けんちゃんとお散歩🎵

2015年6月にけんちゃんを生んだかあちゃんの?成長記録

梅仕事

2021年06月09日 23時12分03秒 | 日記

NHK の番組を見て

そうだ、やっぱり梅干しを作ろう

そんなことを決意して

ついに梅の塩漬けまではした

 

梅干しなんて子どもの時は

好きじゃなかった

 

酸っぱいものは危険信号

腐ってるって本能的に知ってる

でも経験的に

美味しいって知った

 

けんちゃんは梅干しが好き

おにぎりは梅干しがいい

そんなこと言うの珍しい子ども?

 

仕方がない

けんちゃんが知ってるおにぎりは梅干しか、

ふりかけ

 

でもけんちゃんの知ってる梅干しは

甘い

 

かつて、かぁちゃんが

これが梅干しなら美味しいと

いくつだって食べられると思った梅干し

はちみつ漬け

 

だから

けんちゃんに本当の梅干し

食べさせてあげたくなった

 

かぁちゃんが子どものころ

かぁちゃんのかぁちゃんが漬けた

本物の梅干し

 

本当に酸っぱくって

口がキュッとしぼんじゃう感じで

目だって

ギュッとつむっちゃう酸っぱさ

 

そんな本物の梅干し

けんちゃんはどんな顔をするんだろう

もういらないなんて

言うのかなぁ

 

20%の塩漬けにして

4日目

まだ少し塩が残っているけど

たぷたぷの梅酢が上がってきた

いい匂いもする

楽しみ

 

楽しみなんて思えるの

どれだけぶりかな

 

梅のシロップも作りたいな

 

 


おかあのたんじょうび

2021年05月30日 22時07分01秒 | 日記

週末かあちゃんは誕生日だった

けんちゃんが何歳になったのかと聞くけど

言いたくない

 

けんちゃんのお母さんはけんちゃんと同じ

もうすぐ6歳だよ

 

けんちゃんが生まれたとき

かあちゃんは、

けんちゃんのお母さんになったから

だから、

もうすぐ6歳

 

そうじゃなくて!!

けんちゃんは言うけど

やっぱり

言いたくない

 

かあちゃんは

かあちゃんのかあちゃんが

23になった2日後に生まれたから

まぁ若い方だけど

それでも

年を聞くと誤魔化そうと

したり、しなかったり

 

そう言えば

ある月刊誌の投稿欄に

5歳の孫娘のことを語る

46歳の女性の記事があった

 

計算してみても

おかしなことはない

投稿者の女性が自分の歳を

誤魔化したとしても

いや、

その真偽に関係なく

46歳であって

5歳の孫の存在はなんら問題ない

と思う

 

仮に今、

けんちゃんにきょうだいができたら

そっちの方が

何というか

様々な問題を孕んでいるのかも

知れない

 

けんちゃんは

本当に本当に

望まれて生まれてきたのだけど

 

かあちゃんととうちゃんが

親なんかで

不幸だったりしないのかな

大丈夫なのかな

ごめんね

 

少なくとも

花丸ではないよね

花丸だって思えるようにしてないのは

かあちゃんやとうちゃんだよね

 

 

 


アフター保育園

2021年04月27日 16時46分14秒 | 日記

保育園の仲良しのお友達と

保育園のあと一緒に遊ぼうって

いつのまにか約束をしていて

今日がその日で

その友達の家のすぐ裏の

小さな公園が待ち合わせ場所

 

公園に着いてみたけど

お友達の姿は見えなくて

ここで少し遊んで帰るだけかなって

思いながらももうちょっと待ってみた

 

向こうにも公園があるから見てみようかって

ちょっと歩いてみたらそのお友達がいた

 

公園の裏に大きなお家があって

そのお家がその子の家らしくて

すぐ横にも家があって

そこにおじいちゃんとおばあちゃんが住んでる

だから

お迎えはいつもおじいちゃん

 

そのお友達がぴょんぴょん飛び跳ねる

神社の裏の小高い丘の上に

その子の家とおじいちゃんの家はあって

神社の裏山は

もともとおじいちゃんの土地なんだろうな

 

最近すごくたくましくなったその子

 

理由が分かった

その裏山の中

昭和の子顔負けに駆け回って

飛び回る

 

公園の遊具だって

遊び方のルールなんて関係ない

 

最近逞しくなったなーって

思っていたけんちゃん

学年が同じなんて思えない

ひよっこ そのもの

 

竹やぶに行こう!

そう言って駆け出して

姿は見えない

 

遠くの方で

たまに楽しそうな男の子たちの声が聞こえる

もう来年は小学生

 

こうやって少しずつ

離れていくんだろうなぁ

 

保育園で一番の仲良し

でも別々の小学校に行く

寂しいな

けんちゃんとずっと仲良しでいてほしいな

 

ひよっこのけんちゃんのこと

飽きずに友達でいてくれるかな

 

大きな怪我さえしなければいい

 

でも

家に帰ったら

少しは母ちゃんとも遊んでね

 

 


反省するサル

2021年04月11日 06時03分51秒 | 日記

年長さんのけんちゃん

大好きなのはだんぜんゾロリ

次はかあちゃんかな

けんちゃんは、おかあーって言うけど

 

最近つい小言が多いおかあ

小言言われているけんちゃんの顔を見て

かあちゃんは

また言っちゃったって思う

 

かあちゃんに余裕がないから

けんちゃんは小言を言われる

言われるようなことをするからじゃない

いや、実際言われるようなことをするんだけど

そんな言い方しなくてもいいじゃんって

もう一人のかあちゃんは思う

 

反省は活かさなきゃ

反省だけならサルでもできる

本当にサルが反省するかどうかわからないけど

今の母ちゃんは本意じゃない

 

何が不満で、何に不安で

何を恐れているのか

けんちゃん以上に見えない敵と闘う

 

 


おもいで

2021年03月19日 22時32分15秒 | 日記

年中さんの『おもいで』を持ち帰った

年中さんになってしばらくのころ

けんちゃんは心配をしていた

 

あのね

○○くみさんの おもいでは どうなるんだろう

 

年少さんの『おもいで』を持ち帰って

嬉しくって

年中さんの『おもいで』をもう楽しみにしていた

 

でも、

コロナで4月は登園する子は半分以下

けんちゃんも可能な限り欠席したし

そんな中で

揃ってお絵かきしたり

工作したりって時間はなかったみたい

 

でも、

けんちゃんにはコロナの感染拡大防止対策より

年中さんが終わるころに綴られる絵がないことの方が

心配みたい

 

心配ならさ、聞いてみたら?

先生にさ、おもいでの絵は描かないのって

 

それで

早速、翌朝、担任の先生に聞いていた

登園してすぐ

あいさつもそこそこに

てか、

そのころのけんちゃんのあいさつは

蚊にも負ける程度の小さな声だったけどね

 

担任の先生は、

え、おもいで?そうなんだぁ

あぁ、おもいでよりも違うこと考えていたんだけど

 

ていうのが返事で、

おもいでじゃない違うものってのも

かあちゃんは興味が沸いたけど

 

結局、保育園からは荷物を全部持ち帰るために

大きい紙袋を用意するように連絡があって

そして

お迎えに行くと

みんなが大きな紙袋に1年間に描いた絵の綴りと

粘土やハサミやクレパスや・・・

来年のために補充や修繕をするためにすべて

入れられて提げていた

 

けんちゃんには絵のセンスがある

親バカのかあちゃんにははっきり分かる

けんちゃんの絵はクラスで

1か、2か、3か4番目か、

ま、半分よりか上か、

下から数えたって大して数えなくていい程度には入る

 

約1ヵ月に一度、

背面掲示板の作品ははり変えられるけど

どう見たってけんちゃんの絵はすごくいい

親バカのかあちゃんが思うのだから間違いはない

 

いえ、正直に言うと

2歳児の保育園の時には絵は諦めようって

思ったんだけどね

ハサミは上手だからね

誰でも向き不向きってあるよねって

思っていたんだよね

だから、

成長してる姿に感動ヒトシオ

 

しょうしにする えを かいたんだよぉ

 

3月に入ったころ報告してくれた絵

中心にはけんちゃん

隣には担任の先生

本当の先生は体の大きい人なのに

絵の中ではけんちゃんより小柄

左には年中さんになってから毎日のように

遊んだ仲良しのお友達が2人

けんちゃんの思い出の中にしっかり『登場!』って

感じで横から飛び込んでいる

 

こういうところ

けんちゃんの絵のステキなところ

 

かあちゃんにはないセンス

来年の『おもいで』が楽しみなかあちゃん

 

 

 


責任の所在

2021年02月22日 21時27分18秒 | 日記

ちょっと用事があったから

少し早めに職場を出て少し早めのお迎え

保育園の門をくぐると園庭を挟んだ保育室から叫び声

 

けんちゃーん!ママきたよぉ~!

 

保育室に着くまで

けんちゃんがテラスに出るまで

何人ものこどもが叫ぶ

そして帰りの用意をするけんちゃんより早く

何人ものこども達が

かあちゃんを出迎えてくれる

 

あやとりをしながらのこともあるし、

けんだま持ったままのこともある

 

今日はコマまわしをしていたらしい

 

けんちゃんの先生は男性で

だからかどうかは分からないけど

それは男女差なのか個性なのか

そういうのを語るのって難しい世の中だけど

こどもたちは

昔で言うならすごく面倒見のいい近所のオニイチャン的

そろそろオジサン的年齢に近付きつつある

その先生が大好き

 

いつもの時間なら

延長のこどもたちは保育室で延長の先生のお話を聞く時間で

テラスに出ているのは延長のないこどもだけ

だから、

今日みたいに少し早めの時は

大騒ぎ

 

けんちゃんのママー

声の方を見るとあやとりの紐をかけた手を差し出している

 

あら、あやとりなんてできるの?

