今日の話題は「iDeCo(個人型確定拠出年金)」です。
任意加入の私的年金制度で、毎月の掛け金や運用する商品を自分で選び、60歳以上になってその給付が受け取れる制度のことです。
※細かい「iDeCo」の説明は→こちら 厚生労働省のサイトです。
さて、これまで僕はこのiDeCoを「第二号被保険者」(厚生年金保険加入者)として運用しておりました。
が、現在無職。
正直、掛け金は普段通り払っているので問題ないだろうと思っていたのですが、気になったので手続きをすることに。
まずはiDeCoを管理している金融機関(僕の場合はりそな銀行)に電話します。
んで、事情を説明。
すると、1週間ほどで変更手続きに必要な書類が送られてくるとのこと。
あとはそれに記入するだけです。
さて、この手続きで変更になる部分ですが、まず年金の被保険者区分が第二号から第一号に変わります。
それだけでなく、毎月の掛け金の上限額も変更となります。
今まで(第二号)のときは月額23,000円が上限でした。
(僕が以前所属していた会社には企業型確定拠出年金も、確定給付年金もなかったためです)
これが、第一号となると月額68,000まで上限が増えます。
(上限は国民年金基金、あるいは付加年金の掛け金と合算)
※細かい上限額および加入条件は→こちら iDeCo公式ガイドサイトのPDFファイル
もちろん、掛け金は全額所得控除の対象。
これはオイシイ!
しかしながら、注意点もあります。
まず、国民年金の保険料支払いで免除を受けている方は加入ができません。
なので、iDeCoを続けるには国民年金の保険料を納め続ける必要があります。
前納すると安くなるとはいえ、その金額は年額194,320!(1年分前納の場合)
これに月額上限いっぱいのiDeCo掛け金(68,000×12=816,000)を足すと、年額1,010,320円
60歳までの加入期間(僕の場合は20年)で、年額1,010,320を払い続けると、総額20,206,400円
2千万円超えてます。てか、その金額あれば老後の問題なくね?
それと、他にも注意点が。
僕自身は個人型だったので問題ありませんでしたが、企業型確定拠出年金に加入なさっている方は移換手続きが必須となります。
というのも、企業型確定拠出年金加入者が転職、あるいは退職した場合、6カ月以内に個人型、もしくは転職先の企業型確定拠出年金に移換しないと、
その資産は国民年金基金連合会に自動移換されてしまいます。
そうなると、資産は運用されることなく、管理手数料だけを取られてしまいます。
さらに、自動移管期間は老齢給付の受給要件となる加入期間からも外れてしまうため、受給できる時期が遅れてしまうことにも。
最近では、自動移換者がiDeCoに加入したことが確認されたさいには、企業型確定拠出年金などから自動でiDeCoに移換してくれるそうです。
ただ、やはり自分から早めに手続きを申請した方が安全な気がします。
長々ととりとめなく書きましたが、要点をまとめると
※iDeCoやってて何かしらの変更が起きたなら、早めに手続きをしよう!
となります。
では、今回はこの辺で。
ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます