既にデビューしているカスティーリャはリリーバレーで夏休みを取りつつ、秋に向けて至極順調に過ごせているんですけど、他の馬たちは春~夏にどれも頓挫していたんですね。
どうなることがと思っていましたが、何とか本州に移動という次のステップに進めています。(1頭を除く)
フォーヴィスム(父ドゥラメンテ)は一昨日(8/ 5)に美浦トレセンに入厩。
大型馬ゆえしっかり乗り込んでの移動を目指していたのですが、6月に左前脚に腫れ(たぶん裏)が出たので一時的に楽をさせてました。
これで本州移動は振り出しか...
肩を落としていたところ、なぜか半月後の7/ 15に天栄に移動。つまり腫れは大事に至らずに済んだというわけです。
その近況に安心したのも束の間、今度は天栄への輸送中に落鉄して蹄を痛がっているとのこと。
まさにアクシデントの連続。これはしばらく天栄で回復を待って、それからでないとトレセン入りはないだろう。
そう思っていましたら、僅か3週間でトレセン移動ですもの(^_^;)
さすがにゲート試験の合格目的だけの入厩だそうですが、いいんだか悪いんだかわからないジェットコースターなこの一ヶ月の動きでした(笑)
この後はおそらく2~3週間を目標にゲート試験に合格させ、天栄で再調整。11~12月のデビューを見据えた調整になるんじゃないかとみています。
フォーヴィスムの場合には、この一年間で100kgも体重が増えてしまったので、ドゥラメンテ産駒でもあり脚元の不安が課題になるでしょうね。
6月に脚が腫れたとありますが、おそらくこれまでも調教後の疲れはあったのではないかと思われます。
坂路入りを手控えるほどの反動が6月に初めてあっただけで...
がっちり筋肉がついてパワフルな馬体は印象的ですが、それをはたして支えきれるかどうか。まさしく天栄や奥村厩舎の手腕が問われそうです。
脚元以外の課題はスピード面。近況から推測する限り、瞬発力とかスピードとかをそんなに期待できなさそうで...
ちょっと不器用なのかな?
大柄な馬にありがちだし。
この一連の流れをみるに、秋の東京開催でデビューさせたい匂いがプンプンしていて、それは小回り向きの加速やスピードに欠けているからではないかと。
当たり外れの差が大きいドゥラメンテ産駒だけに、このような不安がよぎってしまうわけですが、上の立ち写真にもあるように、見映えはかなりする馬で、肋がうっすらと浮かんでいるように皮膚の薄さも魅力的なんですよね。
外見上の大物感は充分。あとは外見に中身が追い付く評価を得られるかどうかです。
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