春告げ鳥の異名を持つ鷲のシルエットが岩手山の頂上付近に薄っすら現れました!
山の頂上付近に鷲のシルエットがクッキリあらわれると農家の皆さんには、春ですよ農作業のスタートですよ!
準備を始めましょう〜 の
合図なんですって・・
(昔からの言い伝えのようです・・)
確かに、今日の日中の気温は15度もありました!
春はすぐそこにやって来ています!
そして、羽根を休めていた白鳥さんたちも北帰行を始めました
山の中腹付近に数羽並んで飛んでいるのがわかりますか?
(少し分かりにくいと思いますが・・)
間違いなく3月初旬の気温としては
例年より暖かい日々が続いています
さくら🌸の便りが待ちどうしい盛岡です‼️
(桜の開花予想は4月15日頃とか・・)
さて、鷲や白鳥の話題からですが
宮沢賢治の「夜だかの星」と言う童話をご存知でしょうか?
息子が小学六年生の時、学習発表会の劇で演じたのを思い出しました。
夜だかは、とても見にくい鳥でタカと 名前がついているだけで他の鳥たちから怖がられ、仲間はずれにされていました
夜だかは、羽虫をとって食べる優しい鳥です。
でも、羽根が強くて鳴き声が鋭くて、やはりどこかタカに似ていた為、怖がられていました。
タカからも、名前を変えなければ掴み殺すと脅かされていました。
何にも悪いこともしないのに、なぜ皆んなに嫌がられるのだろう・・
皆んなに相談しても、知らん顔され
夜だかは毎日、悲しくなりました
夜だかは何処か遠くへ行ってしまおうと空高く飛び上がりました
これで、羽虫も毎晩、夜だかに食べられる事もなくなるだろう・・と
オリオン座の星に、大犬座の星に、さらに大熊座の星に、あなたのところに連れてって下さいとお願いしましたが、受け入れてもらえず自分で何処までも何処までも空の上へのぼって行きました。
いつしか、夜だかは冷たくなり最後は 夜だかはリンの火のような青い美しい光になってカシオペア座のとなりに・・
今でも、天の川の青白い光となって
いつまでも燃えているそうです‼️
とても悲しい物語りです・・
宮沢賢治がこの童話を作った時代は
大正時代 1918年頃だと思います
宮沢賢治のその時代から、いじめってあったのでしょうかね・・・