テレビ番組でのコーナーでウナギの話題が取り上げられてた。
なんだかウナギを完全養殖するにはメッチャお金が要るみたいな事とか、
それと完全養殖を実現するには5~10年はかかるとの事とか、
1997年ぐらいから、シラスウナギの漁獲量がメッチャ減ってるとか、
どうなるんだろうかウナギ?
何か力になれる事はないのかな~
なんだかウナギを完全養殖するにはメッチャお金が要るみたいな事とか、
それと完全養殖を実現するには5~10年はかかるとの事とか、
1997年ぐらいから、シラスウナギの漁獲量がメッチャ減ってるとか、
どうなるんだろうかウナギ?
何か力になれる事はないのかな~
日本や中国、韓国など東アジアに広く分布し、成長すると産卵のために川を下り海に入る。世界には、ヨーロッパウナギやアメリカウナギなど18種類のウナギがいるが、国内で消費されるウナギの大部分は、ニホンウナギ。日本鰻輸入組合によると、昨年の場合、国内流通量の9割近くを占めた。
日本のウナギ消費量は年間約13万トン。国民1人当たり、年平均5匹ものウナギを食べている計算になる。その99.5%は養殖ものだ。しかし、養殖では、天然の稚魚(シラスウナギ)を集めて育てているにすぎない。ウナギを卵から育てる「完全養殖」は、研究室レベルでは成功しているものの、現在の技術では飼育途中で大半が死んでしまい、ごく一部しか大きく育たない。このため、養殖法としては実用化できていない。理由の一つは、産卵・ふかする際の水温や水深など自然界に生息するウナギの生態が詳しく分かっていない点にある。
ウナギの資源量は世界的に減少しつつあり、日本の沿岸に来るシラスウナギの量は70年ごろのわずか1割との研究報告もある。
産卵場特定を機にウナギの繁殖生態や回遊ルートの全体像が解明されれば、養殖技術を進歩させるだけでなく日本を含む東アジアの国々が資源保護のためどんな対策をとるべきか科学的に示すことも可能になるだろう。
(FROM 朝日新聞)
日本のウナギ消費量は年間約13万トン。国民1人当たり、年平均5匹ものウナギを食べている計算になる。その99.5%は養殖ものだ。しかし、養殖では、天然の稚魚(シラスウナギ)を集めて育てているにすぎない。ウナギを卵から育てる「完全養殖」は、研究室レベルでは成功しているものの、現在の技術では飼育途中で大半が死んでしまい、ごく一部しか大きく育たない。このため、養殖法としては実用化できていない。理由の一つは、産卵・ふかする際の水温や水深など自然界に生息するウナギの生態が詳しく分かっていない点にある。
ウナギの資源量は世界的に減少しつつあり、日本の沿岸に来るシラスウナギの量は70年ごろのわずか1割との研究報告もある。
産卵場特定を機にウナギの繁殖生態や回遊ルートの全体像が解明されれば、養殖技術を進歩させるだけでなく日本を含む東アジアの国々が資源保護のためどんな対策をとるべきか科学的に示すことも可能になるだろう。
(FROM 朝日新聞)
半世紀越しの謎 東大教授ら解明!
海底の山から日本に回遊!
長年謎とされていたニホンウナギの産卵場は、グアム島の北西200キロの「スルガ海山」にあることを、塚本勝巳・東京大海洋研究所教授らの研究グループが突きとめた。
産卵場は、これまで半世紀を超す調査にもかかわらず判明していなかった。日本や中国の沿岸で養殖用に採取される稚魚(シラスウナギ)は、すべてこの海域から来るとみられ、研究成果は、激減しつつあるウナギ資源の保護に役立つと期待される。23日付の英科学誌ネイチャーに報告する。
ニホンウナギは、一生の間に数千キロの大回遊をする。南の海で生まれた幼生は、北赤道海流で西に流された後、黒潮に乗って北上、3ヵ月~半年かけて日本や中国など東アジア沿岸にたどり着く。その間に幼生からシラスウナギへと姿を変える。
親ウナギが集まる産卵場は、マリアナ諸島西方沖のどこかにあると推測されていたが、具体的には分かっていなかった。
研究グループは昨年6月、海洋研究開発機構の学術研究船・白鳳丸(はくほう)で現場海域を航行、独自に開発した大型プランクトンネットを海面から水深500メートルにかけて引いた。
スルガ海山の西約70~100キロの地点でふか後2~5日の幼生を捕獲することに成功。いずれもDNA鑑定でニホンウナギと判明した。「プレ・レプトセファルス」と呼ばれる誕生直後の幼生で、全長は、4.2~6.5ミリ。今回の調査で、計約400匹が捕獲された。
ニホンウナギの卵は、受精から1日半でふかすることがわかっている。現場海域では時速1キロ前後の海流が西向きに流れており、捕獲した幼生の日齢から逆算すると、産卵場はスルガ海山であることが確定的となった。
スルガ海山は、北緯約14度、東経約143度にある。周囲は水深3千メートル前後の海底が広がり、海山の頂上は水深約40メートル。
広大な海の中で、親ウナギが集まる目印となっているらしい。
(FROM 朝日新聞)
海底の山から日本に回遊!
