わかめろの韓ドラ生活

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ユン・サンヒョンの1週間(『失われた七日間』)

2011-04-05 02:04:24 | 韓国ドラマ
原題『일주일』(KBS脚本公募入選作)
出演:ユン・サンヒョン、イ・スンチェ
PD:コ・ヨンタク
シナリオ:キム・ウィグォン
演出:ムン・ヨンジン

12月2日土曜日、PM 09:15。
優秀部署に選ばれた広報部一同が集まる飲み会で、ユン・ヨンミン(ユン・サンヒョン)とソ・ユンハ(イ・スンチェ)は部長からその功績を褒められる。
会も盛り上がり、一行は2次会へ向かおうとするが、ヨンミンは酔っ払ってしまい、ユンハが家まで送ると進み出る。街中の時計は午前0時になろうとしていた。

携帯電話の音で目が覚めたヨンミンは、同僚から「遅刻している」と連絡を受ける。日曜日だと思っていたヨンミンは、携帯電話の画面を見て、“12/9(土)”と表示されている事を不思議に思いテレビを点けるが、テレビでも“12/9(土)”と表示されていた。
部長に呼ばれ、始末書を書くことになったヨンミンだったが、同僚や部内の雰囲気が少しおかしいこと思い始める。
ヨンミンは思い切って、同僚に「先週の飲み会から、この1週間の記憶がない」と相談するが、専門外だと精神科を勧められる。
医師はヨンミンが以前にも来たかのように話し、“予約患者”としてMRI検査を勧める。検査の結果、どこも異常の見られなかったヨンミンだったが、どこからともなく「女を助けるんだ」という謎の声が聞こえる。
今日1日の事を寝る前に整理しようとするヨンミンだったが、わけがわからず就寝する。

再び、携帯電話の呼び出し音で目覚めるヨンミン。昨晩、枕元に置いたハズの携帯電話が、上着のポケットで鳴っていた。同僚から体調を心配する電話を受け、ヨンミンは携帯電話の液晶画面に目をやる。画面には、“12/8(金)”と表示されていた。机の上には、自分の字で書かれた見覚えのないメモがあり、困惑するヨンミン。
同僚に再び相談するが、同僚はヨンミンから初めて聞くように、ヨンミンの話を不思議がるのだった。
再度病院に行ったヨンミンは、医師から「初めてですね」と声をかけられ、12/9にからさかのぼった事を実感する。そして医師に説明するが、医師からは精密検査を勧められるだけだった。混乱したヨンミンは、再び「女を助けるんだ」という声を聞く。
状況が飲み込めないまま、ヨンミンは再び眠りにつく。

朝、テレビの日付が12/7(木)と知らせてた。
ヨンミンは自分がおかしくなったのか、本当に時間が戻っているのかを悩む。もし本当に時間が戻っているなら、何の理由で戻っているのか。その疑問が脳裏をよぎった時、再び「女を助けるんだ」という声が聞こえる。
ヨンミンは謎を解こうとメモを残し、眠りにつく。

目覚まし時計の音で目覚めると、日付は12/6(水)を表示していた。ヨンミンは服のままで眠ってしまったらしく、テーブルにはビールの空き缶が並んでいるのだった。
出社したヨンミンは、部内の雰囲気が沈んでいる事に気付く。ホワイトボードに書かれた“12/5(火)社員旅行”と言うメモを見たヨンミンは、昼食時、同僚に昨日の社員旅行について尋ねてみる。しかし同僚は固く口を閉ざし、何も話そうとしない。そこで初めて、この数日間、ユンハを見ていない事に気付いたヨンミンは、ユンハの机の上に白菊が供えられているのを目にし、彼女が12/5に死んだのだと気付く。
謎の「女を助けるんだ」という声が、ユンハの事を指しているのなら…と、ヨンミンは頭を悩ます。彼女は何故死んでしまったのか、その疑問が浮かび上がったところで、時刻は午前0時を迎える。

