泣きながら、撤退同盟

このブログの半分は、薄情でできています。。。

惜別の、アキバの老舗

2006-04-01 | paradaise weekend!
本当に、
4月ですか。。。。。。。。。?

「春は名のみ」とか、「花冷え」とか言うけれど
これはちと冷えすぎでは。。。。。。。


けさ、
うちの娘(6さい)が
あ~さのあいさつ、こんにちは~
と、とぼけた歌を歌っていたので
「なにそれ」と聞いたら、
「ゆがったくいんてっど」でやっていたそうな。

先日亡くなられた宇宙戦艦ヤマトの宮川泰さんの息子の「アキラおにいさん」によるものやね。
エルガーの「朝のあいさつ」にのんびりした詩をつけて。。。。。。。




ところで、、
週末ごとにわたくしめのお気に入りを紹介させていただく
Paradaise Weekend!!でございますが、

このところ、お気に入りのマンガの紹介ばかりしておりましたので、
今回は、
おタクっぽさを捨てて、
マニアっぽくやりたいと思います。



この5月で
「交通博物館」が閉鎖されると言う。



交通博物館に関しては
鉄道マニア向けの雑誌のパイオニアのひとつ、
「鉄道ファン」の今月(5月)号に
その沿革などが詳しく記載されているので
割愛しますが、
マニアなわたくしめにとっては
まさに聖地でした。。。。。。。



初めて訪れたのは確か小学生の時。

親に連れられて行ったような気がする。

小学6年のとき、

ともだちとお弁当持参で行った事もあった。

浪人のとき、

さぼりにここへやってきた。

そして、

4年ほど前、

もう1回行ってみた。



仕事の都合、時間が余ったので立ち寄ってみたのだけれど、
入り口脇にあった、
記念切符の売り場が閉鎖されてそのままになっていたり、
運転シュミレーターが東北新幹線のモノが増えたり、
ジオラマのHOゲージの車両が東日本モノばかりが占めるようになったりはしたが、
基本的にはむかしのままだった。


1号御陵車のきらびやかさも、あのときには色あせて見えたものの、
この歳で見ると本当にすばらしく、
感嘆した。

HOのジオラマもすばらしく、
子供を押しのけつい見入ってしまう。

今はLEDにおされて色あせて見えるあの
「パタパタパタ」と変わる行き先表示板も
あのころは、触れるだけでうれしかった。

鉄道博物館ではなく、「交通博物館」であるため、
今となっては寂しい思いのマツダのロータリーエンジン(もちろん昔の方)が
「未来の技術!」見たいな感じで展示してあったり、
船や飛行機まで展示してあって、
本当に面白かった。



大人になってからは、
屋上に出て、
目の前の中央線をボーっと眺める、という
楽しみができた。
元々万世橋と言う駅だったことは有名だけど、
その地の利を生かして本当に目の前をオレンジ色の中央線の快速が走り抜けていく。

それをただ、流れていくだけを、ぼーっと眺める。
都心の雑踏の中で、ここだけのんびりとした時間を味わえる、
至福の時。
(わかるかなぁ~、わからねぇだろうなぁ~



来年の秋に
我が故郷大宮に「鉄道博物館」ができるらしい。

概要はすでに発表されているし、
「鉄道博物館」の設立は「大宮市」が以前から要望していたことだもんで、
今さら驚かないけど、
そのおかげでアキバの老舗の名所の一つが消え去ることになった。

今時の子供が見たら、展示物は古いし、
元々駅であるためスペースには限りがあるしで、
しょうがないと言えばしょうがないのだけれども、
やっぱり残念でならない。

これからできるとすれば
「JR東の」鉄道博物館であるわけで、
「国鉄の」若しくは「日本の鉄道の」鉄道博物館ではなくなるわけだよね。

それも残念。



国鉄の時代、
ちょうどL特急とか、ブルートレインとかが大流行したいい時代に育っただけに
その痕跡がまた消えてしまうと言うのが

 ど う に も 切 な く て 。 。 。 。 。 。 。





おれも年男だからなぁ~
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