上手にできるんだねぇ

 

かあちゃんの目に映るのはニマァ~とした顔

 

かわいい

どうしてこんなにかわいいんだろう

 

そしてやっとテラスに出てきたけんちゃんは

ポーカーフェイス

 

遺伝子のせいなのか

こんな時には表情はない

だってまわりにいっぱいこどもたちがいて

かあちゃんの前には何人ものこどもたちが

かあちゃんを見上げている

 

けんちゃんは黙ってちらっと見て

そして靴入れから靴を持って来て

かあちゃんに一番近いところに割り込んで

そしてかあちゃんの足元に靴を置く

 

先生がやってきて今日のちょっとしたこと

教えてくれて

挨拶をしてから門に向かう

 

ひとりで走って門に向かうときもあるし

手をつないでゆっくり歩くときもある

いきなりしゃべりまくるときもあるし

とぼとぼと歩くときもある

 

保育園での何かを話しているとき

その話を聞いてるのは楽しい

聞いて欲しいって思われることは幸せ

 

むちゃくちゃな筋道で出てくる言葉を

かあちゃんは頭の中で組み立て直す

 

車で出掛けた先で用事を済ませて帰り道

車でテレビの音を聞いていると天気予報をしている

明日は寒いらしい

今日はポカポカで4月下旬だったのが、

明日の午後は2月に逆戻り

 

そんなことを聞いていたらけんちゃんの声

 

ほっかいどーのちかくのけんはさぁー

北海道の近くの県?

 

車の運転しながらけんちゃんの話を聞くのって

神経を使う

安全運転に支障を感じる

でも、聞きたい

 

うん

北海道の近くの県がどうしたの?

ほっかいどーのちかくのけんはさー

ほっかいどーのせいでさむいよねぇ

ふーん、そうなの?

うん、ほっかいどーがさむいからさぁー

ちかくのけんはさむいよ

 

そうなのか

かあちゃんの頭の中には

凍えそうに身を縮めながら

北海道の方を恨めしそうに見つめる

青森県の人々って絵が浮かんだ

 

 


久々のピクニック

2021年02月13日 21時52分25秒 | 日記

どれだけぶりかピクニックに行った

片道30分

通勤帰りの道で見付けていた公園

川沿いの区画整理した時の公園だろうな~

複合遊具もあるし高低差もあって

楽しめそう

 

いつからかなのか

なんだか疲れ取れなくて

毎週カウントダウンして週末を待っていた

だましだまし過ごして年末はとうとうバッテリー切れ

すっかり空っぽになったバッテリーは充電しきれないままで

新年もだましながら週末までをカウントダウンして

 

そして帯状疱疹

 

これの程度は分からないけど、

それなりに苦しんでやっと気力を出せるようになった

 

それで、ピクニック

 

歩くのも嫌だったんだから

ちゃんと回復してるって証拠・・・良かった

 

遅い朝ごはんついでにサンドイッチを作ってお弁当箱に詰めた

ピクニックに行く前に上靴を洗ってね

そんなこと言っても、

けんちゃんは上靴洗いは気が進まない

最近、やっと学んだ

 

一緒に洗おう!

手伝って!

 

けんちゃんだってピクニックは嬉しい

コロナだからって色々我慢してきたし、

疲れてるから無理って言われて

お散歩だって我慢してきた

挙げ句の果てに帯状疱疹になったかあちゃんから、

触らないで・・・

重いから持って・・・

こっちは手をつなげない

もたれないで

無理

痛いってば!

痛い痛い・・・

とネガティブ光線で攻撃されっぱなしの日々

 

そこへきてピクニックだもの

 

けんちゃんには初めての公園でどこにあるかも分からない

ただ川の近くってだけの情報

でも、

嬉しくて

スキップしたい気分でぴょんぴょんしながら進む

スキップできないだよね。

 

最短距離で歩いて30分弱

高低差を利用した大きな滑り台

その土手をよじ登るロープ

ちょっと大きめの複合遊具

どれも魅力的でワクワクして遊びだした

 

おかあもおいでよ

やったらぁ~

 

まわりを見るとよちよち歩きの小さな子と親たちとか、

2人、3人のきょうだいと親たちとか、

けんちゃんは一人なんだなぁって

ちょっと切ない

 

小学校とか行けば友達と子ども同士で遊ぶだろうし

きょうだいのいない子もそんなに珍しい時代じゃない

でもね

 

12時少し前にお昼ごはんをしようってことになって

公園の水道で手を洗った

お弁当も嬉しくて手を洗うのもニタニタしたけんちゃん

かあちゃんも嬉しくなる

 

どこで食べようか、

あっちの上の方にしようかって言った横で

けんちゃんはちょっとした斜面でズルッと滑って手を付いた

 

ありゃ、大丈夫?また手を洗わないとね

 

声を掛けると砂だらけの両手の平を見詰めて水道に歩いた

 

大丈夫だよね?一人でできるよね?

 

かあちゃんは2人のお尻がやっと乗るサイズのシートを広げる場所を考えて

振り向いたら

 

けんちゃんが斜面を上がるべく足を掛けて・・・

と瞬間、手を付いた

 

見ない振り

 

あぁ、また洗わなくちゃ・・・

 

独り言を言って水道に向かう姿を見てシートを広げた

転んでもひどく打ったりしない限り泣いたりしない

赤ちゃんのころからその辺はクール

だから、

走ったわけじゃなく、

歩いていてちょっとコケて手を付いた程度で

ビー!と泣き出すのが当たり前になってる親子を見ると

もう違和感を感じる程

 

シートに腰を下ろして振り向いて見ると

やっとけんちゃんが横にやって来た

 

ここにしたよ、いいかな?

