線画にはどんなペンを使っていますか?
コピックの管理方法の次は線画に使うインクについて興味が出てきました。
ペン入れして色を塗るようになった子供の頃、ペン入れに使うのに定番だったのは、パイロットの『ハイテックC』0.3のブラックでした。
当時、激細のペン先(0.3mm)が手軽に買える唯一のペンだったんです。
それ以来、ずっと「線画用のペン」といったらハイテックCでした。他のメーカーからも激細ペンが発売されるようになりましたが、子供の頃の刷り込みなのかハイテックCしか頭になかったんですよね。
アルコールベースのカラーマーカー(例えばコピック等)で色を塗るときも、ハイテックC(ブラック)は滲まないし細い線が描けるし、大活躍でした。
ある日、もっといろんな絵に挑戦したくなって、人魚の線画を描くのに青いペンで描こうとハイテックCのブルーを買ってきてこれで線画を描きました。
すると、なんということでしょう、肌を塗リ始めたと同時に線画が滲んでくるではありませんか。夢見る人魚のお顔が青ざめたホラーな絵に・・・!
そう、この時初めて、同じハイテックでも滲むものと滲まないものがあるのだと知ったのです。
(水性×水性は滲む、油性×油性は滲む、くらいの認識しかなかった。水性のハイテックC×コピックは滲まないらしいと聞いてたので・・・)
・・・まぁ、専用のペンを使えば早い話なんですが。
コピックには、乾くと耐水性になる線画向きのペンがあるんですが、専用に作っただけあって、コピックには滲まないし、溶けない、いろんな色があるし、0.03mmとかいうものっそ細いのから、1mmの太いのまで、各種そろってます。
ただ、黒以外はマニアックな店に行かないと置いていないことが多いのです。
手軽にいろんな色のペンが手に入る方がいいよね。その辺に売ってるペンでもお絵描きに使えると色の種類も豊富だし嬉しいなぁと思いまして。
で、画材研究の一環としてこんなの↓ やってみました。
計画性なしの一発描きなので雑だし左の子の顔が大きすぎるん・・・のは置いといて。
【出演のペン】
とりあえず手持ちのペンたち。マルチライナーとハイテック以外は100円くらいで手に入り格安。
(左上から右へ順番に)
・ .Too『コピックマルチライナー』 オリーブ0.3
・ .Too『コピックマルチライナー』 ワイン0.3
・ パイロット 『ジュース』 ブラウン0.5
・ パイロット 『ハイテックC』 ブルー0.3
・ ゼブラ『サラサ クリップ』 ピンク0.4
・ ぺんてる 『ハイブリッドテクニカ ノック』 黒0.35(廃盤…?情報ページ見当たらず)
・ パイロット 『ハイテックC』 カメリア0.5(限定品?ページ見当たらず)
・ パイロット 『ジュース』 アップルグリーン0.5
上部の題字は
・ ゼブラ『サラサ クリップ』 ブラック0.5
コピックマルチライナーは画材屋さんで、他のペンは本屋さんとかドンキとかそこらへんの店で買ったボールペンです。
(マルチライナーはボールでインクを出すタイプではなく・・・なんていうのかな?)
(冒頭で話題にしたハイテックCの黒と茶も載せたかったけど、手持ちのペンが全然インクが出なくて今回は不参加)
【描き心地】
「書く」「描く」だけなら「ボールペン」の書き心地は滑らかで大変良いです。マルチライナーは滑らかさにはやや欠ける。
しかし、コピックで肌と羽を塗ってみたところ↓
超滲んだ子が・・・!!
滲んでない線画が多いですが、上段右端の青い子と、下段右から2番目のピンクの子・・・この二人、ハイテックで描いた子たちです(T△T)
めっちゃ滲む、めーっちゃ滲む!!
線画にかぶらないように気を付ければ滲まずになんとか塗れますが、ちょっと触れただけでも ものすごく滲みが広がるんですよ。。。ショックでしょ?
逆にこの滲みを利用する手もあるのですが(羽とかいい感じに輪郭をぼかしてくれる)、
顔の線画には向かないんですよねぇ。
ちなみに、ここにはないけどブラウンも滲みます。
(ハイテックの黒とライトブルーは滲まないのだけどなぁ)
他も塗ってみた。
線画の色が薄いと色塗りで線画が消えますね。アップルグリーンとか線画の意味ない。
(これも、使い方次第で利用できる)
あと、アップルグリーンは0.5なのに0.3くらいの細さ。題字のサラサ ブラック0.5と太さが全然違います。
【今回の実験結果(コピックで塗る場合)】
ハイテックのブルー・カメリアは線が滲み線主線としては難しい、それ以外の格安ボールペンは線画として利用できそうです。
【ちなみに・・・・】
ホワイトの代用品として『ユニボール シグノ 太字』を持っていますが、コピックマルチライナー以外全部のボールペンが色が溶けてにごります。
コピックマルチライナーは乾くと耐水性で、水にぬらしても滲まないしホワイトボールペンにも色が混ざりません。さすが。
コピックの管理方法の次は線画に使うインクについて興味が出てきました。
ペン入れして色を塗るようになった子供の頃、ペン入れに使うのに定番だったのは、パイロットの『ハイテックC』0.3のブラックでした。
当時、激細のペン先(0.3mm)が手軽に買える唯一のペンだったんです。
それ以来、ずっと「線画用のペン」といったらハイテックCでした。他のメーカーからも激細ペンが発売されるようになりましたが、子供の頃の刷り込みなのかハイテックCしか頭になかったんですよね。
アルコールベースのカラーマーカー(例えばコピック等)で色を塗るときも、ハイテックC(ブラック)は滲まないし細い線が描けるし、大活躍でした。
ある日、もっといろんな絵に挑戦したくなって、人魚の線画を描くのに青いペンで描こうとハイテックCのブルーを買ってきてこれで線画を描きました。
すると、なんということでしょう、肌を塗リ始めたと同時に線画が滲んでくるではありませんか。夢見る人魚のお顔が青ざめたホラーな絵に・・・!
