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5年間、どうもありがとう。

~うつ対策1・早期発見~

2015-12-28 08:08:08 | メンタル
うつがメインの病とも言える現代社会。
近年は症状も多様化し、対処が複雑になってきています。

これまでは責任感が強く『自力本願』
であるがゆえに
ストレスを抱え体調を崩してしまうタイプ(中間管理職になりがちな40代くらいが多い)でしたが(僕はこっちでした)、

最近ではこの逆で、
社会だとか周り、環境が悪いと他者にベクトルをあてて体調を崩してしまうタイプも
若年層(20代~30代)の間で多くなっています。


みなさん、
うつ病は
心の弱い人がなる病気
だと思っていませんか?

もしお思いであれば、
僕の体験談を読んで頂いて、
少しでも新しい価値観に近付いてもらえたら…と願っています。


うつ病はまず、
心の強い人の方が危険度が高いです。
それはなぜか?

ストレスによるダメージは、
気持ちだけではないからです。
体も同じ様にダメージを受けていることを、

あの時の僕は知らなかった。

体は参ってるのに、
それすら気付かないくらいに
『頑張らなきゃ!』
と乗り切れてしまい、
気持ちが壊れた時には
取り返しがつかないことになっていた、というのが僕の体験です。

自力本願は
他力本願と同じくらい良くないことだと思いました。
自分の『課題』として
前向きにクリアしていくのとは違う、
自分の『せい』として
無理矢理心の中にぎゅうぎゅう詰めをすると、
気が付いたらうつだった。
被って良いのは責任であって罪ではないのです。

…そうならない為の予防法の1つとして、この
『体が受けているストレスダメージ』
気付いていくことです。

具体的なポイント
①いつも聴いている音楽がなんだか聴き苦しい。
②なんか良く分からないけど頭がふわ~っとする。熱はないし風邪でもないような…。
③大きいフロア内で沢山人がいるのに、
自分だけ個室にいるみたいに感じる。
④なんだか視野が狭くなって、自分の身なりまでも(気にできていたのに)気が向かない。
⑤朝目は覚めたものの、布団からどう起き上がればいいかがわからない。
⑥仕事中、さっき言われたことをメモしたのだが、いざという時にそのメモがない。
⑦本や新聞を読もうとすると息苦しくなる。

とりあえず、
7つ紹介させて頂きました。

これらは些細なことですし、
これがあったら即精神科に診察…というわけではありません。

ただし、対処をする必要はあります。
休みを取ってみる。
休みが取れないなら、仕事のペースを調整して意識して『間』を取りながら仕事をする。
思いを伝える。→意思を言うことだけでも楽になるはずです。
原因となっている人と繋がっていない人が良いです。

など、
間を取って気持ちのスイッチを緩める必要があると思います。

つらい、しんどい
そう思ってから動く、では発症を予防するのは困難だと言うことが僕の体験から感じていることです。

がんばれ

ということがいけない、
というのは
どう作用しても
気持ちしか回復しないからです。

完璧な人間でなければ、誰にでもうつになる可能性があります。
強いところを何十回突かれて平気でも、
弱いところを一突きされて崩壊することもあります。

なりやすい
なりにくい
もありません。
交通事故と同じです。

これをきっかけに
少しでも辛い思いをする人が減れば幸いです。


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