知り合いが試験に落ちてしまった。
思い通りにならなかった結果。
その結果を聞いて、私は「残念」とは思わなかった。
むしろ悔しかった。
その人がそれなりに努力していたのを知っていたから。
一生懸命やりきったことを知っていたから。
だから、けっして「残念」なんて思わなかった。
一生懸命やったことに、残念な結果なんてないと思う。
受かるとか受からないということはあるが、
どちらも決して悪いことではない。
その試験に挑戦することで何か学べたことがあるのであれば
感じることができたのであれば
残念に思うことなんて何もない。
むしろ、試験や試練というのは、全てが次に向かうための一つの手段であって
いい結果が出たからといって、それをちゃんと生かせるような行動がとれなかったら
何も意味がないと思う。
センター試験が終わったこの時期。
センターの結果で志望校をどこにしようか考えていた遠い昔を思い出す。
失敗を知らなかった日々だった。
だけど、今ほどハングリー精神をもつこともない日々だった。
何事も経験しないと分からない、ということはないと思うが
今の私はたくさんの失敗から成り立っている、ということは確かだ。
そして私はそんな自分が昔の自分より好きだと思える。
人生は何があるか分からないから楽しい。
それがどんな結果でも、自分で一生懸命やったことや考えたことなら
決して後悔することない。
大丈夫。
自信をもって。
悔しさはきっと君の今後の人生を色とりどりにしてくれる大切な要素になるから。
いつか君にそれが伝わりますように☆
試験、お疲れ様。。