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キャンプの楽しみ方は人それぞれ!キャンパーのタイプや知っておきたい心得とは

2024年12月17日 | アウトドア

定期的にキャンプを楽しむ人のことを、世間ではキャンパーと呼びます。
キャンパーには様々なタイプがあり、それぞれ自分流の楽しみ方でキャンプをしています。
自分にはどんな楽しみ方が合っているのか、こだわりを見つけることで、より特別なキャンプを楽しめるようになるでしょう。
ただし、キャンプを楽しむためにはキャンパーが常に意識しておきたい心得があります。
そこで今回は、キャンパーの主なタイプや良いキャンパーになるための心得、キャンパーのマストアイテムについてご紹介します。
キャンパーに憧れている方は、ぜひ参考にしてください。


■キャンパーは様々なタイプに分けられる

キャンプの楽しみ方はキャンパーごとに異なります。
まずはキャンプに対するこだわり別にキャンパーの主なタイプをご紹介しましょう。


・ギアにこだわるキャンパー

キャンプ用品にこだわり、自分の好きなギアを使ってキャンプを楽しむ人がいます。
様々なメーカーからキャンプ用品は販売されており、デザインや性能などが異なります。
そのため、性能やデザインなどにこだわって好きなギアを選ぶことが可能です。
自分のこだわりや好みのギアに囲まれながらのキャンプは、非常に満足度の高いものとなるでしょう。


・焚き火を楽しむキャンパー

普段の生活で焚き火を囲む機会はないので、焚き火をアクティビティとして楽しむキャンパーもいます。
焚き火の音や揺らめく炎には心身をリラックスさせ、精神を安定させる効果に期待できます。
焚き火を見るだけでも心から癒されるので、日々のストレスから解放された気分になるでしょう。
焚き火を囲んで家族や友達などと談笑を楽しんだり、マシュマロなどの食材を炙って食べたりするのもキャンプの醍醐味です。


・デイキャンプがメインのキャンパー

キャンプというと泊りがけで行うイメージがありますが、日帰りで楽しむキャンパーもいます。
デイキャンプの場合、公園や海辺でバーベキューやハイキングなどを中心に楽しむ人が多いです。
シェラフや寝間着など宿泊に必要な道具を持参する必要がなく、少ない荷物で手軽にキャンプを楽しめます。
屋外で充実な1日を過ごしたいけど、夜は自宅でゆっくり休みたいというキャンパーに向いているスタイルです。


・ツーリングを楽しむキャンパー

バイクや自転車でのツーリングと併せてキャンプを楽しむケースもあります。
機動性の高いバイクや自転車は、車ではアクセスが悪い場所にも足を運ぶことが可能です。
キャンプだけではなく、目的地まで自由気ままにツーリングを楽しめることもこのスタイルならではの魅力と言えます。
ツーリング中に出会える美しい自然や風景なども大切な思い出になることでしょう。


・アクティビティを楽しむキャンパー

キャンプを通じて様々な体験を楽しむキャンパーも多いです。
キャンプではBBQやテント泊を楽しむだけではなく、ハイキングやサイクリング、水上アクティビティなどを楽しむこともできます。
キャンプ場によっては、ピザ窯を使ってのピザ作りやクラフト体験など体験プランを用意しているケースも多いです。
アクティビティや体験を通じて、より多くの楽しい思い出を残すことができます。


・グルメを楽しむキャンパー

キャンプといえば、食事が楽しみというキャンパーも多くみられます。
大自然に囲まれながら日々の忙しさを忘れて楽しむ食事は、贅沢な時間となります。
少し奮発して良いお肉を買ったり、あまり食べない食材を用意したりするのも良いでしょう。
また、キャンプで作れる料理は多岐にわたるので、次はどんな料理を食べようか考えるのも一つの楽しみです。


・家族で楽しむキャンパー

親子とのふれ合いや教育目的で体験を楽しみたいというキャンパーもいます。
キャンプでは、非日常体験ができるので、子どもの成長を促しながら思い出作りができます。
例えば、焚き火を通じて火を扱う上での危険性と同時に便利性を学ぶことができるでしょう。
親子で一緒にテントの設営や料理をすれば、協力することの大切さを教えることや自立心を促すことができるでしょう。
アウトドアを通して自然を大切にする気持ちも芽生えます。

