海上自衛隊のイージス艦衝突事故で石破茂防衛相が海上保安庁に無断で航海長を事情聴取していたことがばれて、とうとう自民党からも石破氏の引責辞任は避けられないとの見方が強まった。
事故発生以降の防衛省のお粗末すぎる対応に野党やマスコミは小躍りして囃し立て、石破氏は人柱に立たされる雰囲気になりつつある。
某自民党幹部は石破氏の進退について「もう辞めるしかないだろう。タイミングの問題だ」と指摘した。
事故の原因究明や再発防止に一定のめどが立った段階で辞任すべきだとの考えを示した。
これに関連し、福田康夫首相は同日夜、「もっと気を回して海保と連絡を取ることができれば良かった」と記者団に述べ、責任を全部石破氏に押しつける意向を示した。
(記事)
防衛相、無断聴取で窮地に=自民参院幹部「辞めるしかない」-イージス艦衝突事故