描く事が決まってから描き上げ、そして掲載されるまであまりにも長かったこの作品。
正直半年かかってます。
もうなんでそこまでかかったのかは憶えて無いンだけど
スタートから換算すると本当に半年かかってしまってます。
まあそれはいいです載ったんだから。
元々ベスパは好きだった。
一人でTシャツ作ったり壁紙やアイコンをフリーで提供する
「仙臺蜂」(せんだいベスパ)と言うサイトも運営してました。
でも実は自分自身ではベスパを所有していません(爆)
それは漫画の中でも描かれてますが
「ベスパとしての”存在”は大好きだけど、乗るとなると二の足を踏む」という
まさにまんまの理由です。
聞こえてくる話の殆どがネガティブなことばかりだし(笑)
でもなぜか回りにはベスパの所有者が多く
素材には困らなかったこと。
日本国内で発行されてたVespaの雑誌の半分以上は実は持ってた(多分)こと。
最大の功労は今回のベスパの”ほぼスクラップ”な状態の
ベスパを友人が修理中だったこと。コレが非常に大きい!!
汚れ、へこみ、錆びなど実はそのまんまの物があった訳です。
まさに今回の漫画を描くために現れたスクラップなベスパ(爆)
バイク屋さんもまんまです。実在します。
実はあのアニメ「かんなぎ」でも出てます(笑)<その辺なんです
描く事については許可も取ってる。
あ、登場人物にモデルは居ません念のため(笑)
だけど一番最初に企画を出したときの話とは殆ど変わってるんです。
最初のアイディアはもっと「ローマの休日」に寄ってました。
バイク屋のオヤジと女子高生で「ローマの休日」をさせたかった。
ちょっとした年の差カップル漫画にしたかったんですけどね。
それではダメと言う事で。
女子高生も本当はヤンキー(レディース出身)で
ベスパに出会ってバイク屋のオヤジに悟られて
ベスパのおかげで厚生する見たいな話だったんだよ(笑)
いや、別に今回の漫画が嫌いな訳じゃ無い。
今回のは今回ので自分のベスパに対する気持ちが乗ってるので
それはそれなんです。
オードリーヘプバーン大好きだしね(^^)
何はともあれ、月刊コミックリュウに1年ぶりの登場です。
買って、読んで、アンケート描いて
私にベスパ漫画の連載させて下さい。
ベスパでの単行本の一冊も出させて下さい。
コレで思い残すことも無く漫画家の終焉を迎えることができるかも知れない。
そのぐらい切羽詰まった漫画です。
自分が納得できる自分自身の為の本を出したい。
そんな気持ち。
月刊 COMIC (コミック) リュウ 2013年 06月号 [雑誌] | |
徳間書店 |
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微力ながら1ファンとしてハガキ出してきました。ぜひ連載で読みたいです。
べスパってずいぶん面倒なんですね。燃料混ぜる原付があるなんて初めて知りました。草刈機みたいですね。
前髪ぱっつん黒髪ストレートな古都梨ちゃんも可愛いですがママさんもまたチャーミングで。ママさんとべスパのエピソードも見たいです。
「これでもうどこにでも行けるぅーっ」ってセリフはホント時々実感します。クルマで走ってて、「あれ、この道どこに繋がってんだろ」とか「あ、なんか面白そうなのある」とか思っても、行き止まりだとか駐車場所だとか考えるとなかなか自由がきかないんですよね。
その点原付はどこでも気軽に入っていける。停められる。「ああ、原付なら」って思います。
外国産マシンに惚れてしまうと苦労多いでしょうね。
義弟がルノーのクルマ乗ってるんですが、しょっちゅう壊れるんで妹は次は国産車買うって言ってます。義弟が前々から好きで買ったクルマなので、やはりそういったこだわりや覚悟が無いと外車を乗るのは厳しいんでしょう。
私原付免許持ってるんですよ。19の時、取りに行って44点で1点差で落ちまして。翌週また行って合格したんですが、誕生日またいでたので成人してました。マークシートに成年・未成年の欄があって、1回目と2回目の試験でマークするとこが違ったという。
思い出すのは初めて公道で乗った時。免許センターの帰りにメット買って、バイク屋に行って購入済みのDIOを受け取っていざ発進。30kmくらいしか出てないのに気分は90km。フルフェイスで視界狭い。前見るのに必死で視線下げて速度メーター見るのも怖い。
べスパみたいなマニュアルだと運転できる気がしません。というか今でもバイクのマニュアルはよくわからないんですが。実技試験無しで取れるって結構すごいというか危ないというか。
2万kmちょいくらい乗りましたね。つい最近、私が乗ってたのと全く同じ型・色のSuperDIO・ZXを見かけましてまだ走ってるのかとちょっと感動。
しかしべスパって予備タイヤまで付いてるんですね。クルマと違ってバイクのタイヤ交換はどうやるのか全然知らないんですが、わざわざ予備が用意してあるという事は意外と楽なんでしょうか。
私のDIOもしょっちゅうパンクしては修理してました。一度は帰り道にエンストしたまま100回キックしてもエンジンかからず、雨の中を数km押していった事も。
原付とはたった3年半の付き合いだったのに、この作品読んでなんか色々思い出してしまいました。
色々サンキューね。
まあコレばっかりは自分の預かり知らない所の話なんで
とにかく葉書がたくさん集まれば何かが変わるかもしれないと言う
かすかな希望だけなんですがね。
とにかく漫画家に戻れるかどうかです。