どうも皆さんこんにちは。今回はガス溶接技能講習を受講してきた話をしてみようと思います。
机の上にはこの教本が置かれていました。1日7時間の授業なので長い1日の始まりです。
私はここ重要ですという所はマーカーで引き、超重要という所にはマーカーと緑ペンで2重に線を引きました。皆さんも工夫をしてみてください。
国家資格、響きが良いですね。嬉しかったです。
Chapter1 ガス溶接技能講習とは
まずガス溶接というのは、可燃性のアセチレンガス、LPガスなどと支燃性ガスを用い、金属を高温にし接合することをいいます。同様のガスを用いて金属の溶断を行うこともできます。今の時代はこの溶断(切断)が主流になっているそうです。というか、講師の方がガスで溶接する時代は終わったとおっしゃっていました(笑)
そしてガス溶接技能講習というのは労働安全衛生法施行令第20条第10号より、可燃性ガス及び酸素を用いた溶接等作業を行う際は、ガス溶接技能講習を修了した者でなければ業務に就かせてはならないと定められているので開催されている勉強会です。ですが、特別教育や安全衛生教育とは違い国家資格ですので学科のテストが実施されています。これが中々ネックでした。
Chapter2 講習を受けてみて
私は機械の知識も全く無い工業高校生ですので勿論溶接もやったことありませんし、ボンベの知識もありません。なので少し不安感に陥りながら講習を受けに行きました。相変わらずのコベルコ教習所さんです。アークの時とは違い、2日間なので少し気が楽でした。ですが、今回は技能講習だからテストがあるんだよなぁ〜
机の上にはこの教本が置かれていました。1日7時間の授業なので長い1日の始まりです。
申し訳ないんですけどやっぱりとても眠くなります。ですが寝れない理由があるのです。それが、技能講習はテストに出るところを教えてくれるのです。聞き逃したら不合格となる可能性が高くなります。なので皆様もしっかり集中して話を聞くようにしましょう。
私はここ重要ですという所はマーカーで引き、超重要という所にはマーカーと緑ペンで2重に線を引きました。皆さんも工夫をしてみてください。
正直舐めていたのですが、普通に覚える内容が多いです。1日に50ページも進みました。予備知識のある方なら理解も早いのかもしれませんが、私は全く無いため、1から覚えることが多かったです。
1日目が終了しました。
家では次の日の朝に1時間、電車でテキストを見てテストの対策をしていました。
2日目は1時間目が法規、2時間目がテストでした。法規は結構覚えやすかったです。ネックだったのは数値です。どうしても覚え辛いんですよね。
テストは全40問で構造、ガスの知識がそれぞれ16問、法規が8問となっていて、全100点満点で60点以上が合格です。が、各科目最低点というのがありまして、構造、ガス知識で16点以下、法規で4問以下を取ってしまう、例えばガス知識、法規が全問正解で構造が0点だった場合不合格となるという仕組みがあるので注意です。
実際受けてみて、怪しい問題が数問あったため結構不安でした。20分から教室から退出可能で、全員40分くらいで退出して待機したため、2時間目の内に結果が出ました。
結果は合格、11人受講者がいたのですが、全員合格でした。良かったです。
その後は実技です。何故実技でテストがないのかというと、法律で実技では圧力計の取り付けだけやっておけば良いような感じに書かれているらしく、そもそも火を出して溶断をしなくても良いらしいのです。つまりコベルコのサービスみたいな感じで溶断を教育してくれるということになっています。なのでテストがないそうです。とてもありがたいことですね。
3時間目は圧力計の取り付けと溶断器の試験をしました。
4-7時間目は実際の溶断作業でした。私は4-6時間目はあまり上手く出来なかったのですが、酸素バルブを調整しながらやると良いと教えてもらったため最後の最後で自分で言うのもなんですが、上手に出来るようになりました。楽しかったです。
Chapter3 その後
全ての過程が終了したあとは修了証を貰いました。
国家資格、響きが良いですね。嬉しかったです。
今後はコベルコ教習所さんでは粉じん特別教育をいつか受講したいですね。ここまで読んでくださりありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます