泣きながら、撤退同盟

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行く人、来る人

2009-01-22 | クリスチャンらしい話です
去りゆくブッシュさん、聴衆から「ヘイ、ヘイ、グッドバイ」(読売新聞) - goo ニュース

【ワシントン=増満浩志】ブッシュ前大統領夫妻は、オバマ大統領の就任式後、議会議事堂の広場からヘリコプターに乗り、ワシントンを去った。郊外のアンドリューズ空軍基地でヘリからジェット機に乗り換え、地元テキサスへ帰った。

 ヘリが飛び立った際、就任式の興奮さめやらぬ群衆から「ヘイ、ヘイ、ヘイ、グッドバイ」と唱和する声が、空へ向かって響き渡った。スポーツで勝利チームのファンが敗者に浴びせかけるからかいの歌で、歴史的な歓迎を受けたオバマ大統領とは対照的な、寂しい退任となった。

 しかし、ブッシュ氏はこの日、終始リラックスした笑顔を見せた。就任式に向かう際は、8年間過ごしたホワイトハウスに向かって投げキス。AP通信によると、執務室の机の引き出しに、新大統領へのメモを残したという。

 一方、チェイニー前副大統領は、ブッシュ夫妻に先立ち、車で議会を去った。前日に引っ越し作業で背中を痛め、この日は車いすで就任式に出席していた。


就任式としては異例なぐらい
全世界からいろんな意味で注目を浴びている
バラク小浜さんとは対照的に、

色々勘違いを起こしながらも大統領という職責を全うしたこの方は
さびしい去り際となりましたね。


さて、
みなさんお忘れかもしれませんが
わたくしめ、一応クリスチャンです。
毎週日曜日は「プリキュア」の事しか書きませんが
ちゃんと日曜日は毎週、教会に行っています。


で、
気になったのが、このこと。

米大統領就任祈祷でのウォレン牧師抜擢、反対はわずか9% - クリスチャントゥデイ

 現地時間20日正午(日本時間21日午前2時)から、米国史上初の黒人大統領となるバラク・オバマ米大統領の就任式が行われ、サドルバック教会(カリフォルニア州)のリック・ウォレン牧師が祈祷をささげた。同性愛反対など福音派としての立場を示してきたウォレン牧師に対しては、キリスト教リベラル派からは反発があったが、就任式直前のギャラップ社による世論調査によれば、ウォレン牧師抜擢に対する反対は9%に過ぎなかったことが分かった。

 就任式で長年にわたって祈祷をささげてきた福音派大衆伝道者のビリー・グラハム牧師の「後任」として注目を集めたウォレン牧師は、同性愛反対、人工中絶反対など福音派としての立場を明示してきたことから、キリスト教リベラル派からは反発を招いていた。

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 しかし、今回の世論調査によれば反発は一部に過ぎず、全体的にはウォレン牧師の抜擢が受け入れられていたことがわかった。ウォレン牧師は、著書『パーパス・ドリブン・ライフ(人生を導く五つの目的)』で全米売上1500万部を超えるベストセラーを記録し、また貧困やエイズ、地球環境などの様々な問題に対する積極的な取り組みでこれまでも注目を集めていた。しかし今回、大統領就任式の祈祷者として選ばれたことで、米メディアは、ウォレン牧師がグーグルやスターバックスと並ぶ米国文化の象徴となったなどと報道している。

今年はだれが大統領の就任のお祈りをするのか、
ずっと気になっていたのですが、

知りませんでしたが、
この方、有名なんですね。

・ リック・ウォレン - Wikipedia

リチャード D.”リック”ウォレン(Richard D. "Rick Warren 1954年1月28日-)は、アメリカ、カリフォルニア州にあるサドルバック教会を建て、その教会の主任牧師である。サドルバック教会はまた、週に22000人のひとたちが集まるメガチャーチである。1980年に設立されて、今日にいたるまでの教会の歴史は、『健康な教会の鍵』において詳しく書かれている。

ウォレンはまた、『人生を導く5つの目的』(“The Purpose Driven Life”)、『回復への道』(Road to recovery)などを書いたクリスチャン作家である。『人生を導く5つの目的』は、ニュヨークタイムズで連続167週で一位を記録し、売り上げは3000万部以上と記録的なベストセラーになった。また、2005年3月11日-12日にかけて、Ashley Smith[1]は 4人の殺人犯であるBrian Nicholsに人質にされたが、アシェリーが持っていた『人生を導く5つの目的』の32章を読んでそのメッセージが犯人の心に触れて、犯人を自首に導いたことはアメリカの騒然の話題となった。このように、リック・ウォレン師の語る聖書のメッセージを通して、多くの人の人生が変えられている。アルコール中毒、離婚の危機、生きる意味の喪失からの回復。その人たちの声は、彼の著書『回復への道』において、「体験談(証し)」として読むことができる。

また、アメリカの南部バプテスト連盟(Southern Baptists )の間でも有名な牧師として知られている。


福音派最大派閥の南部バプテスト連盟の
メガチャーチの牧師なんですね。
しかも著書が、
人質犯の心を捕らえて自首させたって、どんだけ~



その、有名な著作について
ゆるされて在る日々: リック・ウォレン "The Purpose Driven Life"

 日本のひとつの派閥(流れ)?にある教会では、リック・ウォレン様々のようだ。確かに良くまとめられている。これに対して異見を呈したり、批判をしようものなら、袋叩き?に遭ってしまいそうだ。でも、聖書に代わるものではないし、リック・ウォレン牧師による、よく研究し編纂された総合的壮大な説教集という感もある。残る30日分をよく読み、教えを受けよう。