気付くと、ヨンミンはどこかのマンションのドアの前にいた。12/5(火)、午前0時。近所のおばさんに心配され、我に返って、マンションを後にするヨンミン。その後姿を、ドアから出てきたユンハが見守っていた。
社員旅行に向かうバスに乗り込み、今日一日ユンハを助ければ全てが元に戻ると考えるヨンミン。同僚からは、「まだ行き先に反対しているのか?」と声をかけられる。
目的地につき、ユンハの行動を後ろから見守るヨンミン。その行動を勘違いした同僚が、ヨンミンをユンハと二人きりにする。
ユンハは「あの日の事が恥ずかしかったのですが、ユン代理の姿を見て、ホッとしました。長い間、悪い夢を見ていたようです」と話す。ユンハは、「人は“明日が分からないと怖い”と言いますが、昨日を知らない方がもっと怖い。人はよく逃がしてしまうささいな事に、本当は今を変えられる力が隠れている」と話し続け、自分にとってとても長い1週間だったと振り返る。
夜、ヨンミンがトイレに行った間に、ユンハはいつの間にか席を外していた。ヨンミンは慌ててユンハを探し回る。その頃、船着場でヨンミンを待っていたユンハは、繋いであった船のロープに身体を引きずられ、海に落ちてしまう。
部長に事故の連絡が入り、ユンハの死が知らされる。帰宅したヨンミンはビールを飲み、彼女を助けられなかった事を悔やむ。しかしヨンミンは、時間がさかのぼっている事に気付き、まだユンハを助けるチャンスがあると考える。

12月4日、月曜日の朝を迎え、ニュースではエレベーター事故で男性が亡くなったと報じていた。ヨンミンが出社しようと家を出ると、1台のエレベーターが故障中になっているのだった。
出社したヨンミンは、部長に社員旅行の行き先を変更して欲しいと頼むが、断られる。ヨンミンはユンハの姿を探すが、体調不良で欠勤していた。電話も繋がらず焦るヨンミンは、皆が退社した後に、部長のパソコンからユンハの住所を確認する。
ユンハのマンションのドアを叩くが、中から反応はない。ヨンミンの声に、近所のおばさんが出てくる。焦るヨンミンの気持ちをよそに、時刻は午前0時を迎える。

12月3日、日曜日の午前0時。酔っ払ったヨンミンは、ユンハに支えられ帰宅しようとする途中だった。ヨンミンはユンハに、火曜日の社員旅行で起こる一連の事を説明しようとするが、酔っていて上手く話せない。何とか、社員旅行に来ると死んでしまうと伝えるが、ユンハは「その日に私は死にません、全て説明しますから、中に入りましょう」とヨンミンに話す。その近くにホテルがあり、社員旅行の日にユンハが言っていた「あの日の事が恥ずかしい」という言葉を思い出したヨンミンは、この一件で自分たちの距離が近付き、ユンハが船着場で自分を待つ事になってしまうと考え、わざとユンハを拒絶するような発言をし、タクシーで立ち去る。ユンハは必死でヨンミンを引きとめようとするが、ヨンミンは携帯電話を落としてしまっていた。
タクシーに乗りながら、こうするしか彼女を助ける方法が無かったのだと自分を納得させるヨンミン。マンションに戻り、エレベータに乗り込むと一人の男性が走ってくるが、ドアを開けることもせずに上の階に向かう。
エレベーターの中で、ヨンミンは先の走って来た男性の顔が、朝のニュースで報じられていたエレベーター事故で亡くなった男性と同じだと気付く。しかし既にエレベーターは異変を起こしており、落下してしまうのだった。

電話で目覚めたユンハは、出社し、部長から遅刻を怒られる。落ち込むユンハに、どこからともなく「ユン・ヨンミンを助けろ」という声が聞こえてくる。
ヨンミンの机には、白菊が供えられているのだった。

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Amazonでは『失われた七日間』というタイトルになってました。私はKBSworldの放送を見たんですが、DVDもあるみたいですね。(※Amazon

内容を書くのが難しかったです(-_-;)
不思議な物語でありながら、メッセージがあって深いドラマになっていたように思います。

ヨンミンもユンハも、同じ様に1週間を繰り返していたのだとしたら…二人ともが救われる事が大団円という事でしょうね?

劇中では、ヨンミンよりも、ユンハの方が先に1週間をさかのぼっていたらしい事が、社員旅行の会話などでうかがい知れますが、最後の終わりで、ユンハが「ユン・ヨンミンを助けろ」という言葉を聞いて驚いていたところをみると、繰り返される1週間の記憶は持ち越されないようですねorz悪夢Σ(゜Д゜;

1話完結のドラマでしたが、ハッピーエンドを用意したミニシリーズにでもなりそうですね。

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