そう、この時初めて、同じハイテックでも滲むものと滲まないものがあるのだと知ったのです。
(水性×水性は滲む、油性×油性は滲む、くらいの認識しかなかった。水性のハイテックC×コピックは滲まないらしいと聞いてたので・・・)
・・・まぁ、専用のペンを使えば早い話なんですが。
コピックには、乾くと耐水性になる線画向きのペンがあるんですが、専用に作っただけあって、コピックには滲まないし、溶けない、いろんな色があるし、0.03mmとかいうものっそ細いのから、1mmの太いのまで、各種そろってます。
ただ、黒以外はマニアックな店に行かないと置いていないことが多いのです。
手軽にいろんな色のペンが手に入る方がいいよね。その辺に売ってるペンでもお絵描きに使えると色の種類も豊富だし嬉しいなぁと思いまして。
で、画材研究の一環としてこんなの↓ やってみました。
計画性なしの一発描きなので雑だし左の子の顔が大きすぎるん・・・のは置いといて。
【出演のペン】
とりあえず手持ちのペンたち。マルチライナーとハイテック以外は100円くらいで手に入り格安。
(左上から右へ順番に)
・ .Too『コピックマルチライナー』 オリーブ0.3
・ .Too『コピックマルチライナー』 ワイン0.3
・ パイロット 『ジュース』 ブラウン0.5
・ パイロット 『ハイテックC』 ブルー0.3
・ ゼブラ『サラサ クリップ』 ピンク0.4
・ ぺんてる 『ハイブリッドテクニカ ノック』 黒0.35(廃盤…?情報ページ見当たらず)
・ パイロット 『ハイテックC』 カメリア0.5(限定品?ページ見当たらず)
・ パイロット 『ジュース』 アップルグリーン0.5
上部の題字は
・ ゼブラ『サラサ クリップ』 ブラック0.5
コピックマルチライナーは画材屋さんで、他のペンは本屋さんとかドンキとかそこらへんの店で買ったボールペンです。
(マルチライナーはボールでインクを出すタイプではなく・・・なんていうのかな?)
(冒頭で話題にしたハイテックCの黒と茶も載せたかったけど、手持ちのペンが全然インクが出なくて今回は不参加)
【描き心地】
「書く」「描く」だけなら「ボールペン」の書き心地は滑らかで大変良いです。マルチライナーは滑らかさにはやや欠ける。
しかし、コピックで肌と羽を塗ってみたところ↓
超滲んだ子が・・・!!
滲んでない線画が多いですが、上段右端の青い子と、下段右から2番目のピンクの子・・・この二人、ハイテックで描いた子たちです(T△T)
めっちゃ滲む、めーっちゃ滲む!!
線画にかぶらないように気を付ければ滲まずになんとか塗れますが、ちょっと触れただけでも ものすごく滲みが広がるんですよ。。。ショックでしょ?
逆にこの滲みを利用する手もあるのですが(羽とかいい感じに輪郭をぼかしてくれる)、
顔の線画には向かないんですよねぇ。
ちなみに、ここにはないけどブラウンも滲みます。
(ハイテックの黒とライトブルーは滲まないのだけどなぁ)
他も塗ってみた。
線画の色が薄いと色塗りで線画が消えますね。アップルグリーンとか線画の意味ない。
(これも、使い方次第で利用できる)
あと、アップルグリーンは0.5なのに0.3くらいの細さ。題字のサラサ ブラック0.5と太さが全然違います。
【今回の実験結果(コピックで塗る場合)】
ハイテックのブルー・カメリアは線が滲み線主線としては難しい、それ以外の格安ボールペンは線画として利用できそうです。
【ちなみに・・・・】
ホワイトの代用品として『ユニボール シグノ 太字』を持っていますが、コピックマルチライナー以外全部のボールペンが色が溶けてにごります。
コピックマルチライナーは乾くと耐水性で、水にぬらしても滲まないしホワイトボールペンにも色が混ざりません。さすが。
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