 さすがキリスト教大国アメリカ、つぎのような批判サイトがあった。

 "The Purpose Driven Life" 現代版“金の仔牛”--リック・ウォレン「人生を導く5つの目的」の主な問題点

1.神の身許に行くには多くの道筋がある、と明言している
2.主イエスのようになるには、神の言葉よりも環境が大切だ、と述べている。
3.全体的に、神の言葉を虚偽的に言い換えて用いている
4.経験的な「新生による救い」ではなく、瞑想的宗教の教えである
5.全体的に神不在の音楽を容認している
6.教会を、この世のステータスをもとめる社会政治的なクラブに引き下ろしている
7.悪く言えば、“ロバート・シュラーイズム”である
8.この本を最も的確に言うと“宗教的ヒューマニズム”である
9.本質的に総合的エキュメニカルであり、福音主義とカトリックを一緒にする強い立場に立っている

〔原典:http://www.pawcreek.org/articles/endtimes/ThePurposeDrivenLifeGoldenCalf.htm〕

もう一つの批判サイト

リック・ウォレン "The Purpose Driven Life" の分析

問題点1 乱暴な聖書解釈学(聖書の翻訳)
問題点2 心理学的考察と適用の積み上げ
問題点3 信頼に価しない聖書ガイダンスの参照
問題点4 霊的体験に重要な霊的真理--ホーリネスと聖別--の欠如
問題点5 重要な聖書の真理に関する教理的誤り
問題点6 聖書と矛盾する前提/命題
問題点7 まったくの"Purpose Driven"原理の推進

〔原典:http://www.fundamentalbiblechurch.org/Foundation/fbcAnalysis.htm〕

※上記2つの日本語訳は、この「ゆるされて在る日々」ブログ子


 これらの批判が的を射ているか、否かはまだ分からない。40章(40日分)全部を読んだ後で、これらの批評/批判の詳細文解説を読み、検証してみたい。自分自身の結論はそれからだ。

 ただ、いま言いたいこと・言えることは、一つだけ。皆が良いというから、聖書以外の本をそのまま丸ごと無条件に受け入れてしまうことだけはしたくない。


かく言うわたくしめも、
今日はじめて知ったので
読んだことがない。

米国ではビジネス書としても人気が高いとか。。。。。



さて。
先ほどの
「米メディアは、ウォレン牧師がグーグルやスターバックスと並ぶ米国文化の象徴となったなどと報道している。」
というのが、みなさんよく分からないと思うので
解説。



米国大統領の就任式は
大統領の就任の宣誓と、その後の祝福の祈祷を
有名な牧師が行うこととなっている。
米国が他宗教の国、となった今でも
その傾向は変わらない。
で、ここしばらくその役目は
ビリー・グラハムという有名な牧師が行っていた。

日本にも3度来日し
その度に東京ドームや、その前身の後楽園球場などで
大規模なクルセード(伝道大会)を行ってきた
ビリーグラハムさんは
米国に於いては有名、なんて言葉ではおっつかないぐらいの
「大伝道者」だったりする。

そう、googleやスタバなんておこがましいほどの
米国を代表する人と言って間違いない方だったのです。
ビリー・グラハム - Wikipedia

だからここ毎度、
米国で一番権威のある人が就任する際には
ビリー・グラハム、彼がその「檜舞台」に上がっていたのでした。
彼ならば、誰もが認める牧師だったのでした。


が、
ビリー・グラハム師、入院 命に別状なし

 世界的な福音伝道者として著名なビリー・グラハム師が18日、腸内出血のため、自宅から近い米ノースカロライナ州のアシュビルにある病院に入院した。グラハム師のスポークスマンであるラリー・ロス氏はAP通信に対し、「出血は続いていない。出血し始めて直ぐに止まった」と伝えている。

 グラハム師は現在88歳で、ロス氏によれば95年のカナダ・トロントでのクルセードの際にも、同じく腸内出血をした経験があるという。担当医によると、病状は命に関わるようなものではないという。

 グラハム師は米第33代大統領のトールマン大統領以来、米国の歴代大統領と様々な交流があり、大統領就任式の際の祈祷を度々担当している。これまで、185ヶ国以上で米国大統領11人を含む2億人以上の前でメッセージを伝えてきた。

一番最近、ちゃんとメディアに出たのは
「イラク戦争」にキリスト教関係者としてGOサインを出した
時かしら。

あの頃から、老害が、始まっていたのかしらね


で、
その米国を代表する大伝道者さんは
今どうしているかというと

ビリー・グラハム牧師、自宅近くの教会に転籍 - クリスチャントゥデイ

 【CJC=東京】テキサス州ダラスのファースト・バプテスト教会は、米国の著名な大衆伝道者ビリー・グラハム牧師の所属教会として有名だったが、同氏も90歳、ノースカロライナ州モントリートの自宅に近いサウスカロライナ州スパータンバーグズのファースト・バプテスト教会に転籍を決意、昨年のクリスマスイブに同教会のドナルド・ウイルトン牧師と会って転籍を申し出、28日に教会員が投票で受け入れを決めた。

 グラハム氏は、1953年ダラスのコットンボウルで最初のクルセードを開催した際に、当時W・A・クリズウエル牧師が担当していた教会は広く南部バプテスト連盟内では代表的な教会と目されていた。ただグラハム氏はダラスには居住せず、各地の教会に出席していた。夫人に先立たれ、病いがちになった最近ではスパータンバーグ教会の礼拝をテレビで見ているという。

 同教会のウイルトン牧師は、ビリー・グラハム伝道協会の催しで説教もしたことがあり、グラハム氏と親しく、モントリートの自宅を定期的に訪問している。




米国の国の宗教キリスト教の指導者も
若い世代にCHANGEした、と言う事かしら
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