福島 木の家 株式会社氏家
あるネットニュースで、
「施主がこだわった屋根の形が違う」
というトラブルがあったというものを目にしました。
契約時にハウスメーカーから、
無償で太陽光発電を増設するという提案があり、
その変更で、屋根の形が変わってしまったというのが原因のようです。
その変更については、
「変更した際に図面を確認していただき、ハンコを押していただきました」
とメーカー側が主張しているらしくて、
それについて、その施主は、実際に確認をしたものの、
かなりの枚数の図面にハンコを押したとのことで、
変更については聞かされていなかったそうです。
図面を見ても、プロならいざ知らず、
一般の方ではよくわからないことが多いと思いますので、
その説明は必要だと思います。
さらに、その屋根をもとに戻す工事がその施主の全額負担ということで、
引き渡しを受けるのを拒否しているようなのですが、
「早く引き渡しを受けないと、違約金が発生する」]
と、ハウスメーカー側が言ってきているということで、
さらに火に油を注ぐようなことになっているようです。
おそらく、訴訟自体は施主側が「ハンコを押してしまった書類」があるので、
そういう意味では、ちゃんとした事にしているだろうハウスメーカー側が
勝つのではないかと思いますが、
メーカー側は説明をする機会があったと思います。
まず1つは、太陽光発電の増設を無償で行うと言った時と、
もう1つは、図面の確認をする時で、
少なくとも2回はあったのではと考えております。
つまり、説明責任を果たしていないという事になります。
それにしても他人事ながら、
今回のケースのような事がおきたりしてしまうと、
結果的に、今まで築き上げたお客様との信頼関係がなくなってしまうのが、
とても残念です
弊社では、お客さまにイメージや考え方をお聞きして、
メモをした内容を、パース(絵)にしたり、
似たような写真などで確認したりしております。
もちろん納得するまでの説明もしております。
前述のような事がないようにしたと考えております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
今回も読んでいただき、ありがとうございます