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水管橋復旧費の約40% 国の補助事業など活用へ 和歌山市
和歌山市は崩落した水道用の橋の復旧費用について、現時点でおよそ16億円を見込んでいて、国が新たに設けた補助事業などを活用して、工事を行うと発表しました。
和歌山市の尾花正啓市長は28日開かれた記者会見で、「紀の川」にかかる水管橋と呼ばれる送水用の橋の崩落について、崩落した部分とその前後を架け替える復旧費用に現時点でおよそ16億円を見込んでいることを明らかにしました。
このうち、およそ40%は厚生労働省が今回の崩落を受けて新たに設けた水管橋の改築や更新のための補助事業を活用するなどして、国からの補助でまかない、残りは地方債を発行する計画です。
一方、復旧のめどについて、市はこれまで来年5月末ごろまでとしてきましたが、工事に時間がかかることも予想されることから、出水期を迎える6月中旬までの工事完了を目指すとしています。
また、川の北側に水を送る唯一のルートが崩落したことで、大規模な断水につながったことから、今後は川の北側に浄水場を設置することや水を送る別の橋を建設するなど、送水ルートの複線化について本格的な検討を進めることにしています。
尾花市長は「まずは崩落した橋の本格復旧を急ぎ、ある程度並行しながら将来的な安全性の確保という所も検討していきたい」と話しています。
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