明日は明日の風が吹いたら私が儲かる

作詞、短歌、川柳、俳句などに目覚めたユリシーズのたわいない日記。
主に言葉のことに関して書き連ねてみます。

詩 『心の家』

2012年05月12日 21時31分35秒 | そのほかの文芸
『心の家』



笑顔 声 指先 涙 耳たぶ まつげ 髪の毛 言葉

たくさんの断片が降り積もって
気づいたら君が僕の心の中に住んでいた

出来るだけ居心地良くするから
ずっとここに居てくれないかな?

たまにはぐらぐら揺れて
怖い思いさせるけど
それは君の存在に揺り動かされてるんだよ

君のためになら
雨露をしのぐ屋根になるし
風をふせぐ壁になる
寒い夜は毛布になるし
暗闇を照らすランプにもなる

花園だって作るよ
そこに『愛』という花を咲かせて
毎日一つずつ君にあげる



だからどうか『うん』と言っておくれ
君のその言葉が聞けるだけで僕は幸せなのだから


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