これ、面白かったです。
・新説・白雪姫 その1
凝ってるなぁ~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
ということで、
いつからやってないかというと
11月の頭だから
もう2ヶ月もやっていない![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_hat.gif)
全くもって、お久しブリーフ
な
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuma_wel.gif)
週末ごとにわたくしめのお気に入りを紹介させていただく
Paradaise Weekend!!でございますが、
今週はこんな
むかしむかしの可愛い作品。
でもSFの大作。
「私を月まで連れてって!」/竹宮恵子
今時の子は、
SFを「スペースファンタジー」かなんかだと、
思っとりゃせんか?![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock1.gif)
という
気もするのだけれども
まぁ、解説します。
竹宮恵子さんといえば
なんと言っても
映画化された「地球(テラ)へ」とか、
やおいで有名な
「風と木の詩」とか、
色々あるとは思うのですが、
こちらは単純に
かわいいラブストーリーに仕上がっています。
でも作者は
SFマンガの第一人者の1人である、
竹宮恵子です。
普通のマンガであるはずはありません。
時代は
月へ旅行するのが海外旅行ぐらいの感覚になった
21世紀の話。
NASAのA級パイロットであるダン・マイルドと
その近所に住むニナという小学生の女の子が織り成す
ドタバタっぽくもあるラブコメディーで、
(小学生の女の子だからといって、変な場面はありません
昔の少女漫画ですから!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fuku.gif)
)
まわりのいろんな人(個人的には「おヤエさん」大好き!)を巻き込んで
しかも、
そこはSFの大家!
パラドックスやらなにやらSF要素満載で、
さらに、
ブラッドベリとか、光瀬龍とか、アシモフとか、小松左京筒井康貴とか、
かの黄金期のSFの
パロというかもじりというか
そういうのを多用していて
SFマニアには
かなり「薬
」とくる作品でもあります。
そういったSF要素満載なのに
基本路線は
・男はいつまでたっても子供
・女は小さくたって女
であり、
また、
・男は「任務」のためなら簡単に命を投げ出す(「仕事」でないところがミソ)
・女はそれを待ち続ける、けど、だからこそ女はそんな男を叱るべき
という路線が貫かれていて、
当時、
「恋に恋する」高校生だったわたくしめにとっては、
よく分からない「女心」というものを
教えてくれた教科書みたいなもんでした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
(もちろん「男のかっこよさ」も、教わりますた)
2つの意味で「恋に恋する」この作品は
題名「Fly Me To The Moon」の曲同様
おしゃれに仕上がっています。
文庫も全集にも載っている作品ですが、
「くれない症候群」とか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
あの当時のトレンドも結構出てくるので
やっぱり今の子には
読みにくいかなぁ~。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_alone.gif)
【関連】
レビュー
・私を月まで連れてって! :カイエ
・私を月まで連れてって!:かってに応援団
・夢みるニーナ:s k n y s - s y n k s
研究
・ 『私を月まで連れてって!』第1話 『夢見るマーズポート』 変更箇所一覧:南都 上緒
・新説・白雪姫 その1
凝ってるなぁ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
ということで、
いつからやってないかというと
11月の頭だから
もう2ヶ月もやっていない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_hat.gif)
全くもって、お久しブリーフ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuma_wel.gif)
週末ごとにわたくしめのお気に入りを紹介させていただく
Paradaise Weekend!!でございますが、
今週はこんな
むかしむかしの可愛い作品。
でもSFの大作。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/0b/61ea4505694d349df5c18de783a7cebe.jpg)
今時の子は、
SFを「スペースファンタジー」かなんかだと、
思っとりゃせんか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock1.gif)
という
気もするのだけれども
まぁ、解説します。
竹宮恵子さんといえば
なんと言っても
映画化された「地球(テラ)へ」とか、
やおいで有名な
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
色々あるとは思うのですが、
こちらは単純に
かわいいラブストーリーに仕上がっています。
でも作者は
SFマンガの第一人者の1人である、
竹宮恵子です。
普通のマンガであるはずはありません。
時代は
月へ旅行するのが海外旅行ぐらいの感覚になった
21世紀の話。
NASAのA級パイロットであるダン・マイルドと
その近所に住むニナという小学生の女の子が織り成す
ドタバタっぽくもあるラブコメディーで、
(小学生の女の子だからといって、変な場面はありません
昔の少女漫画ですから!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fuku.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_s.gif)
まわりのいろんな人(個人的には「おヤエさん」大好き!)を巻き込んで
しかも、
そこはSFの大家!
パラドックスやらなにやらSF要素満載で、
さらに、
ブラッドベリとか、光瀬龍とか、アシモフとか、小松左京筒井康貴とか、
かの黄金期のSFの
パロというかもじりというか
そういうのを多用していて
SFマニアには
かなり「薬
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
そういったSF要素満載なのに
基本路線は
・男はいつまでたっても子供
・女は小さくたって女
であり、
また、
・男は「任務」のためなら簡単に命を投げ出す(「仕事」でないところがミソ)
・女はそれを待ち続ける、けど、だからこそ女はそんな男を叱るべき
という路線が貫かれていて、
当時、
「恋に恋する」高校生だったわたくしめにとっては、
よく分からない「女心」というものを
教えてくれた教科書みたいなもんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
(もちろん「男のかっこよさ」も、教わりますた)
2つの意味で「恋に恋する」この作品は
題名「Fly Me To The Moon」の曲同様
おしゃれに仕上がっています。
文庫も全集にも載っている作品ですが、
「くれない症候群」とか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
あの当時のトレンドも結構出てくるので
やっぱり今の子には
読みにくいかなぁ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_alone.gif)
【関連】
レビュー
・私を月まで連れてって! :カイエ
・私を月まで連れてって!:かってに応援団
・夢みるニーナ:s k n y s - s y n k s
研究
・ 『私を月まで連れてって!』第1話 『夢見るマーズポート』 変更箇所一覧:南都 上緒
コメントを頂き
誠に感謝至極です。
それほど思い入れがおありなんでしょうか。
(それはそれで嬉しいのですが
>sknysさん、ありがとうございます。
おかげで南都上緒さんのマニアックな
詳しい解説を見つけることが出来ました。
エデンは読んだことがあります。
続編はまだです。
(今回のみなさんの記事で知りました)
>かわせさん、感謝です。
>「ファンタジーは、作者が設定で楽するためのものじゃないんだ!」
と言う言葉、
大いに同感です!!
特に最近のマンガは
設定を逃げているなぁ~と言う作品が多く、
悲しい限りなんですが。。。。
あと、わたくしめも「エデン」とレッズが好きです
>lapisさん
古い記事に対するTBだったので
失礼かと思ったのですが、
快くお返事下さり感謝です。
「パラドックスの匣」の回は「たんぽぽ娘」を
ベースにしていたんですね。
なるほど。。。。
ちなみに小生も
年男を過ぎました
また、記事中で拙記事を紹介していただき、感謝しております。
僕は若くはないのですが、高校時代、SFのことをスペースファンタジーの略だと答えた同級生がいました。これは昔からあった誤解かもしれませんね。(笑)
>今時の子は、SFを「スペースファンタジー」かなんかだと、思っとりゃせんか?
同感です。
でも僕のファンタジー好きの友人は、「ファンタジーは、作者が設定で楽するためのものじゃないんだ!」と嘆いていました(笑)。
どちらもうまくやれば非常に魅力的なジャンルですが、ツボを押さえた作品にはなかなか出合えませんね。
記事リンクありがとうございます。
〈夢みるニーナ〉よりも、南都上緒さんの考察の方が素晴しい。
「掲示板」(←リンク先を修正しました)の質疑応答も面白いですよ。
気になっているのは「オルフェ」シリーズのラスト・シーン。
『私月連』には続篇があるそうです。
シド・ヨーハンを主人公にした「エデン」シリーズもありました。