昼間リハーサルが終わって久しぶりに某メーカーの東京ショールームに。国内でヴィブラフォンを製造するメーカーは三社。ここは最も新しくラインナップをそろえた。
最初の頃、開発に少し関わっていたのだけど、諸般の事情から中途撤退。まぁ、たった三社しかない製造メーカーだから折を見てその後には気にかけている。こちらが提携しているのが海外メーカーなのでその辺りは狭い業界だから臨機応変に。
それにしてもこちらはとんでもない価格にまで上昇している。確実に1.5倍。150万、180万という価格はかつて固定相場だった時代を超えた。
初めてMusserを買った時は定価が104万だった(昭和の時代のお話です)。色々値引きはあるが、とても高級なスポーツカー並みの価格がした。
それが80万円台まで値下がりし、手の届きやすいところまで行っていたのだが、確実に倍だ。
倍になったからといってモノが変わるわけでもないので変動相場制の悲劇のヒロイン。
このメーカーは80万円台を打ち出して他の国産メーカーよりもグッと価格を抑えて初心者に手の届きやすいところを担っている。
そこはこのメーカーが開発を始めた頃から掲げている。出来るなら、ちょっと仕事でも使えるタイプで60万円くらいがあるといいな。
結局楽器というのは、見た目よりも使い勝手よりも「音」だ。
音が良ければ自然と普及する。
最近若い人達の動画を見ると、プロペラを回せば回すほど音の輪郭が失われ、ワンワン言って何を演奏してるのかわからないのを見かける・
もちろん、奏者としてペダリングが悪いとか、選定したマレットがミスマッチだとか、楽器本体以外の要因があるのは否めないが、プロペラを回すのが嫌いな僕にとっては聞き辛いことこの上ない。
そもそもそれがあるので機械的なプロペラの音は嫌いなんだ。
いろんな話を支店長のM氏としてこの問題の解決策を期待して帰った。
奏法で解決するものは奏者が、解決しないものはメーカーが、提案するのが正しい。
便利だから、と鍵盤の数を増やしたり、ダンパーに細工したりするのはなくてもいいこと。
世間は楽器を求めている。
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毎週土曜日午後7時から、好評放送中!
次回7月6日土曜夜7時からの放送は"この世界の入口で"と題してお世話になった人にゆかりの曲をお届けします。
お楽しみに!
■2024年8月20日(火)新宿「ピットイン」開演19:30- (開場19:00)
赤松敏弘(vib)meetsハクエイ キム(p)w/市原ひかり(tp,flh,vo)小山太郎(ds)SPB+鉄井孝司(b)
20年ぶりのピットインリーダーライブです!
これまでの音楽人生の中で、ターニングポイントにはいつもピットインがありました。
さぁ、久しぶりのステージ。この最高のシチュエーションに最高のメンバーでお届けします。
やはりこの店に出る時は何年経っても特別な気持ちが湧いてきます。
どうぞ皆様、お誘い合わせの上、お越しください!
