「Windows 7」をご存知だろうか?
「何じゃい、そりゃあ?」という御仁にはどうでもいい話である。
Vistaの評判があまりにも悪く売れ行きがさっぱりなので、慌てたMSが急遽開発に踏みきった新バージョンのOSである。
開発時期の短さから考えて、実態はVistaのSP版にすぎないだろう。「Windows 7」とは名称からしてとってつけたようないい加減な代物である。
ベータ版は別名「地雷版」とか「人柱版」とか呼ばれており、うっかりダウンロードするとバグのためにコンピュータがオシャカになるリスクが高いのだが、「Windows 7」に関して言えば、中身がほとんどVISTAなので、その心配は無用である。
Windows 7ベータの一般配布が2月12日で終了へ - 希望者はお急ぎを
≪Windows 7 ベータ版を試したいがまだ入手していないという方がいたら、すぐにダウンロードしたほうがいい。米Microsoftは1月23日(現地時間)、Windows 7 ベータ版の一般提供を間もなく終了する予定だと発表した。同社Windows CommunicationsマネージャのBrandon LeBlanc氏がWindows 7 Team Blogの中で、2月12日(現地時間)をもって一般向けのダウンロードを停止すると述べている。≫
ダウンロードで配布しているのはISO版である。
「ISO版、何じゃい?」という御仁は手を出さない方がいいだろう。一応ベータ版である。最低のコンピュータ知識は必要だ。
Windows 7 ベータ版のインストール
≪ベータ版プログラムは、2009 年 8 月 1 日に機能を停止します。それ以降も PC の使用を続ける場合は、有効期限日までに Windows の以前のバージョンを再インストールするか、それ以降にリリースされた Windows 7 をご使用ください。ベータ版から、Windows 7 の最終的な製品バージョンへアップグレードすることはできません。≫
というわけで、使える期間は半年である。「半年でまたOSの入れ替えなんてやってられん」と面倒くさがる人はやる必要がないだろう。
新しもの好きで暇の人は試すのも一興である。最近はハードディスクが安いから、マルチブートにして「肥やし」にするつもりならどうということもないだろう。
仕事の都合で半年も使えれば充分という人はOSの入っていない安パソコンを買って、これをぶち込んでおくのも手である。
海賊版を使って肩身の狭い思いをしている人も使いたいだろうが、認証でチェックされる。頑張れば使えないことはないだろうが、MSから何をされるか一応覚悟しておいた方がいいだろう。
で、肝心の性能であるが、「VISTAと変わり映えしない」という厳しい意見がある一方、「少しは軽くなった」「互換性が少しは向上したような気もする」という前向きの意見も見られる。
「重い」「互換性が全く駄目」という悪評をかわすために開発されたのだから、当たり前と言えばそれまでだが…。
能書きはケッコウ、さっさとダウンロードさせろという人はここにアクセスしてください。
Windows 7 ベータ版ダウンロード
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