こんな季節です
さて、完全に「月1回更新ブログ」と化してしまいましたが
こんなものから
・戦争の体験談を語るわ : 無題のドキュメント
先日偶然戦争もの映画が見たくなって、
かの有名な「地上最大の作戦」と一緒に借りたDVD「非常戦闘区域」の印象もあってか、
いろいろ考えさせられました。
その映画「非常戦闘区域」は、旧ユーゴスラヴィアのコソボにPKF派遣されたスペイン軍の話なんだけど、
一応停戦が行われているなかでも小戦闘行為は行われていて、
政府なんてものが機能しないから村ごとに自治戦闘集団があったり、民族の対立が酷いとかリンチなんて当たり前に行われていて、
停戦監視団は火器は携行しているものの実際警察権力を持っているわけではなく、住民のいざこざがあっても何もできない
という点は、自衛隊のPKO派遣となんら変わらないのだと驚かされた。
アマゾンのレビューに「現地復興支援のために赴いたスペイン軍が意思疎通のトラブルで現地兵士と銃撃戦になり、敗走中に誰かが地雷踏んで吹っ飛んで、悲惨!で、しまいにゃ逆にゲリラ化し、生きるのに必死!」っていう展開の可笑しさを指摘しているものがあったが、
たとえば「スレブレニツァの虐殺 : Wikipedia」を見れば、
駐留していた国連監視軍であったオランダ軍が孤立無援状態に陥り、民族同士の戦闘を前に何もできなかったどころか、虐殺を黙認(したわけではないのだが、戦闘力で圧倒的不利なため、事実上黙認した形に)したことがわかると思う。
だから、「ハリウッド制作じゃない」この映画は、そういった点ではかなりリアルに描かれていると思う。
さて、そういった点を踏まえて、先ほどの「戦争の体験談を語るわ : 無題のドキュメント 」なのですが、
・戦争の体験談を語るわ 後日談 :無題のドキュメント
まで読み進めていくと、実体験風に書かれているこの読み物、実は実体験ではないことがわかる。
かと言って、先ほどのスペイン映画と同じで
余計な脚色も無く(少なく)、ユーゴスラヴィアに係る民族紛争を、虐殺を
的確に描いていると思う。
この作者の言いたいことは、こういうことだと思う
・戦争の体験談を語るわ 完結 :無題のドキュメント
テレビの中でしか見ることのなかった戦争、
実体験を伴わなかった戦争、
そういった戦争が、いまもこの地球のどこかで行われているかもしれない。
そのことに、意識を向けるだけでも、
少し違ってくると思う。
【関連】
・ボスニアヘルツェゴビナ スレブレニツァの虐殺18周年 : アルコール・カフェイン中毒と広告の影響
・ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の「スレブレニツァ大虐殺」に関する、PKO参加のオランダ政府の責任 : 孤帆の遠影碧空に尽き
・WWJD? : 泣きながら、撤退同盟
・Do They Know It's Christmas? : 泣きながら、撤退同盟
・Do They Know It's.... : 泣きながら、撤退同盟
-----------------------------------
ただね、この>>1が「死ぬ死ぬ」うるさいのだけは、
まことにいただけないんだよなあ~
【ピンチだ】息子(小2)のクラスでサンタ実存説派とパパママ偽装説派が真っ二つに分かれ、実存派たちは立証のために、本当に欲しい物をパパママに言わずともサンタはそれを枕元に持ってきてくれるはず、という実験を開始してしまった。以来息子は何をサンタさんにお願いしているか明かしてくれない。
― (有)中田大悟 (@dig_nkt) 2013, 11月 24
さて、完全に「月1回更新ブログ」と化してしまいましたが
こんなものから
・戦争の体験談を語るわ : 無題のドキュメント
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/05/19(水) 12:57:06.07 ID:sViwJ6eP0
15年以上昔の出来事だから、よく知らない人が多いかもしれないけどさ。
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/05/19(水) 13:04:37.75 ID:sViwJ6eP0
あー、書き忘れてたorz ユーゴスラビア紛争の話ね。
俺は色々あって、母親に捨てられちゃってさ、海外に単身赴任している
父親と一緒に暮らす事になったんだ。
