昨日は仕事が休みということで、近場ですがあちこちと出掛けてました。
そのうちの一つが銀行のATMでして、週末のレースに備えてPAT口座にガツンと入金...ではなくて月末のキャロットの馬代金引き落としに備えた資金移動をしてきました。
一昨年の現3歳世代ほどではありませんが、なかなかインパクトのある金額なもので、その辺りを踏まえてこっちに移しておくか~って感じの措置。でも、資金を移さなくても残高が足りなくなるわけではないので、おそらく合理的な思考の持ち主ならば、それって意味なくね?とか言われそうですが(笑)
地方のPAT発売のない週でもあり帰宅後は暇でしたので、ふと一口馬主に充てている予算について考えたりもしていました。
私の場合はキャロットとG1を合わせてこのくらいかなあと、おおまかな金額は意識していますが多少増えても構わないやという幅をかなりもたせています。
理由はキャロット会員ならご存じでしょうけど、最優先や一般で希望通りに出資が叶いにくいからで、取れる取れないで支払い額がガラッと変わるためです。
参考までにここ5年の1次募集での申し込みの結果は、
2019年産 2頭(理想は5頭)
2020年産 2頭(5頭)
2021年産 12頭(7頭)
2022年産 6頭(7頭)
2023年産 7頭(7頭)
※募集中止を含む
となっていまして、2019年産と2020年産は予算を大きく下回り、2021年産は一転して大幅に予算オーバー。まあ、ここの3年間を平均化するといい塩梅とも読み取れますが(笑)
ちなみに去年と今年は頭数こそ理想に近い形で取れていますが、金額的には去年が高額馬が外れまくったので予算をかなり下回り、逆に今年は高額馬ばかり当たったのでかなりの予算オーバーです。
キャロットの一般抽選が2020年産頃まで当選確率が年を追う毎に下がっていき、近年の値上げの結果、一昨年あたりから当選確率は少しずつ上がってきた印象です。
去年や今年はたまたま希望に合致した頭数を確保できていますが、いわゆる票読みが上手くいってるのかは正直わかりませんね。
一般申込の当選確率が総じて低いことから考えると、キャロットは特に希望頭数や予算とその結果が乖離しやすいクラブなのは間違いありません。その点は居心地のいいクラブと評価が高いキャロットの数少ない欠点でしょう。
大抵のクラブと同様にキャロットでも申し込みの結果、出資が叶った馬のキャンセルはご法度。クラブサイドとしては闇雲に申し込みをさせないプレッシャーをかけているわけですが、いまのキャロットでは一般の当選確率が低すぎてこれが予算や頭数に縛りを設けている人にとって悩みの種でしょう。
一口馬主なんて資金に余裕のある奴がやるもので、余裕のない奴が手を出す趣味じゃない。
口の悪い人はきっとこう突き放すでしょうし、実際その通りなんだと思います。少ないお小遣いを貯めて資金カツカツでやるものじゃない。それは一口馬主が夢は追えるけども投下した資金の回収が非常に難しいゆえ、カツカツでは精神衛生上よろしくなく、資金面の余裕のなさが馬や騎手、厩舎や牧場、クラブといった携わっている人たちに対して攻撃的になるきっかけになりやすいからです。
お金の恨みはほんと恐ろしいからねえ。
ただ、一口馬主を息長く楽しむためには、一定の頭数確保も必要なんですよね。人によりけりですが、順調さを欠く馬が一定割合いることを踏まえたら一世代で2~3頭は持つべきだというのが私の持論。
そこで仮にキャロットで3頭取りたいとして、予算を1口10万円で計30万円とします。最優先で1頭確保するとして、あと2頭を一般で確保するには一般に何頭申し込めばいいでしょうか?
1次で売れ残る不人気馬を選ばないとするならば、私だったら9~10頭に申し込みます。
でも、票読みが拙かったり、クジ運がやたら良かったりすると一般だけで4~5頭取れてしまうこともあり得るでしょう。
3頭の頭数も30万円の予算も絶対に超えたらアカンという縛りのある人にとっては、一般で5頭に申し込むのも勇気がいるはず。
そうかといって募集時に頭数や予算の希望なんて書かせるものなら、何でもかんでも申し込む層が増え当選確率がさらに下がる上にクラブが確認作業で煩雑になるだけで本末転倒。そんなことはクラブがするはずもありません。
なので、現状のキャロットは1頭入魂で最優先に全てを賭けるか、いわゆる絨毯と呼ばれる多頭数の申し込みで予算に幅を持たせて何頭取れるかは運任せとするかのどちらかに寄せている人に向いているクラブなのかもしれません。
入会した当時の私がまさにそうでしたが、予算を20万円くらいに置いて1口10万の馬を1頭に5万の馬を2頭を狙い済まして3の3で取る、なんてやり方はもはや無理。まあ値上げもしているから金額的にも難しいでしょうが。
渾身の1頭は引きの弱い私には心細いから渾身の3頭とかで勝負したいのですが(笑)、それを叶えるにはクラブを2つ3つ掛け持ちするくらいしか方法がないのかなあ。
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