展開は向いたけど

先週土曜の中京、伊賀Sに出走したビオグラフィアは7着に終わりました。

9番人気でコンマ5秒差の7着ですから頑張った部類なのでしょうが、良馬場、差しが決まるレース展開を考えたらちょっと勿体なかったですね。

スタートは決まったものの馬なりで下げていき、後方まで下がったところでようやく内めに。直線で前が壁になりイン突きは難しいと進路を外に向けたものの、ちょうど馬群の外まで出したタイミングでさらに外から被される格好になってました。それでもジワジワと脚は伸ばしてはきましたが上位には届かないままのゴール。

大外枠が響きましたね。

内に潜り込み脚を溜めてそれを一瞬のキレに活かすのが好走パターンでしたから、それが出来ない時点で苦しくなりました。

ただ、これだけの差し馬展開で前が詰まって脚は溜まってたはずで、それでもゴール前急襲という脚ではなかったので1400m向きの決め手には欠くのかもしれません。やはりベストは1700mなのでしょうね。

小回り対応ができる馬ですから、これでまた除外などの番組選びで苦心するなら地方転籍も視野に入れてほしいところなんですけどね。

マイル前後の番組が充実しているし、得てして地方に行くとベースの関係で距離が1ハロンくらい余分にもったりしますから、1400～1800mなら番組からも南関はピッタリなのですが。

除外のあった中で上手に仕上げてくださったので厩舎に注文はないのですけど、やはりJRAの準OPでは少し足りないのかもと再認識する内容でもありました。

関西馬だし難しいかなあ。