PCを買う時に、はじめから Windows 等の OS がインストールされているのはお得と思っていましたが間違いでした。実は、OS が無い安く買えるPCもあり、OS を別途で購入し、インストールするともっと安くする。
PCの買い替えを検討している方に、
既にMicrosoftが設けたWindows 7およびWindows 8.1を搭載しているPCの販売が終了となっていると思います。Windows 10の提供のみとなっており、古いWindows 7とWindows 8.1からの無料バージョンアップ期間も過ぎている。
今、Windows 10を安く入手できる方法はないかと調べたら、次の三つのパッケージ版、OEM 版、DSP 版を見つけました。これらのどれを選んでも使える機能には変わりはありませんが、価格や販売方法、ライセンス等が異なることにより、Windows 10に投じるコストが結果的に安くなる可能性があります。 以下にパッケージ版、OEM 版、DSP 版の3つの違いについて説明します。
Windows 10 のパッケージ版
パッケージ版は昔ながらの箱に説明書やインストールメディアが入った商品です。Windows 10 からパッケージ版はインストールメディアは光学メディアではなくUSBメディアが同梱され、USBメディアの中に32bit版と64bit版の両方が含まれます。価格は共通で、Windows 10 Homeが13,800円、Windows 10 Proが25,800円です。価格的に高いというイメージがありますが、インストールしたパソコンからアンインストールすれば、別のパソコンに再インストールできるのは特徴です。
Windows 10 OEM 版
OEM 版とは、パソコンにじめからインストールされている Windowsであり、プリインストール版とも呼ばれます。 価格はパッケージ版の半額であり、何といっても安いという特徴があります。他にパッケージ版より安い分、パッケージ版と比べて劣る所があります。たとえば、パッケージ版であれば、別のパソコンに移動できますが、OEM 版ではできません。 パソコンは故障するまで同じ Windows をずっと使い続けることになります。
Windows 10 DSP 版
Windows 10 DSP 版は、OEM 版と同様に、パッケージ版と比べ大幅に安くなっています。 ただし、DSP 版は購入と使用に関して条件があり、まず PC パーツ1つと一緒に買わなければなりません。そして、かつその購入した PC パーツが組み込まれたパソコンにしかインストールできません。 例えば、フロッピーディスクドライブと DSP 版を購入した場合、そのフロッピーディスクドライブをパソコンに搭載すれば、そのパソコンに DSP 版をインストールできます。 また、同時に購入した PC パーツも移動させるのであれば、DSP 版も移動させる事が可能となり、他のパソコンへ再インストールできます。
最後に、
パソコンを購入する時必要となるWindows 10ですが購入タイプにより価格は異なります。多くの方は、パソコンと一緒にOEM 版を購入していると思います。個人的には、パソコン購入時のコストを低下するためにOEM 版を選ばず、ネットからWindows 10 Proダウンロード版を購入しました。