お知らせから。
2月11日 (土曜日) afternoon live
今度の土曜日 13時半から!
成城学園前 Cafe Beulmans
第三回 望月慎一郎 : piano + 赤松敏弘 : vibraphone DUO
13:00 OPEN / 13:30 START 2ステージ(入替なし)
3300円 + 2drinks order
TEL : 03-3484-0047
MAIL : info.cafebeulmans@gmail.com
http://cafebeulmans.com/
ご来場お待ちしています!
「38年の探し物」
先週出かける前から「それ」が気になっていた。出かける前の晩にちょっとだけクローゼットの中を覗いてみたが、下手するとこれは家探しになりそうだったので戻って来てからやろうと決めていた。
で、昨日は夕方の予定が飛んだので心を決めて行動に入った。
まず最初は譜面の捜索から。38年前の曲。譜面は一つに50曲ほど入るファイルにまとめている。1980年代半ばにバークリーへ留学するまでに作った曲が入っていると思しき三つのファイルブックを取り出してスタート。
綺麗に順番通り並んでいればいいのだけど、何度か家探ししたりするうちにぐちゃぐちゃになっているものもあって思ったよりも難航。
一つのポケットに複数曲入っていたり(多分まとまったものから取り出して曲として残りはストックのつもりだったのだろう)、隅々まで調べると一つに70曲ぐらい入っていて200曲近く見たけれど、探している譜面には出会えなかった。
ちなみに最初の曲として残しているのは1981年9月15日作曲の曲で、この曲が翌年ANNEX'82で演奏して「ベストプレーヤー賞」や「ジョージ・デューク(ゲスト審査員)賞」「審査員特別賞」などを貰った記念すべきものなんです。今からすれば汚い譜面ですけどね(笑)。日付の横の21というのは多分スケッチも含めて21曲め、ということかな。
そういえばこのファイルブックの表紙にあるサイン。これ、最初に考えたサインだけど、書くのに時間がかかるので却下(笑)
さて、そうなるとこれは音源だな。
譜面がなければ逐次録音してある音源から譜面に起こすわけ。自分の曲を自分で採譜するという奇妙な事だけど、完全に思い出せない場合はそうするしかない。
幸いなことに20年前の引越し直後に将来再生出来なくなるであろうカセットテープやDATの重要と思しき録音物をCD-Rに焼いて保存しておいたので必ず残したという確信がある。
ただし、まぁ、若い頃(80年代前半の留学前)はスタジオで録音出来る機会も限られていたので、録音の仕事の合間に録ったり、録音の素材として提供したものもあるのでいろんなテープに分散している。探しているのは1985年のものだから大元はカセットテープだ。なのでおおよその目安はつけているが、そのどれに入っているかは頭出しチェック以外に方法がない。
録音物のCD-Rで90年代物をあれこれ集めてそうなディスクを引っ張り出してみた。焼く時にかなりランダムに入れていったので2000年代の顔をしている音源の後ろの空きに数曲とか入れた。そうしないと膨大な数のディスクになってしまう(今でも十分溢れているが)
かなり近い時代の録音物が見つかり始めると、目的地は数枚に絞られた。後は頭出しチェック。でも、20代の自分の曲や演奏って聞いているとなんだか盛り上がってくるものでついつい頭出し以上の再生に(笑)。
色んなことも一緒に思い出す。やはり音楽は時代の写し鏡だ。
この頃はレコーディングスクールの録音実習とか、録音コンサートとか、ライブではない演奏の機会が意外とあったのでそんな時にオリジナルを2曲単位くらいで録音している。若い頃はどこからともなくそういう仕事が舞い込んで来るもの。メンバーが声をかけてくれる事も多かった。
よほど実験的、あるいはデモでない限り自分でスタジオを借りて録音する機会は少なかった。
さて、目的の曲をついに発見。睨んだ通り1984年の録音をまとめたディスクに紛れ込んでいた。
いやー、久しぶりに聴くとこの曲、イカしてる。
これはこのためにわざわざ録音したもので1曲しか残していない。
1985年の録音。
濃ゆ〜い10曲、66分間。青春の記録だ。
最後まで聞いて次の曲はなんだろう?
とそのまま流していたら!?
1981年に桐朋学園のインプロセミナーで加古隆(p)ケント・カーター(b)オリバー・ジョンソン(ds)のTOKと一緒に演奏している録音が出てきた。ひゃー!
若っかいなぁ(笑) 果敢に挑む青年の如くだ。ギリギリ砕け散っていないのは我ながらエライ!(笑)
ともあれ、無事に曲が見つかった。さて、今度はこれを譜面に起こさなきゃ。
38年の探し物は42年前の貴重な記録まで蘇らせてくれた。
【期間限定公開/無料動画】
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最新の動画です。2022年11月に栃木県足利市のartspace&cafeで行われた彫刻家藤岡孝一氏の個展BLUEの中の「JAZZ in BLUE」での演奏からダイジェスト。
約27分間の動画です。
写真をクリックするとartspace&cafeのページに飛びます。最初にコマーシャルが入る場合がありますのでご注意ください。
➡︎
演奏:Toshihiro Akamatsu(vibraphone) Hakuei Kim(piano)
・Straight, No Chaser......Monk
・Violet Rays.....Toshihiro Akamatsu
・Synonym......Toshihiro Akamatsu
・White Forest......Hakuei Kim
・Beyond the Dream......Toshihiro Akamatsu
・Lake Sagami......Hakuei Kim
・The Gleaner......Toshihuro Akamatsu
enc
・Blue in Green......Miles
Nov/13/2022 artspace&cafe @ Ashikaga, Tochigi.
