10月3日、和歌山市で起きた水管橋崩落事故。約6万世帯が1週間にわたり断水となり、水の出ない生活を強いられました。事故後に市が調べたところ、崩落した部分の近くで、橋のアーチ部分と送水管をつなぐ「吊り材」4本に腐食による破断が確認されました。市は今年9月も点検を行っていたといいますが…。
と伝えられましたが、この橋が建設されたのは1975年で、46年前になります。
水管橋の耐用年数は48年とのことですが、まだまだ大丈夫なのが常識です。
あと2年に迫っていますが、特にやり変える予定だったとは確認できません。
少し前には水道管の接続部分を補強するなどの耐震工事が実施されています。
当面使用し続ける方針だったと聞きます。
それが何故いとも簡単に崩落してしまったのか、複数の関係者からいくつかの要因を聞き出すことができましたので報告させて頂きます。
橋のアーチと水道管をつなぐつり材が破断しており、腐食が原因とする意見が主ですが、鳥のフンの影響も取り沙汰されています。
フン以外には、ゴミや塩分なども。
それとは別に、後から設置したつり材の補強材が原因ではないかとの声もあります。
他の箇所のつり材にも腐食があり、改修だけでは困難との専門家からも意見も耳にしました。
完全復旧まで、どのくらいの月日がかかり、どのくらいの費用が必要なのか和歌山市はできるだけ早い時期に市民に説明する義務があります。
水道インフラの維持管理や改修費用は、使用する水道料金から拠出されると定められています。
和歌山市民の皆さん、
市に任せるのではなく、我々も協力して適切なインフラ作りを考えましょう。
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