引き続き「古いアメリカ映画」マイブーム中です。
昨夜見たのが『群衆(Meet John Doe)』。
情報操作を題材としたコメディと善意の物語。大変好みでありました。
それはさておき。
私が「洋画」を見るときは、字幕が頼り。
翻訳もいろいろ…と耳にするものの、体感する機会は今までありませんでした。
今、アマゾンプライムにこの『群衆』というタイトルの映画が3つアップされています。
1つは別の映画ですが、残り2つは同じもの。ただ字幕が違います。
突き合わせしやすいのは「the end」から10秒ほど戻ったラストの決めぜりふ。
「大意」にしてしまえば同じ。ただ受ける印象が違う。
感じ方は人それぞれなものだから、なるべく忠実に置き換えるのか、
あるいは創作者の意図するところをくみ取って、それをよく伝えようと試みるのか。
「草枕あれこれ」でも感じたように、「訳」はもう一つの創作と改めて感じました。