知人にお借りして、グレン・グールドのドキュメンタリー映画を見ました。
画像は、フリー画像を加工してそれっぽくしたもの。グールドではないのです。
とにかく著名なので、YouTube上に様々な情報があるけれども、この映画のおかげで、それらが統合され、すっきりしました。
ファニーな一面は、こうした流れだったのかとか、バーンスタインの長ーいスピーチは、このテンポの件だったんだなとか。
あの粒々の美しい音や、独特の椅子の高さが、師匠譲りだったと知ったのは、意外でしたし、収穫でした。
映画中では『草枕』は出てきませんでしたが、「華々しい成功」を息苦しく感じる感性であれば、「非人情」に共感するだろうな、なんてことも思ったりしました。
見る機会をいただいてよかったです。