バーンアウトに要注意!

介護の仕事を長く続けるために注意したいこと。

介護職がなりやすい燃え尽き症候群(バーンアウト症候群)とは?

2022-11-22 00:34:08 | 意欲

燃え尽き症候群(バーンアウト症候群)とは、これまで意欲的に仕事などに打ち込んでいた人が、燃え尽きたかのように意欲を失って、社会適応が困難になる症状です。


熱意をもって取り組みすぎるが故に体がついていかなくて発症するパターンや、頑張って努力したことが思うような成果を上げられずに意欲を失うパターンなど、燃え尽き症候群にはいくつかの発症にいたるまでのパターンがあります。
うつ病の一種とも考えられており、絶え間ない過度なストレスにより発症することもあります。朝起きるのがつらい・会社に行きたくなくなる・アルコールの量が増える・人との関わり合いを避けるようになる、といった兆候が燃え尽き症候群には見られます。その他の病気への免疫力も低下し、悲観的に物事を捉えるようになることから、家庭生活がうまくいかなくなったり、自殺や過労死といった最悪の事態を迎えることもあります。
介護業界では燃え尽き症候群を発症する人が他業界より比較的多いとされており、業界全体で改善すべき課題として早急な対応が求められています。介護職は人に寄り添うサービスが求められるため、利用者のことを優先しなくてはならない部分が出てくるのです。そこで過剰に気を配りすぎたりや気持ちを抑え込んだりして、ストレスが限界を超えてしまうことで燃え尽き症候群になってしてしまいます。
また、介護職は激務なことが多いわりに給与があまり高くない傾向にあり、仕事のモチベーションを維持できず燃え尽き症候群を発症することもあるようです。