お待ちしています。
◎7/1(月) AM11時より、店頭予約、電話(03-3354-2024)、またはホームページの各公演日のチケット予約フォームから、予約(開場時優先入場)受付開始。予約の受付は前日までとさせていただきます。
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新レーベル、AMS RECORD(アムズ・レコード)
MY REAL BOOK - Season 1 & 2 / 赤松敏弘
(AMS-23001)定価3.000円(税抜)
通算17枚目となる赤松敏弘のvibraphoneに、レギュラーメンバーのハクエイ キム(p)市原ひかり(tp,flh,vo)須川崇志(b,cello)小山太郎(ds)によるグループ・インターアクションが6曲(含む赤松&ハクエイDUO1曲)と、話題の望月慎一郎(p)を迎えて酒井麻生代(fl,alt-fl)平石カツミ(b)岡部洋一(perc)と繰り広げた絵画を眺めるようなジャズ。ライナーノーツ:高井信成。
動と静、夜と昼、都会と自然、二つの異なる世界を一つのアルバムとして作り上げました。
今回は下のサブスク・サイトでも世界同時配信。ストリーミング、ダウンロード。そして今回はハイレゾ配信も行っていますのでどうぞご利用ください
━━━ Magazine Interviews, CD Reviews ━━━
■ジャズ批評 24年1月号 No.237 (23年12月24日発売)
【インタビュー】P106~109. 赤松敏弘 音と沈黙は背中合わせ『MY REAL BOOK - Season 1&2』リリース
4本マレットを駆使し、美しい音色を奏でる日本を代表するヴィブラフォン奏者の赤松敏弘が自身のレーベルAMS RECORD(アムズ・レコード)を立ち上げ、通算17枚目をリリース。完成度の高いアルバムに仕上がった。タイトルに込めた思い、レーベルを立ち上げのわけなど詳しく語ってくれた / 取材:編集部
【新譜紹介】P160. 驚くべき成熟がここにある。熟成しかつ濃密な音楽。これが現在の赤松敏弘の驚異的とも言える到達点だ / 文:小針俊郎
出版社:ジャズ批評社 発行間隔:隔月刊 発売日:毎隔月24日 サイズ:A5判 参考価格:1.320円
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■Jaz.in 24年1月号(23年11月27日発売)
【巻頭】P16~19. 赤松敏弘 世界的ヴィブラフォン奏者が紡ぐインプロヴィゼーションの奇跡。その音楽的原点にあるもの / 取材: 高井信成
【Jazz Record Guide】
P28.『MY REAL BOOK - Season 1&2/赤松敏弘』「2つの異なる世界を1つのアルバムとして作り上げた」、見事にその意図がしっかりと具現化された充実した作品 / 文:小島良太
出版社:シンコーミュージック 発行間隔:月刊 発売日:毎月24日 サイズ:A4判 参考価格:1.177円
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■JAZZ LIFE 12月号(23年11月14日発売)
【新作インタヴュー】P14~15. 赤松敏弘「通算17枚目のリーダー・アルバムを発表」対局に存在しているふたつのバンドの演奏を収めた僕流のリアルブック / 取材:長門竜也
【Disc Review】P37.『MY REAL BOOK - Season 1&2/赤松敏弘』人生を2シーズンに分け、独自の“リアルブック”を著した作品 / 文:長門竜也
出版社:ジャズライフ 発行間隔:月刊 発売日:毎月14日 サイズ:A4判 参考価格:970円
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サブスク配信(NexTone)サイト
どうぞご利用ください。
■AMS RECORDの第二弾『SOMETHING'S COMING / MIKI』(AMS-23002)
世界初!432hzサヌカイ陶琴アルバム【Something's Coming(何か起こりそう!)/MIKI】
マリンバ奏者でもあるMIKIがこの楽器と出会って得たインスピレーションから全ては始まっています。
インストによる即興演奏であることは現代ジャズのフォームと何ら変わらないものの、もう一つの「あちら側」の即興演奏の要素も取り入れて、AMS RECORDのレーベルポリシー「音と沈黙は背中合わせ」の一翼を担うものです。
SOMETHING'S COMING / MIKI
(AMS-23002)定価2.273円(税抜)2024年3月13日発売
演奏 : MIKI (サヌカイ陶琴) サポート : 赤松敏弘 (シンセ、サヌカイ陶琴 on tr M4, 7 & 9 )
━━━ Magazine Interviews, CD Reviews ━━━
■Jaz.in 24年4月号(24年2月26日発売)
【Jaz.in Portrait (インタビュー)】P72~73. MIKI ハンドメイドな楽器だから、次に何が起こるかわからない、その時にしかできないことを作品に閉じ込めた / 取材: 島田奈央子
【Jazz Record Guide】
P31.『Something's Coming (なにか起こりそう)/MIKI』「本作には、大変驚いた。マリンバの名手MIKIが全曲で、「サヌカイ陶琴」を弾いて・・・」/ 文:高木信哉
