健康寿命を延ばすために!

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歩くことと健康の関係

2024-08-06 09:35:00 | 歩行

私たちは日常生活の中で、歩くことを何の意識もせずに行っているものです。しかし実は、この歩行という運動には、大きな健康作用があることをご存知でしょうか。実際、多くの研究者たちが、歩くことと寿命の関係性について明言しています。そこで今回は、歩くことの健康への影響を深く掘り下げてみました。

まず、歩くことは心臓にとって非常に良い運動になるとのこと。定期的に歩くことで心臓の働きが良くなり、血圧が正常に保たれやすくなるそうです。血圧が安定すれば、心臓病や脳卒中のリスクが減り、その結果、寿命も延びる可能性も高くなります。また、歩くことで血液の循環がスムーズになり、全身に酸素が十分に供給されるようになるのも大きなメリットです。

また、体重管理にも役立ちます。肥満はさまざまな病気を引き起こす原因となるため、適正な体重を保つことは健康寿命を延ばす上で非常に重要な部分です。そこで歩くことでカロリーを消費して体脂肪を減らせば、太り過ぎを防ぐことが可能になります。また、筋肉を使って基礎代謝を上げることで、日常生活で消費されるカロリーの量も増えるため、長期的にみても体重増加のリスクを軽減できるそうです。

さらに、精神面にも良い影響を与えるとされています。ストレス軽減を促したいなら、ぜひ自然の中を散歩することをおすすめします。歩くことで緊張していた身体がほぐれるだけでなく、見える景色で心も穏やかになるため、心身ともにリラックスすることが可能です。このように、心身のバランスが取れた状態を保つことは、病気になりにくい身体をつくるという意味でも重要なポイントになります。

歩くことの健康への恩恵はこれだけ多く、健康寿命を延ばすためには不可欠なものと言えます。ウォーキングはいつでも気軽にはじめられる運動であるため、健康促進したいならぜひ実践されると良いでしょう。


オーラルケアの方法と注意点

2021-09-02 09:41:11 | 日記

口内環境を整えると、物を噛んだり、飲み込んだりする機能の低下を防ぐほか、認知症や感染症予防など、さまざまな効果が得られるといわれています。そのため、歯科だけでなく、入院病床を持つ医療機関でも、患者のQOLを維持するためにオーラルケアに力を入れるところが増えてきました。したがって、手厚い看護を実践するためには、看護師もオーラルケアの基礎を知っておいたほうがいいでしょう。

オーラルケアの基本といえばまず歯磨きです。食べかすが歯の隙間や口内に残っていると細菌が繁殖し、口臭や虫歯の原因になるので、看護師は歯磨きの重要性を説き、自分でできる患者には、率先してやってもらうようにしましょう。また、自力で歯磨きができない患者には、看護師が歯磨きを実施することになるため、その際には口内を傷つけたり、誤嚥を起こさないよう、姿勢に気をつけなければなりません。身体を起こし、安全な姿勢を保ってから、歯や歯茎をマッサージするように磨き、うがいで汚れを洗い流してください。

ちなみに、寝たきりの患者へのオーラルケアは、負担を減らすために口腔清拭という方法をとります。水で湿らせたスポンジやガーゼで口内の汚れを拭き取りますが、歯や歯茎だけでなく、歯と頬の間も優しく拭くようにしましょう。

オーラルケアは慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、患者の健康を維持するための重要なケアです。大きな病院では、オーラルケアの研修を行っているところもあるので、ぜひ率先して正しい知識を身につけることをおすすめします。


生活習慣病の治療で欠かせない3つのこと

2021-05-11 12:44:43 | 食事

生活習慣病の主要な原因は、偏った食生活や生活の乱れ、運動不足などにあると言われています。そのため、生活習慣病を改善するためには、バランスの良い食生活と規則正しい生活、そして適度な運動を取り入れることが主軸になっています。

したがって、生活習慣病の患者を治療する場合は、食生活を1週間ほど記録して、その上で食事の指導を行います。生活習慣病の患者の多くは、偏った食生活を送っており、必然的に濃い味付けを好む傾向にあります。したがって、それを改善するためには、肉類が中心の食事なら野菜を積極的に摂るようにしたり、塩分を控えた調理を行ってもらうなどのアドバイスが大切になります。また、肥満傾向にある人には、食事の量や摂取カロリーについても指導士なければなりません。

次に、規則正しい生活をするための指導では、一日の過ごし方をヒアリングし、不規則な生活が顕著な場合には、できるだけ決まった時間に寝たり、起きたりするように指導をします。また、喫煙習慣や飲酒習慣がある場合には、それらのリスクを説明し、量を控えるようにアドバイスをしましょう。

最後に、生活習慣病の治療においてポイントとなるのが運動です。運動不足になると、身体機能が衰えるほか、生活習慣病に起因する心筋梗塞や脳卒中を発症しやすくなると言われています。そのため、適度な運動は、健康維持にとても重要です。ただし、いきなりハードな運動をすると逆効果なので、毎日無理なく続けられるウォーキングやラジオ体操など、軽い運動を継続して行うことから指導したほうがいいかもしれません。生活習慣病の予防やケア方法については、コチラにもまとめられているので、ぜひ目を通してみてはいかがでしょう。