Coming Soon!
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2023年 2月11日(土)東京・成城学園 「Cafe Beulmans」
13:00開場/13:30開演
第三回 望月慎一郎(p) 赤松敏弘(vib) DUO
MC 3300円 + 2 drinks od
問い・予約 03-3484-0047
世田谷区成城6-16-5 カサローザ成城2F
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【プロデュース情報】
2023年1月25日発売!
現在の東京のジャズシーンで既にライブでは人を振り向かせる存在となりつつある新人実力派ヴァイビスト・吉野智子。今回そんな彼女のデビュー作のプロデュースを担当しました。
スタンダードもオリジナルも一つ一つ吟味して揃えた瑞々しさに溢れた作品に仕上がっています。試聴された方からはとても新人とは思えない堂々としたプレイに驚きも寄せられています。
メンバーは現在の東京のジャズシーンの若手を代表する精鋭揃い。
KALEIDOSCOPE / カレイドスコープ
Tomoko Yoshino / 吉野智子
3000円+税
2023年1月25日発売 (WISE RECORD/WR-202301)
全国のCDショップ及びネットショップからお手元に。
■演奏
Vibraphone : 吉野智子 Tomoko Yoshino
Piano : 雨宮彩葉 Ayaha Amamiya
Bass : 鉄井孝司 Koji Tetsui
Drums : 小田桐和寛 Kazuhiro Odagiri
■購入・試聴はこちらから
ディスクユニオン
タワーレコード
アマゾン
HMV
今回は新たな試みとしてCD発売と同時にサブスクでの配信もスタートしました。
詳しくはこちらのページから
■Tomoko Yoshino's subscription link
■赤松敏弘 official site VIBRAPHONE CONNECTION
発売中のCD、ライブ情報、電子書籍やインタビュー掲載誌等、ジャズ、ヴィブラフォン、演奏法、ジャズセオリーと、ジャズやビブラフォンの周りにある様々な疑問も解決するお役立ち情報も満載。
1997年開設以来のユーザーからの様々な質問や情報交換もアーカイブとして保存中。是非一度お立ち寄りください。
( http://www.vibstation.net )
■赤松敏弘 FaceBook ( https://www.facebook.com/akamatsu.toshihiro/ )
■赤松敏弘 Twitter
それでは今日も楽しい一日を!
【放送 / ラジオ、テレビ】
今週のオンエア (2月9日~2月16日)
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【テレビ】
東京MX2 (地デジ9ch + ▲up)
番組名『ヒーリングタイム&ヘッドライン・ニュース』
癒しの映像+最新のニュース+最良の音楽。
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■平日(月〜金) 12:10〜12:29 ■金曜 25:35 都知事定例会見終了後 〜27:00
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“路面電車のある風景 - 1”
『NEXT DOOR - NEW LIFE/赤松敏弘』(2020年作)
演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh)酒井麻生代(fl)須川崇志(b)小山太郎(ds)佐々木優樹(g)
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■土曜 17:30〜18:00 ■日曜 17:30〜17:38
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“ねこの足跡”
21年6月、7月、8月、10月ヴィブラフォン部門【Amazon's Choice】選出作品『NEXT DOOR - birth of the swift jazz/赤松敏弘』(2000年作)
演奏:赤松敏弘(vib)ユキ・アリマサ(p)養父貴(g)新澤健一郎(kb)平石カツミ(b)斉藤純(ds)相内勝雪(mnp)他。
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■土曜 5:00〜6:00 ■日曜 5:00〜6:00
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“東京点描 城南1”
『SPARKLING EYES/YUKARI』(2021年プロデュース作)
演奏:YUKARI(vib,mar)飯島瑠衣(p)中林董平(b)森永哲則(ds)guest:赤松敏弘(vib)
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■平日(月〜金) 27:00〜28:00 ■土曜 28:00〜29:00 / 18:00〜19:00 ■日曜 18:30〜19:00
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“散歩の風景 夏から秋” NEW!
『KALEIDOSCOPE/吉野智子』(2023年プロデュース作)
演奏:吉野智子(vib)雨宮彩葉(p)鉄井孝司(b)小田桐和寛(ds)
首都圏以外の方はこちらの「エムキャス」で全国からスマホやパソコンでリアルタイムにお楽しみいただけます。
★エムキャス→https://mcas.jp/c/mx2.html
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昨夏からこちらにブログお引越し。のんびりとやっております。