うん

 

そう言って

もう一度体勢を直すと

けんちゃんが斜面で足を滑らせた

で、

両手に付いた砂を見詰めている

 

洗っておいで

うん

 

転んで泣かないのはいいけど、

この程度の斜面で何度足を滑らせるのか、

手を付くのはいいけど、

やっぱり足は滑らせすぎじゃないのか・・・

 

自分の子を標準化したい気持ちと

自分の子は大丈夫なのかと心配になる気持ち

ま、

いいけどね

そう思えるくらいにはなってはいる

 

サンドイッチは美味しかった

パン屋さんで買ったパンが美味しいし

外で食べるのは美味しくなるし、

なによりけんちゃんと一緒だし

そのけんちゃんがすごくいい顔してムシャムシャ

 

コロナ自粛で身体が衰えたせいなのか、

病み上がり中なのか、

すっきりスコーンと心も身体も晴れてるわけじゃないけど、

気分はいい

 

ちゃんと週末はお休みできて

自分やけんちゃんのために時間が使えて

リフレッシュできるなら、

それは幸せだなって思える

思わなくちゃって思えるようになってきた

 

夢は叶いそうもないけどね。

 

少し遠回りになるけど帰り道は川沿いを歩いた

そうしたら線路を渡るチャンスを逃して

駅まで行くしかないねって

言っていたら

 

手前で公園を見付けちゃった

 

さっきの公園よりも複合遊具が立派!

 

ちょうどお昼ごはんの時間だからか

誰もいない

 

誰もいない公園の方が好きなけんちゃん

(かあちゃんと同じだね)

でも、この目の輝きは大きな遊具に魅力を感じてるのかな

 

遊んでいこうか?

 

もう嬉しそうで嬉しそうで嬉しくなる

10時半に出発して14時前に帰宅した

心地よい疲れ

いい一日だった

よかった

 

 

 

 


ネタ合わせ

2020年11月07日 22時33分35秒 | 日記

部屋の中でも寒くなってきた

あの暑くて仕方なかった夏が嘘だったように秋は来て

今は寒い

 

とりあえず、

けんちゃんもかあちゃんもパーカーを羽織った

フード付きのパーカーは

けんちゃんはもうサイズアウト

でも、

けんちゃんは構わない

オープンファスナーの留め具を苦労してはめて

ファスナーを上まであげて、

そしてフードもすっぽりかぶった

 

かあちゃんもぼうしかぶって

これでさぁ

あとでまんざいしよ

 

はい?漫才???

なぜ?

 

夕ご飯を食べながらけんちゃんは満足げ

 

まぁ、いいか。

かあちゃんも生涯で一度くらい漫才やってみてもいいかも

 

じゃあさ、けんちゃん

漫才やるならネタ合わせしなくちゃ

ネタ合わせって言うのはね、

何しゃべるかお話し合いすること

 

箸の先をちょっとくわえながら

うーんって顔して何やら言うことは・・・

正直、言っている意味が分からない

ただの世間話

 

けんちゃん、漫才ってのはね

聞いた人が面白いって思わないとね

ふ~んって話では漫才にならないんだよ

 

かあちゃんだって漫才の定義なんて考えたことなかった

けど、

世間話しても漫才にはならないことくらい

分かる

かあちゃんはよく話にオチがないって

クレームを受けていた

そういえば最近はクレームはないなぁ

別にいい

かあちゃんは落語家じゃない

オチなんてなくてもいい

 

ただ、

けんちゃんは漫才がしたいという

なら、見ている人が面白く思わなくちゃ

 

じゃあさ、

せんせい!エプロンむすんで!

むすんでひらいてむすんでむすんで・・・

なんでやねん

あなたネズミせんせいでしょ

ばれたぁ~っていうわ

 

けんちゃんは一気に言うけど

これはネタ合わせらしい

そして、

かあちゃんは園児役

けんちゃんは先生役

 

かあちゃんちにはリビングに小上がりスペースがある

小上がりに腰掛けてテレビが見えるようにって

ソファを置きたくないから

 

その小上がりに

牛乳パック椅子を踏み台にして

パーカーのフードをかぶった二人がどうも~♪って

言いながら上がる

コンビ名もある

考えたのはけんちゃん

かあちゃんの名前とけんちゃんの「けん」を組み合わせた

5歳ってこんなこともできるって

びっくりした

 

けんちゃんはご機嫌

舞台に上がったときから

いや

上がる前からグフグフ笑っている

満面の笑み

 

かあちゃんに突っ込みを入れられ

ねずみのせんせいだなって言われると

ばれた~!と言って

その場に転げた

そして

大笑いをしている

 

ご機嫌で何より

 

撮影したビデオを見返して

もう一回やろうって言う

 

やらないよ

今日はおしまい

やるなら、またネタを考えなくちゃ

見てる人が笑っちゃうこと考えなくちゃ

漫才はやってる人が笑っちゃってたらダメなんだよ

やってる人は真面目にやらなくちゃ

 

昔、

かあちゃんがかあちゃんに言われたようなことを言っていた

ドリフのコントが大好きで大笑い

吉本もテレビにかじりついて見ていた

 

かあちゃんが言ったんだと思う

バカなことばっかりしているって

そしたらかあちゃんのかあちゃんが言ったんだ

 

