記憶力より「思い出力」

僕は
記憶力が良いと言われます。
確かに
昔のことや
些細なこと
をよく覚えてはいますが、
僕は
頭は良くありません。
記憶はできない人
です。
数学16点
運転免許の本試験
４日連続不合格（２沢で！）
小１の通信簿（３段階で）
オールＣ（視力検査か！）
などなど、
バカにも程があるくらいです。
では
何を覚えているか。
それは
『思い出』
です。
よく
おじいさんが
昨日食べたものを覚えていない、
むしろ
今朝
食べたものすら覚えていない
ようでも、
小さい頃の戦争体験は
いつまでも話せるくらい
にはっきりと覚えている。
などよく聞く話です。
もちろん、
戦争と
僕の人生を
比較するのはおこがましいんですが、
全力でぶつかった、
あがいた
ものだから
『染み付いていること』として
残っているんです。

会社のプレゼンとかも、
ノートに書いたことは
忘れてるのに、
ハートに書いたことは
覚えているんです。
なので僕は
前職、
若手職員での会議で
司会に名乗り出た僕は、
ノートをしまわせて
予め作った
『人志松本のすべらない話』
のサイコロ（不器用なので作るの大変だった！）で
目に出た名前の社員に
好きに発言させたりしました。
ウィスキーの話とか、
まぁパーソナルなことばっかりです。

頭で覚えるのには限界があるんです。
なので
覚えることは
経験をベースにしたものを、
仕事にうまく取り入れて
『思い出』として
身に付けています。

全力であがき
ぶつかるほど
残るのを知っていることは、
僕にとって
財産なのかなと思っています。
そう考えると、
災難だらけの人生も
悪くなかったかな
と思えてきました。
今からは嫌ですけど(笑)

要は
『記憶力』ではなくて
『思い出力』ということです。

アニメの歌で

頭空っぽの方が
夢詰め込める～

とありますが、
あながち嘘ではないと思います。


※2016.12.30追記
メンタリストDaiGoさんの著書に
思い出す方法について
紹介されていました
。覚え方的には、
いい成長ができていると思います。