泣きながら、撤退同盟

このブログの半分は、薄情でできています。。。

しあわせ、別途だよ!

2009-03-10 | アニメっぽい
たとえば、ディズニー。
いろいろ揶揄されているものの、
やはりあの「生産技法」は卓越したものがあると思う。

最近の作品で言えば、たとえば「キム・ポッシブル」
中学(高校?)のスクールライフをちゃんと描きつつも
悪者との対決もちゃんとしている。
アメコミ独特のノリも有るかもしれないけど、
出席日数を気にしながら、クラブもこなしながら
ちゃんと戦っている。
すなわち、
「スクールライフと戦闘シーンは同一軸上に並んでいる。」

ということは、
「悪者との対決で強い女の子」というのと
「学校もチアも頑張っている女の子」が同じということは
どちらも夢に見る、憧れの存在となる。
それがヒーロー(ヒロイン)のヒーロー(ヒロイン)たる所以、
かも知れない。



というわけで、
なんなんだろう、この違和感。
と言いつつ毎週見ているのは、
例の「フレッシュプリキュア」。


ひょっとして、
作り手が全く楽しんでないのでは?
と言う気がしないでもないのだが。

だって、自分が楽しくないものを見せたって
「これは、楽しいよ!!」と
相手に表現できないでしょ!




前回も色々言ってみたけど、
未だよく分からないことの一つ、
この番組の対象年齢。


3月8日の放送分では
「みんなの好きなものが無くなる!」というナケワメーケが登場し、
ハンバーグや、ゲームや、お菓子や、
それに、おかあさんまで無くなってしまう!
という展開でした。

これで共感できるのは、どう見ても幼稚園生まででしょう。


その割には
3月1日放送分では
集団デートを描いている。
(男性陣しか興味が無かったようだが)




アニメがアニメを語れず、
現実の模倣でしかないならば、
「大きなお友達」はともかく、
こどもは付いて来れるのだろうか?




以前、「東京ミュウミュウ」というアニメがやっているときに、
こういうことを書いたことがある。

 確かに古来少女漫画は男性が造ってきた。「リボンの騎士」の手塚治虫然り、「秘密のアッコちゃん」の赤塚不二男然り、「魔法使いサリー」の横山光輝然りである。しかしそれらは決して男性の価値観を少女に押しつけることなく、逆にそれらいわゆる「おじさん」連中が女の子に成り代わって書き上げた物であったはずであった。

ry)

 狭まった一部のファンしか持たない少女漫画、大衆を教育できない、安易な増産システムの上にあぐらをかいた今日の少女漫画に、明日はあるのだろうか。



事実、その「大きなお友達」でさえも
現実離れした敵キャラの方が人気だったり。。。。。
【参考】プリキュア的な日々(元総統ブログ)



先ほど挙げた3月8日分の、
カレーライスやゲームや、母親が奪われる!
というのは
現実にあるとすれば、本当にかなしい。
それがもし、「ものがたり」と同一軸上にあるとしたら。。。。。



ダンスへの思いを熱く語られても
ダンスに興味がない人には何の意味もない、ということもあるしね。



まあ、青のあの蒼野さんの彼氏は、
彼ではなく分かれた弟、
というのは早くも第2話で説明されたけど。



と、いうわけで、
色々書いたのだけれども
結局文章がまとまっていないのは
あまり興味がないからだと思う。


そんなわけで、
春休みの映画「プリキュアオールスターズ」は
楽しみにしています
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ♪はっぴっぴぴー | トップ | さかさま »

コメントを投稿

アニメっぽい」カテゴリの最新記事