馬鹿なとして人を笑わすのは賢く考えないとできないんだよ

そうなのかなぁ

最近は

そうじゃない人もいるけど

けど、

まず基本はね

本人が真面目にやってるからこそ

笑えるのかも知れない

 

笑われてるんじゃなくて

笑わせてる

 

けんちゃんが新しいネタを考えてくれるのを

本当に楽しみにしてる

 

楽しくて馬鹿馬鹿しくて

人を気持ちよく笑わせられるようなネタ

けんちゃんと漫才なんて

それはそれで嬉しい

 

 

 


エール

2020年10月26日 22時35分08秒 | 日記

朝ドラのエールにはまっていて、

帰宅したらすぐ

NHKプラスで見逃し配信で見る

朝ドラにはまったのは初めて

コロナのために初回からのを再放送したおかげで

今までの回をすべて見ることができた

こんなに毎日何かを欠かさずするってこと

今までの人生でもない

 

ドラマの主題歌もいい

歌が良くてドラマに引かれるようになったのか

ドラマが良かったのか

それは分からない

初めのころは歌の雰囲気とドラマの空気感が

合ってない気がしたくらいなのに

今はそんなことどうでもいいし

なんなら

ドラマの中のひとりひとりにエールを送っちゃってる

かあちゃんがいる

 

♪きっといつか今日の日も意味を持って~

♪星の見えない日々を超えるたび

 

そんな歌詞のひとことひとことに

どれだけ支えられただろうって本気で思うし

これほど歌に助けられたことも

今までなかった気がする

 

けんちゃんも一緒に歌う

かあちゃんが気持ち良く歌うのを楽しそうにする

 

けんちゃんは運動会で覚えたスマイルを歌う

 

♪いつでもスマイルしててね~

とんでもないことがおきてもさぁ~

 

変なコブシが入ってるのがなんとも言えないけど

かあちゃんは笑わないとなぁって

思う

 

夢も想いも叶わない

それが決定的でも

かあちゃんにはけんちゃんがいる

 

夢なら覚めて欲しい

 

ただ

これが夢だったとき

その夢が覚めたとき

現実はどんな世界なんだろう・・・

 

それが怖い

 

人生なんて何が幸いなのか分からない

夢の世界の方がよっぽど怖かったりするから

このままの方がいいのか

 

幸せな夢が見られるなら

夢の世界でもいいのかも知れないなぁ~

 

 


大きくなったら

2020年10月04日 22時21分43秒 | 日記

けんちゃんは大きくなったら何になるの?

ずっと昔、聞いてみた

むかしって、けんちゃんにとってのむかし

会話ができるようになったころ

 

けんちゃんの初めての大きくなったら・・・

ちゃーちゃん!だった

懐かしくて、

嬉しい思い出なんだよなぁ~

もう絶対、言わないだろうなぁ~

 

けんちゃんに、その夢を叶えられないって

伝えなかったのに

ほどなくして

おかあちゃんになる!とは言わなくなった・・・

 

忍者とか、そーいうの言ってほしくないから

聞かない

 

けど、

たまに聞かれるんだ

 

おかあさんは大きくなったら なにになるの?

 

かあちゃんは大きくならないからなぁ~

横にはなるとか、

年齢は大きくなるとか・・・

そういうの あんまり趣味じゃないし

 

かあちゃんはね、

こどものときは ほいくえんのせんせいに なりたかったんだよ

 

正確には保母さん

一番

身近だったから

他にはなかったから・・・

あ、そうか、一番古い記憶だとオヨメサン

オヨメサンになってあかちゃんほしい!

自分が年中さんで保育園に行く前から

赤ちゃんが欲しくて

しょっちゅう

枕を抱いたりおんぶしたりしてた

かあちゃんのかあちゃんは

ちゃんと

腰紐をおんぶ紐に見立てて

かあちゃんに枕をおぶらせてくれた

 

年子の弟がいたから

自分の母親の真似をしていただけだろうけど、

いきものって、

そうやって身の回りの年長者の真似をして

生きるすべにしてるんだろうなぁ

 

で、かあちゃんは

考えてみたら

 

物心付いてからずっと

本当にずっと赤ちゃん欲しいと思い続けている

 

けんちゃんがさらに聞く

どうして?

 

どうしてって、どうしてかなぁ~

説明したほうがいいかなぁ

そして、

夢は叶えた方がいいのかなぁ

夢を叶えるためにいっぱいがんばろうねって

言った方がいいのかなぁ

 

夢は叶えるためにあるってことば

若いときは支えになった

 

なんで自分は夢なんて持って、

そのせいでどれだけ傷付いたり

ガッカリしたらいいんだろうって思ったけど、

叶えるためにあるなら、

いつか叶うはずだって、根拠もなく勇気づけられたりしてた

 

けんちゃん生まれて

孤独感とか、自分がいなくなりそうな感とかあって、

これじゃダメだって思って

本屋さんに行った

 

それで結局はすぐに棚上げにして数年経って

そして、何の因果か思い出し

棚から降ろして一年

かあちゃんは保育士になった

コロナ騒ぎが大騒ぎになりはじめた頃だった

 

独学でテキスト覚えただけの正にペーパー保育士

 