出版社:シンコーミュージック 発行間隔:月刊 発売日:毎月24日 サイズ:A4判 参考価格:1.177円
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■愛媛新聞2024年2月26日(月)刊
【芸能】サヌカイ陶琴 詩情豊か
『マリンバ奏者MIKI(松島美紀、松山市出身)が3月13日、インストゥルメンタルアルバム「SOMETHING'S COMING(なにか起こりそう)」をリリース。今作では香川県産の石サヌカイトを使った陶琴を鳴らし、詩情あふれる癒しの音楽を届ける。ジャズビブラフォン奏者の・・・』 / 文:山口淑子
発行所 : 愛媛新聞社 発行間隔 : 日刊
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CDのお求めは→■ディスクユニオン ■タワーレコード ■HMV ■Amazon 他
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どうぞよろしくお願いします
【期間限定公開/無料動画】
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最新の動画です。2022年11月に栃木県足利市のartspace&cafeで行われた彫刻家藤岡孝一氏の個展BLUEの中の「JAZZ in BLUE」での演奏からダイジェスト
約27分間の動画です
演奏:Toshihiro Akamatsu(vibraphone) Hakuei Kim(piano)
Nov/13/2022 artspace&cafe @ Ashikaga, Tochigi.
Next Show
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2024年8月20日(火)東京・新宿ピットイン 開演19:30 (開場19:00)
赤松敏弘(vib) meets ハクエイ・キム(p) w/市原ひかり(tp,flh,vo)小山太郎(ds) SPB + 鉄井孝司(b)
料金 :¥3,600+税(1ドリンク付) ¥3,960(1ドリンク付)☎︎03-3354-2024
2024年8月31日(土)東京・成城学園 Cafe Beulmans
第十回 望月慎一郎(p)赤松敏弘(vib)Duo
開演13:30(開場13:00)
MC: 3300円+2drinks order ☎︎03-3484-0047
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■赤松敏弘 official site VIBRAPHONE CONNECTION
発売中のCD、ライブ情報、電子書籍やインタビュー掲載誌等、ジャズ、ヴィブラフォン、演奏法、ジャズセオリーと、ジャズやビブラフォンの周りにある様々な疑問も解決するお役立ち情報も満載。
1997年開設以来のユーザーからの様々な質問や情報交換もアーカイブとして保存中。是非一度お立ち寄りください。
( http://www.vibstation.net )
■赤松敏弘 FaceBook ( https://www.facebook.com/akamatsu.toshihiro/ )
■赤松敏弘 Twitter
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【サブスク ヴィブラフォン / VEGA】
只今、JAZZ-FUSION Subscription Serviceで、2000年発売のアルバム「Next Door - birth of the “Swift Jazz”」から2020年発売の「Next Door - New Life」まで、VEGAレーベルで発売した10枚のアルバムから人気曲を高音質でお届けしています。
【放送 / ラジオ、テレビ】
今週のオンエア (7月4日〜7月11日)
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【テレビ】
東京MX2 (地デジ9ch + ▲up)
番組名『ヒーリングタイム&ヘッドライン・ニュース』
癒しの映像+最新のニュース+最良の音楽。
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■平日(月〜金) 26:00〜27:00 ※東京都知事選挙候補者政見放送の時はお休み
🆕 “工場夜景クルーズ”
『MY REAL BOOK - Season 1 & 2 / 赤松敏弘』(2023年作)
演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh,vo)酒井麻生代(fl,alt-fl)須川崇志(b,cello)小山太郎(ds)望月慎一郎(p)平石カツミ(b)岡部洋一(perc)
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■金曜 25:35 都知事定例会見終了後 〜27:00(※エムキャス非対応) ■日曜 9:45〜10:00
“路面電車のある風景 - 1”
『NEXT DOOR - NEW LIFE/赤松敏弘』(2020年作)
演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh)酒井麻生代(fl)須川崇志(b)小山太郎(ds)佐々木優樹(g)