テポドン燃料注入開始の情報、米が日本へ非公式伝達
基本的には暴力団の恐喝と同じ発想であるが、迷惑な話である。韓国は自分のところとは関係ないと気楽に構えている。
政府内では「瀬戸際戦略」との見方が主流であるが、妥当なところだろう。北朝鮮は今月に入り、米国首席代表を平壌に招く考えを表明した。「米国を対話の場に引き出すため、ぎりぎりまで緊張を高める作戦ではないか」と外務省は推測している。
発射すれば中韓両国も反発せざるをえず、北朝鮮の孤立が一層深まり、「メリットは何もない」と外務省幹部は述べている。
(記事)
北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備を進めているとみられる問題で、米政府関係者が17日、中央情報局(CIA)などの情報として、「発射に必要なミサイルへの液体燃料注入が始まったようだ」と日本政府に非公式に伝えたことが明らかになった。