長年謎とされていたニホンウナギの産卵場は、グアム島の北西200キロの「スルガ海山」にあることを、塚本勝巳・東京大海洋研究所教授らの研究グループが突きとめた。
産卵場は、これまで半世紀を超す調査にもかかわらず判明していなかった。日本や中国の沿岸で養殖用に採取される稚魚(シラスウナギ)は、すべてこの海域から来るとみられ、研究成果は、激減しつつあるウナギ資源の保護に役立つと期待される。23日付の英科学誌ネイチャーに報告する。
ニホンウナギは、一生の間に数千キロの大回遊をする。南の海で生まれた幼生は、北赤道海流で西に流された後、黒潮に乗って北上、3ヵ月~半年かけて日本や中国など東アジア沿岸にたどり着く。その間に幼生からシラスウナギへと姿を変える。
親ウナギが集まる産卵場は、マリアナ諸島西方沖のどこかにあると推測されていたが、具体的には分かっていなかった。
研究グループは昨年6月、海洋研究開発機構の学術研究船・白鳳丸(はくほう)で現場海域を航行、独自に開発した大型プランクトンネットを海面から水深500メートルにかけて引いた。
スルガ海山の西約70~100キロの地点でふか後2~5日の幼生を捕獲することに成功。いずれもDNA鑑定でニホンウナギと判明した。「プレ・レプトセファルス」と呼ばれる誕生直後の幼生で、全長は、4.2~6.5ミリ。今回の調査で、計約400匹が捕獲された。
ニホンウナギの卵は、受精から1日半でふかすることがわかっている。現場海域では時速1キロ前後の海流が西向きに流れており、捕獲した幼生の日齢から逆算すると、産卵場はスルガ海山であることが確定的となった。
スルガ海山は、北緯約14度、東経約143度にある。周囲は水深3千メートル前後の海底が広がり、海山の頂上は水深約40メートル。
広大な海の中で、親ウナギが集まる目印となっているらしい。
(FROM 朝日新聞)
欧州のウナギ ピンチ!
月の前半はウナギ漁をしてはいけない。。。
ウナギ資源の減少を食い止めるため、
欧州連合(EU)欧州委員会が10/6そんな提案をした。
欧州委によると、乱獲や河川の汚れ、ダム建設などが
原因とみられるウナギの減少が続いており、
域内の川にやってくる数は、
近年は豊富だったころの1%にまで落ち込んでいる。
このため緊急措置として、
毎月1日から15日まで、ウナギ漁を禁止するよう加盟国に求めた。
閣僚理事会で了承されれば、
来春から実施したいという。
日本のかば焼きと異なり、欧州ではウナギをぶつ切りにして、
煮て食べることが多い。
ホウレンソウやハーブのソースで煮た料理はベルギー名物だ。
(朝日新聞から)
月の前半はウナギ漁をしてはいけない。。。
ウナギ資源の減少を食い止めるため、
欧州連合(EU)欧州委員会が10/6そんな提案をした。
欧州委によると、乱獲や河川の汚れ、ダム建設などが
原因とみられるウナギの減少が続いており、
域内の川にやってくる数は、
近年は豊富だったころの1%にまで落ち込んでいる。
このため緊急措置として、
毎月1日から15日まで、ウナギ漁を禁止するよう加盟国に求めた。
閣僚理事会で了承されれば、
来春から実施したいという。
日本のかば焼きと異なり、欧州ではウナギをぶつ切りにして、
煮て食べることが多い。
ホウレンソウやハーブのソースで煮た料理はベルギー名物だ。
(朝日新聞から)