「ななか６／１７」というマンガ

最近の株価の乱高下が
こいつのせいだとしたら






すくなくとも
こいつよりは
性質が悪そうだ







ところで、、
週末ごとにわたくしめのお気に入りを紹介させていただく
Paradaise Weekend!!でございますが、
このところサボっていたので
まじめにマンガを紹介。




先日、ブックオフで適当にマンガの棚（100円コーナー)漁っていたら
偶然見つけた本なのですが、

ところで、
週刊少年チャンピオンって、
皆さん読みます？


かつて、
「週刊少年チャンピオン」といえば
「ガキデカ」とか
「ドガベン」とか
「らんぽう」とか
「ブラックジャック」とか
「マカロニほうれん草」とか
綺羅星のごとく並んだ連載マンガの数々。。。。。。

いまの週刊少年ジャンプなんて目じゃないぐらいの
作品の数と勢いで
ものすごい勢力を誇っておりましたが、
その後、
週刊少年ジャンプが、例の「３つのやくそく」で台頭した頃から
見る影もないぐらいに
落ちていきましたが、

週刊少年チャンピオンって、
皆さん読みます？


最近の少年チャンピオンって
復活ドカベン「プロ野球編（今はスーパースターズ編）」か
立原あゆみのヤクザモノか（「麦ちゃん」描いていた頃が懐かしいねぇ～）

そうでなければ
こんな萌え系
（小学生の巨乳って。。。。。。＿｜￣｜ｏ）


コミックエースじゃあないんだから。。。。。。
というような
　なマンガばかり。
かっての精彩さを感じさせない作品ばかりで
コンビニの立ち読みもあまり魅力を感じさせてくれないのです
（かといって、「マガジン」も「ジャンプ」ももう飽きてきたけど）



ということで
（マクラが長くなりました）

週刊少年チャンピオンなんて手に取ることがまずなかったのですが、
ブックオフで偶然手にしてから
気になってしまったマンガがあるのです


「ななか　6/17」
（「ななか　十七分の六」と読む）




幼稚園の頃からの幼なじみである稔二と七華。
しかし高校に入る頃には幼なじみであったとしても
仲が良いと言う訳ではなかった。
四六時中勉強していい成績をとることにしか興味のない
「勉強の虫」である七華、
勉強ができないこともあって、そんな七華に反感を覚え、日々喧嘩に明け暮れる稔ニ。

そんな中、
いつものように稔ニに良かれとおせっかいを焼く七華であったが、
鬱陶しく思った稔二は「お前なんか消えて無くなれ！」と暴言を吐く。
それに絶望した七華は
（身を投げたのか、意識を失っただけなのか分からないが)
階段から転げ落ちる。

そして意識が戻った七華は、
なんと６さいにまで
「意識が戻っ」てしまったのだった！

と、
そんな七華（ななか：６歳だから）が学校で繰り広げるドタバタなんだけど、
ここで２つの要素が加わってくる


１つめが
「まじかるドミ子」という漫画中アニメ。

ななかが６才の頃流行っていたアニメで
１７歳の今再放送されているという設定。
このアニメに影響されてのドタバタが当初続く。
アニメの内容としては、

女の子（小学校低学年？）がある日出会った妖精に
大人になる魔法がかけられるステッキをもらい、
色々な職業（警官、看護士、教師、バイクレーサー、ピアニスト、など）になって
問題を解決していく。

と言う、ありがちといえばありがちなストーリー。



もう１つが、
普段は６さいの「ななか」が
わけも分からず高校の中や高校生生活をかき乱すのに、
あるときから
１７歳の「七華」が顔を出す。

「多重人格」と言えそうでもあるこの設定
（ところがストーリー中に医者が「いわゆる多重人格ではない」と言ってしまっている）
であるが、
６さいの意識のときの「ななか」に対しては
稔二もまわりのみんなも
勉強にしてもどんなことでも
ものすごく優しく、親切に、
それこそ幼児に接するように（そのまんま）対処してくれる。

ところが
１７歳の「七華」に対しては
みんないやそうな
つらそうな
扱いにくそうな態度をとる。
大の幼なじみの稔二でさえも。

その葛藤から
１７歳の「七華」は、６さいの「ななか」に対して
憎しみを覚えるようになるが、
「七華」が「ななか」の意識を飲み込んだように思えたとき
もう１人の人格が現れて。。。。。。



作者も予想外な進展になったことの１つに、
当初は、少女漫画的なステロタイプな敵役だったはずの雨宮さんが
途中からいいひとになり、
自分の想いを正面から向けるような人に変わっていってしまった
ということだろうか。



簡単に言えば
稔ニという少年の成長物語
世の中を引っ掻き回す「ななか」のドタバタがメインなのだが
作者が連載をやめようと思っても
（８巻で一応の区切りがついている（アニメの「ドミ子」が一回終了している）というのは、そう言う事だと思われ）
やめられなかったぐらい、この話は結構盛り上がったようで、
ＯＶＡではなく、テレ東系でアニメが放送されていた（らしい、全く知らんかった）。



ちなみに、だれがupしたのか、
↑アニメのＯＰとＥＤ、そして１話と２話を
you　tubeにアップされているので
よかったら見てみてください。
というか、
漏れも初めてアニメの方見た。



なんかわかんないけど
引き込まれる話です。