先日偶然戦争もの映画が見たくなって、
かの有名な「地上最大の作戦」と一緒に借りたDVD「非常戦闘区域」の印象もあってか、
いろいろ考えさせられました。
その映画「非常戦闘区域」は、旧ユーゴスラヴィアのコソボにPKF派遣されたスペイン軍の話なんだけど、
一応停戦が行われているなかでも小戦闘行為は行われていて、
政府なんてものが機能しないから村ごとに自治戦闘集団があったり、民族の対立が酷いとかリンチなんて当たり前に行われていて、
停戦監視団は火器は携行しているものの実際警察権力を持っているわけではなく、住民のいざこざがあっても何もできない
という点は、自衛隊のPKO派遣となんら変わらないのだと驚かされた。
アマゾンのレビューに「現地復興支援のために赴いたスペイン軍が意思疎通のトラブルで現地兵士と銃撃戦になり、敗走中に誰かが地雷踏んで吹っ飛んで、悲惨!で、しまいにゃ逆にゲリラ化し、生きるのに必死!」っていう展開の可笑しさを指摘しているものがあったが、
たとえば「スレブレニツァの虐殺 : Wikipedia」を見れば、
駐留していた国連監視軍であったオランダ軍が孤立無援状態に陥り、民族同士の戦闘を前に何もできなかったどころか、虐殺を黙認(したわけではないのだが、戦闘力で圧倒的不利なため、事実上黙認した形に)したことがわかると思う。
だから、「ハリウッド制作じゃない」この映画は、そういった点ではかなりリアルに描かれていると思う。
さて、そういった点を踏まえて、先ほどの「戦争の体験談を語るわ : 無題のドキュメント 」なのですが、
・戦争の体験談を語るわ 後日談 :無題のドキュメント
まで読み進めていくと、実体験風に書かれているこの読み物、実は実体験ではないことがわかる。
かと言って、先ほどのスペイン映画と同じで
余計な脚色も無く(少なく)、ユーゴスラヴィアに係る民族紛争を、虐殺を
的確に描いていると思う。
この作者の言いたいことは、こういうことだと思う
・戦争の体験談を語るわ 完結 :無題のドキュメント
247 :祐希 ◆.0dKn/WD26[sage] :2010/05/23(日) 06:16:47.32 ID:kv3yaWMo
もし何かを感じてくれれば、それでいい。
欲ではあるけれど、俺自身、彼らが何を伝えようとしていたか、そして俺が何を伝えればいいか
考えて、それを少しでも感じ取ってくれれば、なお嬉しい。
248 :祐希 ◆.0dKn/WD26[sage] :2010/05/23(日) 06:17:54.41 ID:kv3yaWMo
大切なのは、素晴らしい世界を願い、それを伝えて、実現に近づけていくことなんだと思う。
文章を書くのが苦手な俺には、俺の気持ちだとか、どんな事が起きたかを上手くは伝え切れなかったと思う。
だけど、もし、読んでくれた中で、何か感じるものがあったとしたら、バルカン半島、ボスニアのことにも
少し目を向けてくれると嬉しい。日本だからこそ出来る事があると思う。
断罪するだけではなく、罪を犯してしまった民族にも、救済の手を、救いの手を差し伸べて欲しいんだ。
それは偽善かもしれない。それは意味がないことかもしれない。だけど、今ある禍根を…もしだよ。
もし取り除くことが出来れば、いつか素晴らしい世界になるんじゃないかな。
僕はそう思うんだ。
テレビの中でしか見ることのなかった戦争、
実体験を伴わなかった戦争、
そういった戦争が、いまもこの地球のどこかで行われているかもしれない。
そのことに、意識を向けるだけでも、
少し違ってくると思う。
【関連】
・ボスニアヘルツェゴビナ スレブレニツァの虐殺18周年 : アルコール・カフェイン中毒と広告の影響
・ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の「スレブレニツァ大虐殺」に関する、PKO参加のオランダ政府の責任 : 孤帆の遠影碧空に尽き
・WWJD? : 泣きながら、撤退同盟
・Do They Know It's Christmas? : 泣きながら、撤退同盟
・Do They Know It's.... : 泣きながら、撤退同盟
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ただね、この>>1が「死ぬ死ぬ」うるさいのだけは、
まことにいただけないんだよなあ~
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