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赤松敏弘Vibraphone Connection・談話室

ちょっとした“僕にしか出来ない”遊び

『ちょっとした“僕にしか出来ない”遊び』
やっとひと段落。今日は夕方まで の〜んびりぃ〜、と思ったら!?


っあ! 断水!?

 


まさか、これが昨日だったら大パニックだったろう。ラッキーというべきかもしれない。入稿後の最終チェックで(実際に修正してデータの差し替えがあった)。
すっかり断水のことを忘れるところだった。


ギリ、セーフでバスタブに水を入れて。飲み水はペットボトルで確保。これで準備万端。二重三重に備えるのを今回のアルバム制作で学んだところだ。今までは音をと録音するところまでだったから、その先の工程の大変さを初めて知った。でも、それが何かの形で次回からフィードバックされるなら、何事も経験だね。

さて、そんな時にちょっとした“遊び”。
マスターデータはCD用と配信用に作ってもらったのだけど、配信用データは先を見越してハイレゾ対応も準備してくれている。


TOKYO FMの番組(残念ながらミュージックバードは2024年2月末で終了する)でハイレゾ放送用の音源を録音したことはあるが、通常のレコーディングでは初めてかもしれない。と。いうのも通常レコーディングした音源をミックスした段階の音というのを知っているし、それをマスターコピーして自分のメディアで聞いているのでそんなにハイレゾというものがそれとどのように違うのか、あまり興味がなかった。かといってCD用にマスタリングした音とは別物だと思っていたけど。

で、とってもアマチュアな遊び。
Hi-Res[96kHz24bit wav]配信用のデータと、ForDDP[44.1kHz 16bit wav]CDマスター用のデータを同じMacからCD-Rに焼いて何らかの違いが出るかどうか? CD-Rに落とす前はそりゃ歴然とした違いがある。当たり前だけど。
理論上はMacで記録(再生)された音データをCD-Rのレコーダーがデータ変換して記録するのだから、音は同じになるはず。



ところが・・・・

やっぱり若干だけど違う。へぇ〜、デジタルの七不思議。読みきれない部分の信号、なんてのが形づけられるのだろうか?
もちろんハイレゾと元データを聴き比べて腰を抜かすような違いではないが・・・
音って面白いですねぇ。
また、これが再生環境ひとつ違っても同じ音じゃない。
デジタル信号なのに。

今の時代、イヤホン、ヘッドフォン族の方が音楽の再生を楽しんでいるみたいだからこの違いって皆気づいていると思うんだよね。
たまにスピーカーで、みたいな。

その昔、ソニーがカセットテープのウォークマンを出した時に、っあ、これ、いつも自分が頭の中で鳴らしている音を現実に鳴らしてくれる装置じゃないか、と喜んだ。
それからヘッドフォン族だからこういうのはとことん好き。


遊びは楽しい。そして発見も。
20世紀後半から始まった音を楽しむ形。

文化だよ。

 

 
 
 
【期間限定公開/無料動画】
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最新の動画です。2022年11月に栃木県足利市のartspace&cafeで行われた彫刻家藤岡孝一氏の個展BLUEの中の「JAZZ in BLUE」での演奏からダイジェスト。
約27分間の動画です。
写真をクリックするとartspace&cafeのページに飛びます。最初にコマーシャルが入る場合がありますのでご注意ください。
演奏:Toshihiro Akamatsu(vibraphone) Hakuei Kim(piano)
 
・Straight, No Chaser......Monk
・Violet Rays.....Toshihiro Akamatsu
・Synonym......Toshihiro Akamatsu
・White Forest......Hakuei Kim
・Beyond the Dream......Toshihiro Akamatsu
・Lake Sagami......Hakuei Kim
・The Gleaner......Toshihuro Akamatsu
enc
・Blue in Green......Miles
 
Nov/13/2022 artspace&cafe @ Ashikaga, Tochigi.
 
 
Next Show
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Coming Soon !
 

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【最新プロデュース・アルバム】
 
2023年1月25日発売!
現在の東京のジャズシーンで既にライブでは人を振り向かせる存在となりつつある新人実力派ヴァイビスト・吉野智子。今回そんな彼女のデビュー作のプロデュースを担当しました。
KALEIDOSCOPE / カレイドスコープ
Tomoko Yoshino / 吉野智子
3000円+税
2023年1月25日発売 (WISE RECORD/WR-202301)
 
全国のCDショップ及びネットショップからお手元に。
 
■演奏
Vibraphone : 吉野智子  Piano : 雨宮彩葉  Bass : 鉄井孝司  Drums : 小田桐和寛
 
皆様、応援宜しくお願い致します!
 
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発売中のCD、ライブ情報、電子書籍やインタビュー掲載誌等、ジャズ、ヴィブラフォン、演奏法、ジャズセオリーと、ジャズやビブラフォンの周りにある様々な疑問も解決するお役立ち情報も満載。
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( http://www.vibstation.net )



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【サブスク ヴィブラフォン】
 
2000年発売のアルバム「Next Door - birth of the “Swift Jazz”」から
2020年発売の「Next Door - New Life」まで、
VEGAレーベルで発売した10枚のアルバムから人気曲を
高音質でお届けしています。
 
 
色んな意味で生活の中で占める音楽の比率がコロナ以降高まりつつあります。
「聴いて」楽しむ音楽!
好きな時間に、お気に入りの場所で、くつろぎながら
そこでは無限の想像力が、あなたをお待ちしています。
 
 
是非どうぞ!
 

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それでは今日も楽しい一日を!

 


【放送 / ラジオ、テレビ

今週のオンエア (8月23日~8月31日) 
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【テレビ】
東京MX2 (地デジ9ch + ▲up)

番組名『ヒーリングタイム&ヘッドライン・ニュース』

癒しの映像+最新のニュース+最良の音楽。

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■月〜金曜 11:40〜12:29 ■金曜 25:35 都知事定例会見終了後 〜27:00

■土曜 8:00〜8:08 ■日曜 8:30〜9:00
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“路面電車のある風景 - 1”

『NEXT DOOR - NEW LIFE/赤松敏弘』(2020年作)


演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh)酒井麻生代(fl)須川崇志(b)小山太郎(ds)佐々木優樹(g)

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■月〜金曜 25:00〜26:00 (金曜は25:05まで) 

■土曜 28:00〜29:00
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“ねこの足跡”

21年6月、7月、8月、10月ヴィブラフォン部門【Amazon's Choice】選出作品『NEXT DOOR - birth of the swift jazz/赤松敏弘』(2000年作)


演奏:赤松敏弘(vib)ユキ・アリマサ(p)養父貴(g)新澤健一郎(kb)平石カツミ(b)斉藤純(ds)相内勝雪(mnp)他。

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■日曜 7:30〜8:00 

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“東京点描 城南1”

『SPARKLING EYES/YUKARI』(2021年プロデュース作)


演奏:YUKARI(vib,mar)飯島瑠衣(p)中林董平(b)森永哲則(ds)guest:赤松敏弘(vib)



首都圏以外の方はこちらの「エムキャス」で全国からスマホやパソコンでリアルタイムにお楽しみいただけます。
★エムキャス→https://mcas.jp/c/mx2.html
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