真相世界(The truth world)

200711小沢氏続投表明 「恥をさらすようだが…」ホントその通り


一体、小沢という男、何を考えているのかさっぱり分からない。ヒステリーを起こして飛び出した奥さんが旦那に泣きつかれすごすご家に戻ってきた構図である。若妻なら愛嬌と解釈できるが、爺さんでは洒落にならない。歳を考えて行動しよう。

表面的な動きとしては、「辞職願を提出していた小沢は6日夜、鳩山らに『もう一度がんばりたい』と語り、辞意を撤回する意向を伝えた。7日に両院議員懇談会に出席して経過を説明したうえで、記者会見して正式に表明する。民主党執行部は、福田との党首会談など一連の経緯に対する不満を封印し、分裂回避を最優先した」という事だろう。

「辞める」と言っても、どうせ他に代表のなり手もないし「慰留してくるだろう」という読みだったのだろうか?
「結局俺しか代表をやれないのだから、ちっとは俺の言うことを聞け」というのが小沢氏の本音とも思えるが、いい歳こいてやる芝居とも思えない。

小沢としては一応「再信任」を受けた形だが、党首会談で連立協議をめざしたことへの不信感は解消されそうもない。今回の騒ぎで小沢が低下させた求心力をどこまで回復できるかが当面の焦点となるが、しばらく総選挙は無理だろう。

鳩山・菅・輿石が土下座して小沢と東京都内の個人事務所で国会議員の期別懇談会で出た意見のを伝え、「党の総意」として慰留の嘆願をした。小沢は「大変ご苦労かけた。感謝している。本当に恥をさらすようだが、皆さんの意向を受けてぜひ、もう一度がんばりたい」と応じたという。
鳩山は会談後、記者団に「一連の経緯を反省をしながら、むしろ『雨降って地固まる』という状況に、何としてでも変えていかなければならない」と苦し紛れの言い訳をした。記者団から失笑の声が漏れたであろう。

小沢も内心不安だったらしく、「意見を聞きたい」と自ら党長老の羽田や渡部、石井一らと都内のホテルで密談していた。「代表を放り出すべきではない」と彼らから慰留を受けたことになってはいるが、実際の所は分からない。小沢が芝居の根回しを頼んだのかも知れない。
他の連中がボロクソに言っている大連立だが、冷静に考えれば悪い話ではない。「外務・財務・法務・文科・農水・厚労をよこせ」と交渉するのも悪くはないと思うが…。

(記事)

小沢氏続投表明 「恥をさらすようだが…」


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コメント一覧

なにわのご意見番
民主党のドタバタ劇について
http://blog.livedoor.jp/e001006top/
今回の野党第一党の小沢代表の「ドタバタ劇」は民主党と小沢代表の信用を大きく失墜させたことは万人の認めるところである。今後、民主党と小沢代表は如何にして失墜した信用を取り戻すか大きな課題を背負ったことになる。野党第一党の党首が軽々しく、一時的な感情で「辞職」を口にするのは良くない。「綸言汗のごとし」君主の言が一度口から出れば、取り消し難いのは汗が体内に戻らないのと同じと言うこと。総理の座を取ろうとする人物は、品位品格が必要である。今後このようなことがないように肝に銘ずべきである。
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