そして

あれから半年、ペーパーのまま

正直なとこ、なんの見通しもしてない

 

いや、

将来、保育園で働けても、

今と同じシステムなら

早朝・延長のお手伝いしても

有資格と無資格の時給の差では

受験料と申請料のもとが取れるとは思えない

 

何のために取ったんだろーって

たまに思うけど

教養娯楽と思えば

自分のためだけに一生懸命になってた一瞬に価値があった

いや、

かあちゃんはずっと小さかった頃の夢を叶えたんだ

 

でも、

本当に一生懸命に

保育士として子どもたちの世話している人に申し訳なくて

保育士だなんて名乗れない

 

買いもしない宝くじの

一等が当たったら・・・

かあちゃんは近所の保育園でボランティアをする

図書館で読み聞かせとかさせてもらったり

ファミサポの援助会員にもなる

 

かあちゃんは小学1年の文集に書いた

大きくなったら

ほぼさんになりたいです。

子どもがすきだからです。

でも、しゅにん先生や

えんちょう先生にはなりたくありません

 

夢は叶えるためにあるらしい

 

たぶん


夫婦同姓を考える

2020年08月17日 22時18分03秒 | 日記

お盆に父ちゃんと母ちゃんそれぞれの実家に行った

両方とも県内だけど、

できるだけ短時間の滞在

父ちゃんの実家恒例のお昼ご飯も

なしにしてもらった

お庭のナスがたくさんできたからって

たくさんいただいた

昨日は忘れちゃっていて

昨晩、豚肉と一緒にお味噌少しとお酢も入れて

お醤油も入れてさっぱり炒めを山盛り

おかずは

それだけ

あ、

頑張ってもやしのおみそ汁

 

けんちゃんに嬉しい物はなかったのか

箸が進まない

じぶん、なすにがてかもしれない

 

苦手って表現は保育園で覚えたね

保育士さんが

あえて、嫌いって言葉でなく

苦手って表現してくれてるみたい

 

そうなの?

おなす父ちゃん実家でいっぱいもらってきたから

明日も明後日もおなすなくなるまでなす料理だよ

 

何の慰めにも励ましにもならない母の言葉

 

苦手な物は母ちゃんがアーンすると

食べられる

不思議だけど分かる

アーンってしてもらうとなぜか

味わいが変わる

味がマイルドになる

優しくなる

ふわっと包まれる感がある

 

けんちゃんがアーンしてくれても

そう感じるから

これはただの主観ではなく

何か科学的変化があるに違いない

 

でも

次に母ちゃんが誰かにアーンなんてしてもらえるのは

本当に赤の他人でそれは職業人で業務として

だな・・・

 

じぶんさ、なす好きになったかも知れない

 

食べ進めながら

けんちゃんが言った

 

そうかぁ、それはじーちゃんばーちゃん嬉しいと思うよ

いいなぁ、母ちゃんも孫に会いたいなぁ~

まごってだれ?

まごはね、こどものこども

だから、母ちゃんからみたらけんちゃんのこども

けんちゃんが大きくなって誰かと結婚して

そして赤ちゃんが生まれたら

その赤ちゃんが母ちゃんの孫

 

けんちゃんがいつか結婚したら・・・

絶対口にしないようにしよう

孫の顔が見たいなんて

言っちゃいけない

 

じぶんが結婚したらさ名前どうしよう

え、名前?赤ちゃんの名前?

ハメハメハって人と結婚したらハメハメハかな?

え、赤ちゃんハメハメハ?

結婚したらさみょーじ変わるのかな

母ちゃんはどう思う?

どうって、それはけんちゃんと結婚する人の二人で考えたら

いいと思う

母ちゃんはどっちがいいと思う?

 

しつこいなって

ちょっと思う

 

母ちゃんはさ、けんちゃんが結婚した人といっぱいお話して

どっちがいいか考えたら、

それがいい

そうやって決めことが一番いいと思う

 

じぶんはさ、母ちゃんと決めたいんだよ

 

けんちゃん

そんなこと結婚する人に言ったら

もうけんちゃんと結婚やめるって言われるよ

 

そうかぁー

 

けんちゃん、これからもずっと

いっしょに暮らそうねって言ってた母ちゃんとは

思えないか?

 

 


ばばぬき

2020年08月09日 02時51分42秒 | 日記

けんちゃんのクラスでは

ばばぬきが流行っているらしい

お迎えの時の連絡ボードに書いてあって

でも、

年中さんがばばぬきって、

しかも

保育園ってトランプするんだって

新鮮な驚き

 

本当に色々なことを覚えてる

 

ばばぬきがやりたいけど

うちにばばぬきはあるかって聞かれたのが

一昨日

 

ばばぬきがあるかって

ばばぬきは、

ない

 

保育園でやってるから

うちでもやりたいんだって

すごいね

ちゃんとルールも理解してるのか・・・

オセロも将棋も

大人気ない母ちゃんが手加減なしで勝負するから

けんちゃんはもう母ちゃんとやろうとしない

母ちゃんとやらないなら、

けんちゃんには週末の父ちゃんしかいない

きょうだいいたら

と、

やっぱり思う

 

先日のお迎えの時、

ついでがあったから車でのお迎え

 

駐車場で車に乗っていまだにチャイルドシートに

座らされるけんちゃんを待って

スライドドアを開けたまま外にいると

見知らぬ年長組の男児が車を覗き込むようにして

言った

 

一人しか子供いないの?

