わかめのショーエイです

わかめ・昆布を主に海産物を、38年間卸売している会社です。3・11の東北地方の災害で、大打撃を受け真面目な商売が困難です

三陸わかめの安全性 ②

2013-07-31 10:16:24 | グルメ
先回「三陸産わかめ」の安全性について記載しました。
今回はその検査結果を製造元「松栄」(日本わかめ協会・会長会社)及び三陸わかめ共販推進委員会の証明書を掲載いたします。当社は「松栄」の販売卸会社です。

三陸産わかめは安心・安全です。

2013-07-30 17:18:15 | グルメ
お蔭さまでやっと大船渡の製造工場も稼働し始めました。今年の三陸産わかめの採取量は、何とか震災前に近い数量になりました。ところが福島原発の汚染水の問題で、「風評被害」で仕入れ先が敬遠し消費市場が縮小しています。製品は採取時および製造時「汚染度検査」を実施しております。結果は勿論問題ありません。原藻は年中採取するものではりません。ご心配なく「ミネラル分豊富」な海の野菜を、毎日食べてください。

新芽の間引き

2013-02-04 17:20:43 | グルメ
今年も新わかめの収穫時期となりました。良いわかめを育成するために、「間引き作業」が必要です。
この時間引きされた「わかめの幼葉」は、葉も茎も「もちもち・コリコリ」とまるごと、美味しく食べられます。昔は漁民しか食べられない「旬の味」が、消費者の皆さんにお届け出来るようになりました

わかめの養殖

2012-12-24 11:45:46 | グルメ
日本人とわかめの付き合いは「米」より古く、有史以前から食べられていました。元々は海岸の岩場に自然に付着し生育したわかめを刈り取ったり、海岸に流れ着いたものを採取したりしていました。
これを人工的に「養殖」出来ないかと、研究した人が特許もとり試験養殖もされていました。一般漁民が始めたのは1955年頃からです。その成果をみて各漁協の漁民がいっせいに始めたのは1960年頃からです。このことは同じ頃、今までの加工・保存の「素干し」に変わって「湯通し塩蔵」と言う保存方法の開発が大きな要因となっています。

養殖は海面に浮きをつけた30mmの「ロープ」を、長さ20~30m張り、養殖場の深さに応じた固定ロープを海底に重りで固定する方法です。わかめはこのロープに根を張り、海底に向かって成長します。(多分消費者の皆さんは海底から海面に向かって伸びていると考えている事でしょう)

「湯通し塩蔵」は収穫された「わかめ」を熱湯でボイル(茶褐色が緑色になります)します。ボイルされた「わかめ」は原藻の大きさですので、保存用の「塩」を加え攪拌して圧縮します。これにより分量は1/4程度になります。ここまでが<一次加工です。

次回からは「写真」「イラスト」を入れてお話を進めましょう。