麦わら海賊版が往く…

ひとり旅

続いては、前走、格上挑戦で春を夢見たキュリオスティー
レースでは、スタートで後手を踏み、悪い馬場に脚をとられ、もちろん怒涛の追いこみなんて発動せず、って感じで、ポツンと殿ひとり旅
とても厳しい現実をつきつけられました



この世代は、トゥザワールド、ハープスター、その他いろいろとキャロの高馬さんたちがクラシック路線を賑わせている一方で、同じく高馬で前評判の高かったキュリちゃんはどこで道を間違えちゃったんでしょうかねぇ

春のクラシックという意味では完全に扉が閉ざされましたが、未勝利馬の戦いはまだまだ続きます
しっかりと建て直しを図り、素質を開花することができたら、先頭ぶっちぎりのひとり旅も期待しています

■ RECENT STATE ■
3/2  戸田厩舎
2日の中山競馬ではスタートがゆっくりになってしまい最後方からに。道中はそのまま進めるも、馬場の影響もあったのか徐々に余力がなくなってしまい13着。
「スタートがジャンプするように出てしまい、後ろからになってしまいました。頭を低くして走るフォームと言うこともあり今日のような馬場に脚をとられてノメっていましたし、追走だけで余裕がなくなってしまいました。返し馬などの背中の感触はいいところがありましたし、馬場など条件がそろえば違ったと思います。せっかく声をかけていただいたのですが、今日は良さを引き出せず申し訳ありません」(武豊騎手)
今日のような馬場がプラスにならなかっただけでなく、スタートで後手を踏んで流れに乗れなかったことも結果的に響いてしまいました。この後はレース後の心身の状態をしっかりと確認してから、どうするかを決めていきます。

3/5  ムラセF
5日にムラセファームへ放牧に出ました。
「先週はいい競馬にならず本当に申し訳ありませんでした。桜花賞という夢もまだありましたし、ここの結果いかんではステップレースへの参戦も考えることができるようになりましたし、ダメだったとしても掲示板を確保すれば次走での優先出走権も発生しますのでフルゲート割れしているこの条件にトライさせていただきました。あまり出走が長引きすぎても馬の調子を落とすことにもなりかねませんし、クラブと相談させていただいたうえで出走を決めさせていただいたのですが申し訳ありません。武ちゃんに話を聞くと返し馬の感触はとてもよく、未勝利馬と言っても十分500万下クラスでもやれるという手応えを感じていたそうなんです。しかし、スタートで後手を踏んで前と離れてしまい、また馬場に脚を取られてしまってまったくその良さを発揮することができなかったということだったんです。名手にそれなりの力を感じてもらい、評価してもらえたことはいいことなのですが、結果につなげていかなければいけません。レース後はというと走れていない分ダメージはないのですが、ここは流れを変える意味でもリフレッシュを図るためにも一度放牧へ出して立て直させていただくことにしました。出走間隔的にもすぐの出走は難しいでしょうし、状況を見ながら次走を模索していければと思っています」(戸田師)

3/12  ムラセF
軽めの調整を行っています。
「先週放牧に出させていただいたわけですが何か不安があってのお休みではありませんし、ムラセファームでも問題はなく過ごせています。出走間隔を空ける意味合いもありますし、軽めのところから少しずつ動かしていって次の競馬の目標をある程度立てられればまた帰厩に向けてピッチを上げてもらう形になるでしょう」(戸田師)
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