 


■良いキャンパーになるための6つの心得

安全かつ快適なキャンプにするためには、キャンパーとして守るべき心得が存在します。
その心得とは以下のとおりです。

・周りに迷惑をかけずにキャンプを楽しむ

キャンプ場には他のキャンパーがたくさんいるので、周りの迷惑にならないように注意しなければなりません。
例えば、開放的なキャンプ場は音が響きやすいので、大声で会話をしたり、大音量で音楽を流したりするのは避けましょう。
特に夜間は早くに就寝する人もいるので、大騒ぎしていると他のキャンパーやキャンプ場の管理人とトラブルに発展する恐れがあります。
他にも焚き火の取り扱いや火の不始末、車の駐車位置、排気ガスの放出などにも注意しましょう。

・自然災害の備えを万全にする

キャンプ中に急に天候が悪くなり、自然災害に見舞われることがあります。
キャンプ場は山の麓や川や湖など水辺の近くにあることが多いので、自然災害の被害に直面するリスクがあります。
そのため、万が一の時のためにも災害の備えを万全にしておきましょう。
具体的には天気情報を確認して、必要に応じてキャンプの中断や早期に撤退して安全な場所に逃げるようにしてください。
緊急時の避難経路や近場の避難所をチェックすることも大切です。
また、前日に大雨が降っていた地域でのキャンプは川の増水や土砂災害のリスクがあるので、安全性が見込めない時は中断するようにしましょう。


・自然を大切にする

キャンプ中は自然を大切にするようにしましょう。
むやみに花や草木をむしったり、芝生を傷付けたりするとキャンプ場の美観を損ねてしまいます。
キャンプ場の周辺環境を守ることも良いキャンパーを目指す上では大事なことです。
特に小さな子どもは善悪がわからず、自然を傷付けてしまうことがあります。
あらかじめやってはいけないことを教え、当日は子どもから目を放さないようにしましょう。


・ゴミは適切に処理する

キャンプ中はたくさんのゴミが出るので、適切に処理するようにしましょう。
キャンプ場の多くはゴミの持ち帰りをルールとしています。
ゴミのポイ捨てや放置はキャンプ場の環境を損ねてしまい、他のキャンパーや管理人とのトラブルの原因となることも多いです。
ゴミ捨て場がない時は、必ずすべてのゴミを持参して自ら処理するようにしましょう。
ゴミ捨て場を設置しているケースでも、ルールに従って分別などを行い、ゴミを捨てるようにしてください。
ゴミを増やさないためには、必要以上に食材を持ち込まないように心がけましょう。
また、自宅で皮むきなど下処理しておくと出るゴミの量を減らすことができます。


・ギアを大切に扱う

キャンプをする際はギアを大切に使うようにしてください。
ギアはキャンプを快適にするものであり、使用後はお手入れをすることで長く使い続けられます。
キャンプ後は土汚れがついて汚れていることが多いので、汚れを落とした上で管理をしましょう。
洗った後はしっかりギアを乾かすことも大切です。
テントやシェラフ、調理器具などが濡れたままだと、カビや錆が発生する原因となってしまうので注意してください。


・ルールや消灯時間を厳守する

キャンプ場ごとに定められているルールや消灯時間が異なります。
これらのルールを守ることも良いキャンパーの基本です。
例えば、消灯時間が過ぎていても外でランタンを付けっぱなしにしていると、就寝したい他のキャンパーの迷惑になってしまいます。
また、キャンプ場では他のキャンパーと共同で使用する設備も多いので、好き勝手に使うことはできません。
キャンプ場を利用する全員が快適に過ごせるように、常に配慮するようにしましょう。


今回はキャンパーのタイプや良いキャンパーになるための心がけをご紹介しました。
キャンプの楽しみ方やこだわりは人によって異なります。
自分はどんなキャンプを楽しみたいのか考え、自分流のキャンプスタイルを見つけられると、よりキャンプが楽しくなるはずです。
また、ご紹介した心得はキャンプを楽しむ上での基本の要素なので、常に意識するようにしましょう。



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