 

聞こえてるのに

ご丁寧に繰り返した

 

年少さんの帽子を被った女児の手を引く母親が

あとから来ていた

 

多分、その言葉聞こえていたはず

案外そういうのって聞こえてるはず

 

そうだよ

棒読みで返した

母ちゃんはとっても優しい

 

車の中からけんちゃんが

なんて言ってたの?と聞く

 

一人しか子供いないのって、

仕方ないじゃんね、できないんだから!!ねぇ!

 

デリカシーのない男児とその妹を車に乗せる母親は

ちょうど母ちゃんから車の幅分だけ向こうにいる

隣の車だった

早く乗りなさい!と聞こえた

母ちゃんは不審者か?

 

けんちゃんがまた聞いた

 

え?なんて?

 

努めて冷静に少し声を張り上げて

同じことを言った

どうか聞こえますように!

でも、

母ちゃんの声は聞こえないくらいの声だった

気がする

 

意気地なし

 

ちゃんと文句言いに

何なら喚いたり怒鳴ったりできたらいいのに・・・

 

でも、

けんちゃんいたから

抑えられてた

 

男児を傷付ける程度の言葉はいくつでも浮かぶ

たった今、母ちゃんをズタズタにしたように

傷付かなきゃ人の気持ちなんて

分かりゃしない

 

トランプって言うんだよ

ばばぬきするカードのお名前

うちにあるよ

でも

けんちゃんが赤ちゃんのとき

どっかにしまっちゃったから、

探さなくちゃね

 

この週末のお休み中には探して欲しいって

平日は無理って分かってくれていて、

でも、

金曜の夜、お風呂から出てみたら

ふと気になって見た棚にトランプは

呆気なく見付かった

 

約束通り

昨日の朝から2人でばばぬき

 

けんちゃんが分けたカードから

ペアのカードを抜くと手元には5枚だけ残った

 

あ、母ちゃん勝ちだ・・・

それは言わずに始まったばばぬき

けんちゃんは堪らなく嬉しそう

 

保育園でも2人でばばぬきするらしい

3人の時もあるけどね

って、

けんちゃんは言う

 

じぶん、ばばもってるよ♪

 

分かってます

でも、

それ言わないほうがいいんだよ

 

とだけ言った

そうかって顔しながら本当は分かってないみたいだけど

 

ばばぬきが終わって、七並べをやった

こちらは初めてらしく

そして、

母ちゃんは負けた

 

けんちゃんが分けたカードは明らかに数が違っていて、

母ちゃんは少なめだった

有利かと思ったけど

ばばぬきのあと、十分に混ぜてないせいもあって

母ちゃんは終盤パスを繰り返して負けた

 

朝ごはんのあとの小1時間のトランプ大会

 

睡魔に負けてお昼過ぎになっていて

何か食べたいって言うけんちゃんに起こされた

 

リビングに行くと父ちゃんとばばぬき中

ばばぬきをしながら

七並べってのもあるんだよって

教えてあげていた

 

母ちゃんには子どもの時、

家族4人でばばぬきや七並べをした記憶がある

裏は深緑地に細い線のクルンクルンした模様の

紙のトランプだった

しっかり手垢が付いたトランプだった

 

 

 


仕事

2020年07月11日 23時27分01秒 | 日記

仕事だから仕方ないだろ!

 

かあちゃんは子供のころ

父ちゃんや母ちゃんに

いや、

ほぼ父ちゃんに100万回くらい言われた

 

100万回は大袈裟

 

100回に達する前にかあちゃんは色々なこと

諦めた

 

絶対に自分は使うまいと思ってきた

でも、

もしかしたら

もう100万回くらい言ってるかも知れない

 

100万回は大袈裟

 

仕事と子供とどっちが大事なの?

そんなことを尋ねようとしたことは一度もない

だって、

仕事に決まってる

そんなこと

そんなクダラナイ質問

するだけ虚しい

そう思って育ってきた

 

だから、

絶対に仕事を子どものことより優先することは

絶対にしたくなかった

 

でも。

 

おかあちゃん、

これ、けんちゃんのだよ

取っちゃダメだよ

大丈夫

大きさを測りたいだけ

前に会社で袋を作るって布をたくさん切ったでしょ

今度はね、これを作ろうと思うんだ

なんで袋を作る仕事が終わったら

また仕事があるの?

 

ここ最近、

せっかく臨時閉館が終わった児童センターに

行きたいって言うのを

仕事が一段落したらね

と言って我慢させている

 

ちょっとくらいの我慢は必要

なんでも思い通りになんていかない

そういうの学ぶのも有り

でも、

それが

かあちゃんの持ち帰り仕事のせいでなくてもいい

 

先週の帰り道

児童センターの約束を反故にされて

でも、仕方ないと割り切ろうと

必死のけんちゃんは

びっくりするくらいの大声をあげて泣きまくり

今日がいい!と叫びながら

でも、

かあちゃんに手を引かれて

足はゆっくりながら家に向かって歩いた

 

たまに立ち止まっては

悔しそうに、でもでも・・・今日がいい

って言いながら。

 

そうだよね、本当は約束したんだもんね

今日のはかあちゃんが悪いね

でも、帰ってお仕事しなくちゃって

涙が浮かんだ

お仕事したいって

言いそうになって、違うって思って。

 

家でお仕事しないで!

