200708首相辞任論、続投上回る 内閣支持２９％で低迷

いわゆる「バカ首相」と呼ばれた人は過去に幾人もいた。最近では森氏である。我らの安倍ちゃんは、既に「森を抜いた」という評価が一般的になりつつある。

で、この期に及んで彼を支持している２９％とはどんな連中だろうか？
本ブログではマスコミのアンケートなどはなから信用していない。自分勝手な都合ででっち上げた捏造数字なのである。しかし、アンケート自体は実施している。無作為になど絶対にやっていないので、どのような連中からアンケートしたのかは公表できないだろうが、今回の２９％という数値は偶然にも妥当な感じがする。

「物好きな奴もいるものだ」と呆れている人も多いだろうが、人にはいろいろ事情があるのだ。
まずは自民党関係者。
党員やパトロン企業関係、天下り系役人関連、縁故公務員、外郭団体関係などである。彼らの自民党と一蓮托生的な生活をしているので今さら支持しないわけにも行かない。

日本の場合、正義という言葉は建前に過ぎない。よく本ブログの一言メッセージを見た人から、「陳腐で時代錯誤な表現だ」と嗤われているが、勿論そのウケ狙いでやっているのである。

更に日本人には主義主張もない。あるのは生活感である。つまり自分が生活する上で一番有利な組織に迎合してしまうのである。
唯一の例外は生活感の希薄な連中、つまり若者である。２ｃｈで好き放題書き散らしている奴らである。しかし彼らは団結も知らず、社会的影響力もない。憂さ晴らしをしているだけだ。今回選挙に行ったかどうかも怪しい奴らなのである。

２９％の支持者の実態を推理してみよう。

国家権力と癒着していないと生活に窮する連中が然るべき数存在するのは自明である。ゆえにどんなバカ内閣でも、癒着している連中の生活の場を脅かすようなまねさえしなければ、支持してもらえるわけだ。森内閣末期ですら支持者は１０％ほどいた。
安倍ちゃんも最悪１０％の基礎支持率は存在するわけだ。

それプラス創価学会が３％いる。

アホな新興宗教もバカに出来ない。こいつらのあらかたは、国家権力に媚びを売って利権をほしがっている。既得権に割り込もうというのだから、自民党が弱っている方が取り入り安いと思っているのである。
一見バカウヨ風でも組織っぽいのはみんな新興宗教の偽装と考えていいだろう。こいつらが２％。

資産家は自民党かというと案外そうでもない。実は共産党はそれこそ金持ちのボンボンが結構多いのである。でも安倍ちゃん支持は５％くらいいそうだ。

田舎の認知症３％。社会の状況を理解できないのだからどうしようもない。

単なるバカも３％。

民主党や共産党からのお流れ３％。勿論、安倍にバカやってもらった方が都合がいいから、「もう少し居座ってむちゃくちゃしてくれ」という願望である。

どうです２９％になったでしょう。
えっ、「ひどいこじつけじゃないか」ですって？
そんなことはありませんよ。世の中こんなモンです。

首相辞任論、続投上回る 内閣支持２９％で低迷

　共同通信社は３０、３１の両日、参院選の結果を受けて全国緊急電話世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は２９・０％と６月初めの前回調査から６・８ポイント下落、不支持は５９・０％と１０・３ポイント増加した。安倍晋三首相（自民党総裁）は「辞任すべきだ」との回答が４９・５％で、「続けるべきだ」とした４３・７％を５・８ポイント上回った。

　参院選での自民党惨敗後も引き続き政権を担うと表明した安倍首相に対し、辞任を求める声が回答の半数近くに上ったことは、世論の風当たりの強さが表れたものだ。

　内閣支持率も低迷しており、参院選公示後の１４、１５両日行った電話世論調査（第４回トレンド調査）の２８・１％を除けば、一連の世論調査で最も低くなった。