ユナはトイレで構ってもらうのが好きである。
特に旦那に。
旦那に構ってもらうには基本的に競争率が高い。12人もいれば当然なのだが…。
ユナは目敏く、誰にも邪魔されないで旦那にある程度纏まった時間をかまってもらえるスポットを発見した…
…それが、トイレである…
何故トイレなのか。
それは、旦那がトイレに行くと長時間出てこないのである。ある時は本を持って…ある時は携帯でゲームをしながら…ある時は小型ゲーム機持参で…
今の我が家はトイレが二つあるので、構わないのだが、一つしかなかった時は悲惨だった…
と、まあ、ユナはその長時間トイレに目を付けたのである。
そうやって構ってもらってるうちに、習慣と化し、今や誰が入っても可愛い姿を見せてくれるようになっている。
所謂、『ユナのアピールタイム』
コテンと入口に転がるとこれからアピールタイムの始まりという状態。
アピールタイムスタート!
ユナ:私可愛いでしょ?
可愛いよー💕
ユナ:見てて、今すごいことするから。
おお…なにする気??
ガシガシ
床マットぺローン。
ええ…(^◇^;)←言葉で表現できない気持ち
ガシガシ。
ペロペロペロ…
…よくわからんが、マット剥がしの術をてにいれたと…
そのまま、マットの裏側で頬擦りを始めるユナ…
…姫、なにがしたいの?…
一心不乱に頬擦りをするユナ…
姫ー?おーい!
ユナ:?!
うん、なんか我を忘れてたっぽい…。
ユナ:…なんかしようと思ってたけど、なんだったか忘れちゃった…なんだったっけ??
うん、姫が可愛い姿をたくさん見せてくれる予定だったと思うが…最初と最後が可愛いかったので、終わり良ければすべてよし!!
我を忘れて最初の目的を忘れた、ユナの今日のアピールタイムでした。