泣きながら言葉を搾り出して

それでも、ちっちゃな歩幅だけど、

たまに立ち止まるけど

かあちゃんと繋いだ手を振りほどいたりしない

 

こんなはずじゃなかった

 

 

保育園のお迎えついでに児童センターに行きたいわけじゃない

そして、

我慢だって必要だし、

世の中には理不尽なことは山盛りあるし。

 

けど、違うんだ。

 

週末の今日だって明日だって、

パソコン前にしたかあちゃんの近くに来ては

本を読んでほしいとか

パズルをしようとか、

工作をするからテープを取って欲しいだとか、

そういうけんちゃんにイラッとする

 

違う

こんなはずじゃなかった

 

 

 

 


ドライモン

2020年07月11日 10時18分51秒 | 日記

キャラものにはまって欲しくないと

思っていても

アンパンマンとかしまじろうとか、

世間にあふれていると避けられなくて

保育園での洗礼もあって

ポケモンなんて

かあちゃんにとって未知の領域でも・・・

そして、

ついに、けんちゃんもドライモンのトリコ

ついテレビ見せたのがきっかけ

これはしんちゃんもセット

 

けんちゃん、ドライモンじゃなくて

ドラえもんなんだけどね

と何度かは言ってるけど、

やっぱりけんちゃんの書くのはドライモン

 

かなり乾いてるんだろうなぁ

そんなことを呟いてみても

けんちゃんには通じない

 

けんちゃんは絵も上手になって

けんちゃんの描くドライモン

かなり美化されているんだ

頭は少々いびつな面長で

胴はかなりスリム

表情は笑っているようだけど

どこか固くて

ちょっと貧相

折れそうと言うより、

ちぎれそうに細い手が顎から伸びる

 

わきにははっきりドライモン

新キャラ登場

 


救急絆創膏

2020年07月10日 23時00分18秒 | 日記

指先にちっちゃな傷を作った

傷なんて本当に大袈裟

ただちょっと

よく新しい紙の端でスッとやっちゃう感じの

でも、それも表皮だけ

本当に痛いのか?て、くらい

 

ただ、前の秋だったか

そんなのを放っておいたせいか

けんちゃんの指先にできたちっちゃな傷は

いつの間にか

ちっちゃなパックリ割れになっていて

そうなってから

救急絆創膏のお世話になるってことがあった

 

今度ちっちゃな傷ができた時は

初めから絆創膏貼っておこう

 

それ覚えていたのか

今日、その指先を見せて

これ、少し痛い

 

と言うけんちゃんに

絆創膏貼っておこうかと提案すると

ご機嫌に

うん!と返事があった。

 

いつのころか

3歳の時か2歳の時か、

今よりもうちょっと

ちゃんとした傷を作ったことがあって

ばい菌防止に

救急絆創膏を貼ってやったことがあった

 

けんちゃんの絵本に

転んで擦りむいた子に

救急絆創膏を貼ってあげようって

シールが付録になったのがあって

お気に入りで

せっせとシールで手当をしてたけんちゃん

 

自分の指先にクルリと救急絆創膏が巻かれた瞬間

 

ギャー!!と泣き出した

 

赤ちゃんの頃から転んでも泣かない

それ以前にたくさん泣きすぎたからか

どっかで頭ぶつけても泣いたこともないけんちゃん

だけど、

その時は泣いた

あれって足の指だったかな

忘れちゃった・・・

 

あまりの勢いでかあちゃんもびっくりで

でも、どうやら

イヤー!

って言ってるから

とりあえず外してやった

勿体ない

外したらすぐに泣き止んで

聞いてみたら

救急絆創膏が嫌だったって言う

そうか、

そういうものか

けんちゃんはこの先も救急絆創膏とは

無縁で生きていくんだと

そう思った

 

それなのに、

前の秋のちっちゃなパックリ割れの時は

救急絆創膏にご満悦

指先を見ては勝利のメダルじゃないのにって

くらい

 

そんなことを思い出しながら

絆創膏出しておいて

あとで貼ってあげる

 

夕ごはん作りながら言った

救急セットが入れてある棚

ゴソゴソしてると思ったけんちゃん

 

こんな感じ

 

かあちゃんに指先を見せた

そこには救急絆創膏が巻かれた指

 

え、自分で巻いたの?

巻けるの?ていうか巻けてる

ふーん・・・巻けるんだ

なんだか少し淋しい気持ちがした

 

ちょっと痛いけどね

 

そういう指先の絆創膏は

どうやら傷のとこにテープが巻かれ

ガーゼの立場は?って感じで、

なのに?幅の四分の一は指先から

外れているっていう

けんちゃんも

心地の悪さに外したいって

 

勿体ない

 

ガーゼが傷のとこにくるといいよ

 

そういうと

今度はきれいに巻いて見せた

 

ふーん、巻けるんだ・・・

やっぱり少し

いや、けっこう淋しいな

 

君が上手に絆創膏を巻けたから

今日は君の絆創膏記念日・・・