ベスパには、オプションがたくさんありますね。
自分だけのオリジナルに仕上げるのも楽しみのひとつです。
しかし、わたしは、一切オプションを付けたくなかった。
セイジョルニは、そのままが一番だと思っています。
レーサーレプリカに、鞄とか要らないと思っていました。
しかし、数日経過して、荷物乗せられないと、やはり不便かな?と
それで、リアのキャリーラックだけ付けて頂きました。
メッキでなくて、マットブラックで。
色が濃い分、目立たせない効果も狙いました。
おかげで、購入金額は・・・・
ほんと、大変!
契約して、嬉しさと、ひと安心と、頑張らないと!
色んな気持ちがこみ上げてきます。
世の中、表と裏が必ずある。
セイジョルニも、同じく。
今、不安に思えるのは、乗るに当たって、取り回しを気にしています。
バイクは走り出したら、安定しますが、
一旦止まれば、どちらかに傾きますね。
そこで、バイクを支えるのは、自分の脚です。
左脚、右脚、両脚。
ベスパは、シート高が結構あります。
下手なスポーツ系バイクより高いかもしれません。
そして、重量もやや重たい。
そうなると、足つき感が気になってきます。
片足立ちなら、かかとまでベタ付きしますが、両脚なら、かかとが浮きます。
重たいスクーターを、停止時、支えられるのか?
まず、転けないと言われますが、どんなバイクでも転けない保証などありません。
狭い道の行き違いで、路肩がガタガタ。
停止した場所が、砂だらけ。
坂道での急停止。
方向転換。
気をつけないと、あれれとなるかも知れません。
ショールームに展示してあった、セイジョルニです。
もちろん新車です。
そして、先代のグリーンも拝見。
カラーでは、グリーンに軍配が上がります。
お値段も中古なので、若干お安い。
選択が悩ましい。
中古は、安いけど、車検が間近で、メーカー保証も少ない。
新車は、やはり新車!
いろんな保証が付いてきます。
しかし、乗り出しがお高い。
でもね、この先、一緒に過ごす相棒を決めるとき、中古ではなく新車だと直感で判断。
頑張って、新車にします!
契約を交わしました。
現時点で、このセイジョルニは、一応、私のスクーターなのです。
正直に言いますと、他のイタリアンスクーターを狙っておりました。
しかし、このご時世で、生産が遅く、本来なら今年のモーターサイクルショーで展示されるはずでしたが、それらも中止。
なにも情報がなく、だれも見たことが無い。
取り扱いディーラーも、詳しくは分からない・・・と返答。
しかし、スタイルが刺激的で、現物も見ないまま、契約される方がほとんどだそうです。
当たり前ですね、展示車がないので、乗りたいと思えば、契約せざるを得ないです。
私も、契約しようかと考えていたのですが、このスクーターは、乗る時期、気候を考えないと、雨の日や炎天下、悪天候な日は無理だと感じました。
欲しい気持ちは強く悩んでしたのですが、そのとき、オールマイティーに利用できる、ベスパも気になり始めました。
ベスパのディーラーに電話を入れて、中古で乗りやすい物があれば紹介してもらおうと思いました。
希望の排気量や車種など尋ねられ、
「大きい方が良いです」
「気になると言えば、セイジョルニですね」
と、電話越しなので、お金も無いのに、気軽に回答してしまいました。
営業さんは「最後の1台が入庫でこれ限りですね」
「あぁ、もう終わりで買えないのですね?」
「いえいえ、買い手の付いていない最後の1台です」
なんですと!
セイジョルニが1台在庫あるのか!
「ひとめ、拝見していいでしょうか?」
「もちろん、お越しください、それまで他者との商談はストップします」
一見のこの私のために、取り置きしてくれるんでしょうか!?
そして、先代のグリーンも、中古で1台あり、それも取り置きしますと・・・
一度に、新旧のセイジョルニを拝める二度と無いチャンス。
「もちろん、契約しなくて良いので、見るだけ見てください」
これで、気持ちが墜ちました。
ベスパに、ご縁が有るのかも・・・
画像は、同じく2年前のモーターサイクルショーで撮影。