真相世界(The truth world)

201004北朝鮮強制収容所 死んだ息子の肉を喰らう母親


お断りしておくが朝鮮日報の記事なのでどこまで本当か判らない。多くの朝鮮紙同様、ニュースソースが信頼できないし、捏造がお家芸の国風のある。
北朝鮮は敵国なので、相手を貶める目的の曲解も充分考慮できるが、他国からの情報と照らし合わせても、この記事に該当する事実はある程度存在したのではないかと推定される。

脱北者:「石以外はすべて口にした」

今回朝鮮日報の取材に応じたのは脱北者で、強制収容所に収容されていた人物である。

ここで紹介されているのはその内部の様子である。

2000年から02年まで耀徳収容所にいたキム・グァンイル氏は韓国の聖書を所持していたためにスパイと認定され逮捕された。
収容所内には農園があり、収容者はそこで強制労働させられていたが、配給が少ないので種籾を食べる者もいた。職員がそれを防止するため種に農薬を撒いたが、それでも食べる者がいて大勢死亡した。キム氏は収容されていた期間に250人と知り合ったが、そのうち80人が餓死や公開処刑等で死亡した。

女性の脱北者の一人で連座制で13歳のときに价川政治犯収容所に連行され、28年間収容されていたというキム・ヘスクさんは、「飢えのあまり、病死した息子の肉を食べる女性を目撃した」と語った。

北朝鮮みたいな国は地球上に存在してはならないのだが、現実に国家として体裁をなしているのは、それを必要としている需要があるからだ。

日本でも暴力団が存在しているのは、需要があるからに他ならない。北朝鮮は国家的な暴力団と見て間違いない。日本の暴力団も政治家や企業と裏で結びついているが、北朝鮮も同様でアメリカと裏で繋がっている。というよりはアメリカが北朝鮮をコントロールしているのである。

勘ぐれば今回北朝鮮の情報を暴露した脱北者もまた「2重スパイ」である可能性が考えられる。

実際に北朝鮮の内情は酷いものだろうが、意図的にそれに尾ひれを付けた情報をたれ流す場合もある。北朝鮮は「ならず者国家」として存在意義があるので、この手の告発は一見国益に反するようでいて、そうでもないのである。悪い印象を与えればそれだけシノギに繋がるのは暴力団の営業と同質である。

記事では03年と05年の2回脱北した罪で价川女子教化所に収容されていた女性の談話が載せられていたが、その話は内容とは裏腹に一貫性に欠ける面もある。
収容所の内部は悲惨なようだが、「収容所を出るのは実に簡単」という理屈になる。脱北者の数があまりにも多いから短期間で釈放されるのだろうか?



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