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馬ふるる

こちらも本州へ

昨日の続き的な2歳の動向。

アレトゥーザ(牝、父キングカメハメハ)は、函館でゲート試験に合格した後は、ノーザンF早来に戻って再調整中です。


冬~春がちっとも体重が増えなくて、馬体の維持に四苦八苦していたのですが、ここに来てようやく華奢な面が抜けてきた様子。

早来に戻ってからは軽めだったとはいえ、近々の馬体重が454kgと20kg以上も増えていますし、確かに立ち写真を見てもフックラしてきているんですよね。


あまりに成長が乏しいから、個人的に諦めかけていた時期もあったのですが、血統馬ゆえここで変わって来ましたね~。

調整過程から札幌最終週の新馬戦は間に合わなそうですが、それでも10月にはデビュー出来そうです。


この世代、もう一頭いる牝馬がコーディアル(父エピファネイア)


こちらもようやく6日に本州移動となりました。

まあ、北海道のノーザン育成場はちょうど1歳が入ってくる時期ですし、治療中以外の2歳は本州に持っていかないと馬房が空かないわけで、言わば時間切れで追い出された格好とも言えますが(笑)

コーディアルは6月あたりの移動を目指していたようなんですけど、その直前の5月に馬房で寝違えて飛節(後肢)を傷めてしまいここまで移動が遅れてしまいました。

ちなみに寝違えというのは、馬房内で寝ている最中に体の向きを変えてしまい起き上がれなくなること。

大体が脚が壁につっかえてしまい、それにパニックを起こして壁を脚でガンガンと蹴ってしまい、結果脚を痛める(傷める)というわけです。

私の姉は子供の頃に二段ベッドの上段から布団ごと落下したことがありますが、それに近いですね(笑)

で、飛節を傷めたぶん調整が遅れてしまったコーディアルですが、ようやく移動前の目安になる速めをクリアして本州に移動と相成りました。

テンションが上がりやすい面があって、オンオフの切り替えが上手くできるかが課題になりそうですが、馬体のシルエットはエピファネイア産駒らしくすごく綺麗なんですよね。

馬格も470kg台とそれなりにありますし、坂路でのフットワークも悪くなく、密かに期待している一頭なんですよ。

顔立ちからしてお利口さん系ではないので(笑)、一にも二にも精神面なんじゃないかな。

血統や馬体から大化けもありそうな一方で、イレ込みなんかでレース前から自滅しそうなタイプでもある馬だけに、あまり急かすことなくじっくりと向き合ってほしいですね。

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