1つ目は娘の最後の運動会
長男の幼稚園から数えて16年も続きましたが、とうとう最後となりました
いざ終わってみると、誰かがいなくなった訳でもないのに何故か寂しさが込み上げてきて、子育て的にも1つの区切りを迎えた気がします
もう1つは、ヒールゼアハーツの引退レース
近走の状況やクラブ、厩舎の事情を考えるとやっぱりそうなっちゃいますよね
夏バテしやすい体質やローテーション的に東京を使えない時期がなければもっと違った馬生だったかもしれませんが、約5年、37戦も走り楽しませてくれたので、一口的には大満足ですね
今後、幸せな余生を送れることを祈っています
本当にありがとう
■ RECENT STATE ■
5/31 戸田厩舎 31日の東京競馬ではまずまずのスタートから先行グループにつけ、勝負どころへ向かう。直線でややモタつくシーンもあったが、前が開いてからも伸びきれず17着。 「そこまで前に行くつもりはなかったんですが、ペースが遅かったですからね。そういう意味ではまったくダメというポジショニングということでもなかったとは思うんです。直線は少し窮屈になりかけるシーンもありましたが、極端にモタれたりはしていませんでした。前が開けてから伸びてきてもいいはずなのに、ストライドが変わらなくてダラーっとそのままだったんです。追い出してから走りの変化があればいいのですが…。年を重ねているのもあるのでしょうが、この間に乗せていただいたときは感触がよかったので、いい感じにあればもう少しやれてもいいはずですが…。申し訳ありません」(福永騎手) 体調はよく、得意な条件、相性のいい乗り役とのコンビで挑んだ今回は是が非でも巻き返してほしいと思っていました。スタートを決めて絶好のポジションを取って進めた道中は夢を見たのですが、直線では思うように反応できず、良さを見せられないまま終わってしまいました。巻き返しへの期待が大きかっただけに非常に残念です。今後については様子を見て方針を決めていく予定です。 |
6/3 引退 「先週は定量戦ではありましたが、それ以外は条件も揃い、いい競馬をしてくれるはずと期待をして送り出したつもりでした。しかし、当日の暑さもあってかちょっと気にするような素振りがありました。それでもスタートから好位を取り、流れに乗れていましたから、何とか頑張ってほしいと思いながら見ていました。しかし、直線では道中の手応えほど反応できず、ピリッとした部分を発揮できませんでした。馬のデキ自体は悪くなかったと思うのですが、気候によるコンディションのことと、前走で狭くなりしっかりと走れなかったことから今回まわりを囲まれて窮屈になった時に自ら前に出ようとせず、ズルさも覚えてしまっていたのかなという感じを受けました。稽古の感触は休養明け時よりもだいぶ良くなり、まともならばもっとやれるという手応えもあったのですが…。長いお休みをもらっていた馬なので何とか復調させたいと思いながら接してきました。苦しい時を含めここまで変わらず応援してくださる会員さんもいると思い、諦めたくない気持ちもありました。しかし、夏の間にいい形に持っていけるかとなると何とも言えませんし、お時間をさらにいただいてしまうことになるかもしれません。そのような状態、状況であることからクラブとの協議の結果、無念ではありますが判断することとなりました。2歳の時から走り、今やウチの厩舎の現役最年長になるまでの長い期間頑張ってくれましたし、ヒールには感謝の気持ちでいっぱいです。皆様にも長い間応援いただきまして本当にありがとうございました」(戸田師) 2歳7月の新潟でデビューしたのはもう5年も前のことになります。あの頃から今も光り輝く馬体を誇るように、そして優しさを表すかのようにゆったりと歩く姿を披露していたヒールゼアハーツ。待望の初勝利から2勝目、3勝目と東京コースとの相性の良さを見せていましたが、舞台は問わず常に一生懸命に走ってくれていました。若い頃に比べて調教での動きもみるみる良化し、厩舎の看板馬の調教パートナーに抜擢されるほど頼りにされていた彼でしたが、ここ最近は年齢もあったのでしょう。1年余りの長期休養を挟んだあと復活を目指して日々トレーニングに励んでいましたが、思うように成績が上がり切れない状況が続いていました。背水の陣というくらいの気持ちを持って臨んだ先週の競馬は、一番のパートナーと言ってもいい鞍上を迎えての一戦で、理想とも言える位置から競馬ができ、復活の姿を想像するほど道中はワクワクさせてくれました。しかし、直線では動ききれずに悔し涙をのむ結果となってしまいました。厩舎一丸となって復活に向けて取り組んでもらっていたのですが、前走のパフォーマンスからクラブと戸田博文調教師とで協議を行った結果、残念ではありますがここで現役続行を断念し、中央競馬登録を抹消することになりました。会員の皆様には残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されています会員の方へは、後日書面をもってご案内いたします。 |