本日、ようやく読了。
「まったく理解できなかった」、というのが、読後の感想。
分からなかったけれど、
何とも言えぬ酩酊状態に包まれている。
その小説世界は、
言うなれば、
満天の星が、
七色に光り輝きながら渦を巻き、
見上げる者を圧倒的に覆い尽くすような世界だ。
しかし、読後に、ほとんど何も残らない。
眩暈を起こしながら読み進めたが、
その衒学趣味に彩られた特異な世界に酔うばかりで何も残らない。
深い感動と深い落胆を、
同時に味わった作品。
再読する元気、今はない。
ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!