
オリジナル盤(LP)のリリース元はMusic Of Polynesia Inc。正確な制作年度は不明だが、カタログナンバー前後から推測して1970年代にリリースされた作品であろう。90年代に写真のようなデジタル・グラフィックのジャケットデザインに差し替えられCD化されたが、本来は70年代らしいかわいらしいウクレレが描かれたイラストのジャケットデザインにレコードが収められていた立派なウクレレ音盤であった。
本盤のプロデューサーはMusic Of Polynesiaの設立者でもあるJack de Mello。この人のご子息がJon de Melloで、Israel Kamakawiwo'oleのプロデューサーとして知られ、レコード会社Mountain Appleのオーナー。この流れでCD盤のリリース元はIsrael Kamakawiwo'oleの諸作品で知られるハワイ音楽の大手レーベルMountain Appleとなった次第。父親からレコード会社の版権を譲り受けたのだろう。
Don Baduriaについては既に拙稿にて50年代の作品とされる最初のアルバム『Don Baduria - Worlds Greatest Ukulele Stylest』を紹介済だが、オータサンよりひとつ上の世代に当たり、1956年と57年にエド・サリヴァン・ショーに出演。アメリカ空軍バンドの一座に加わり世界ツアーに二度参加。その後の活動については不明だがプロデューサーJack de Melloの音楽イベントにゲストとして数回出演した後、約20年のブランクを経た二枚目のアルバムとして満を持して本作の制作に入ったようだ。演奏に衰えがないばかりか、最初の吹込みよりも遥かに演奏が洗練されて聴こえるので、レコーディングの無い期間も演奏活動は何らかの形で続けていたのだろう。
1 Pearly Shells
2 Na Ka Pueo (The Owl)
3 Sweet Leilani
4 Little Grass Shack
5 Hukilau Song
6 Hilo March
7 Yellow Bird
8 Little Brown Gal
9 My Dog Has Fleas
10 Beyond The Reef
11 Planting Rice
12 On The Beach At Waikiki
演奏メンバーについては不明だが、ハワイアン・パーカッション、エレキベース、ギターからなるバンドがバックを付けているが、全曲でDon Baduriaがメロディとコードを巧みに弾き分けている。楽曲はウクレレで取り上げらえる事の多いハワイ音楽が並び、ウクレレのレパートリー集といった趣だ。そのためハワイの土産物店などでもかつてはよく目にした気もするが、実はハワイのレジェンド級ウクレレ・プレイヤーによる貴重な復帰作なのであった。

本盤のプロデューサーはMusic Of Polynesiaの設立者でもあるJack de Mello。この人のご子息がJon de Melloで、Israel Kamakawiwo'oleのプロデューサーとして知られ、レコード会社Mountain Appleのオーナー。この流れでCD盤のリリース元はIsrael Kamakawiwo'oleの諸作品で知られるハワイ音楽の大手レーベルMountain Appleとなった次第。父親からレコード会社の版権を譲り受けたのだろう。
Don Baduriaについては既に拙稿にて50年代の作品とされる最初のアルバム『Don Baduria - Worlds Greatest Ukulele Stylest』を紹介済だが、オータサンよりひとつ上の世代に当たり、1956年と57年にエド・サリヴァン・ショーに出演。アメリカ空軍バンドの一座に加わり世界ツアーに二度参加。その後の活動については不明だがプロデューサーJack de Melloの音楽イベントにゲストとして数回出演した後、約20年のブランクを経た二枚目のアルバムとして満を持して本作の制作に入ったようだ。演奏に衰えがないばかりか、最初の吹込みよりも遥かに演奏が洗練されて聴こえるので、レコーディングの無い期間も演奏活動は何らかの形で続けていたのだろう。
1 Pearly Shells
2 Na Ka Pueo (The Owl)
3 Sweet Leilani
4 Little Grass Shack
5 Hukilau Song
6 Hilo March
7 Yellow Bird
8 Little Brown Gal
9 My Dog Has Fleas
10 Beyond The Reef
11 Planting Rice
12 On The Beach At Waikiki
演奏メンバーについては不明だが、ハワイアン・パーカッション、エレキベース、ギターからなるバンドがバックを付けているが、全曲でDon Baduriaがメロディとコードを巧みに弾き分けている。楽曲はウクレレで取り上げらえる事の多いハワイ音楽が並び、ウクレレのレパートリー集といった趣だ。そのためハワイの土産物店などでもかつてはよく目にした気もするが、実はハワイのレジェンド級ウクレレ・プレイヤーによる貴重な復帰作なのであった。

