平成大不況の最中、他の企業が青息吐息の状態の中で一人勝ちのように業績を伸ばし続けていたサラ金業だが、ここに来て様相が変わった。不況の最中、なぜ銀行がサラ金に手を出さないのだろう、といぶかしんでいたが、何のことはない、しっかり手を出していた。主立ったサラ金は銀行の支配下に置かれ、反抗する業者は国家ぐるみのつぶしに入った。
サラ金といえば暴力団との縁が深いが、一流企業ももうなりふり構わず、利益のためには直接行動をとるようになったと言うことか。
(記事)
アコム、武富士、プロミスなど消費者金融大手4社の2006年3月期連結決算が16日出そろい、アイフルの純利益が前期比13・1%減の658億円となるなど各社とも大幅な減益となった。アイフルは強引な取り立て行為で今月8日から業務停止命令を受けたことなどから、07年3月期の純利益は前期比20・2%減の525億円と予想した。
アイフル、20%減益予想 来年3月期、業務停止で