At All
3 Twilight Time
4 Delicado
5 Breeze
6 Till There Was You
7 The Moon Of Manakoora
8 Don't Be That Way
9 Tres Palabras
10 Deep Purple
11 Linger Awhile
12 Dream A Little Dream Of Me
13 April In Portugal
14 Falling In Love Again
15 Whispering

プロデュース:David Seidel
録音は2005年オーストラリア・シドニー 

Chuck Morgan on ukulele and guitars
David Seidel on bass
Billy Ross and Laurie Bennett on drums and percussion

ジャネット女史は本作などで知名度を広げ人気も高く、まだまだ活躍が期待されたが、2017年に62歳で病に倒れ惜しまれつつ帰らぬ人となった。なんと続いて翌2018年には本作でゴキゲンなジャズ・ウクレレを聴かせてくれたチャック・モーガン氏まで66歳で鬼籍に入ってしまう。



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Live At The Warner Grand Theatre (2011) / Bill Tapia

2024年06月03日 | Hawaiian Ukulele
2011年リリース、"世界最高齢のプロ・ミュージシャン"ビル・タピア翁の3枚目のライヴ盤(本国アメリカでは二枚目)。Paniolo Productionsからのリリース。ジャケットでビル翁が抱える深紅のテナー・ウクレレはホノルルにあるLymana Ukuleleというウクレレ工房が制作した"ビル・タピア・モデル"のテナー・ウクレレ(BILL TAPIA'S RED UKULELE )。

本作は2007年11月18日にカリフォルニア州サンペドロのWarner Grand Theatreで開催された、ビル翁の100歳をお祝いするバースデイ・コンサートの実況録音盤。会場の1500席は満員の観衆で埋まったという。ビル翁のウクレレとヴォーカルに加え、演奏メンバーはEarl Allen(guitar), Frank DeVito(drums),Kristian Korb(bass & vocal)というジャズ・シーンのメンバーにバックアップされ、今回もジャズ・スタンダードやハワイのハパ・ハオレをスインギーに聴かせている。ゲストにAbe Lagrimas Jr.(ゲスト=ビブラフォン on トラック5.)が参加。

01. My Little Grass Shack in Kealakekua, Hawaii    
02. East of the Sun (West of the Moon)
03. Crazy
04. 'Deed I Do
05. The Nearness of You
06. All of Me
07. Manuela Boy
08. Perdido
09. I'm Gonna Sit Right Down and Write Myself a Letter
10. I Want to Learn to Speak Hawaiian
11. It's a Wonderful World
12. Oh, Lady Be Good!
13. Happy Tappy Birthday
14. Young at Heart

2010年2月10日、アロハタワー・マーケットプレイスで開催された「一夜限りの4大巨匠ウクレレライブ〜UKULELE LEGENDS IN CONCERT」に出演予定だったが体調を崩し、急遽インターネットでの遠隔出演となった際の映像が日本でリリースされたDVDに残っている。そして本作がリリースされた同じ年の年末、2011年12月2日、スヰング・ウクレレの巨星ビル・タピア翁は103歳で大往生を遂げた。104歳の誕生日を迎える1か月前の事であった。

スリーブの内ポケットにブックレットが付属している。


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