色んな角度で選挙を取材すると
面白い事実を発見したり、
驚くべき事情に出くわしたりとか、
裏事情を知ることができます。
聞かされて不愉快になることも、
知らされて涙がでそうなことも、
命がけで戦う選挙だからこそ
表には一切出ずにお蔵入りになることもあります。
これまでの選挙戦を俯瞰した感想は、
岸本さんの戦略はとても巧妙で、
だからこそ弱体の国民民主の候補者でも、圧倒的な強さを見せつけています。
興味深い話をいくつか仕入れましたので解説します。
強さの秘密その1、
イメージ戦略は、徹底したかわいそうを演出し、支持を確定しています。
街頭に立って手振りした回数を自慢しておられました。
特に雨の日の手振りは効果が高いようです。
強さの秘密その2、
徹底した選挙戦略は正に岸本さんの能力の高さを証明しています。
門さんの活動成果を上手く否定しています。
例えば水道管復旧工事の件は、国交省大臣は公明党だから、働いたのは公明党だという論法は、なるほどその通りです。
不幸な出来事を選挙のネタにするのは如何なものかという主張も一理あります。
強さの秘密その3、
強固な後援会組織や選挙事務所のスタッフの高い意識など。
強さの秘密その4、
他党との選挙協力の効果を最大限発揮している。
今回は維新とのネゴで、立候補をさせないことに成功。間違いなく維新の立候補見送りはプラスになっています。
以前維新が立候補した選挙では、維新候補が落下傘でありながら40000獲得し、その結果300票の僅差での勝利になった。その時の苦しさを忘れていません。
その他にも多々秀でた戦略がありますが、後日ご紹介します。
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